HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

「とんぼのめがね」のくり返し方

2013年01月24日 | レッスン日記(小中高生)
Hちゃん(年中):
「ピアノひけるよ!ジュニア1」の、「とんぼのめがね」が宿題でした。
左手のソから右手のソまで、1オクターブの範囲の音を使い、音域の広い歌を弾く練習です。
もう、音と指、音符の関係は覚えたので、あとは何度も繰り返し弾いて、流暢(りゅうちょう)に、リズミカルに弾けるといいのですが。
先週はおうちの都合でお休みだったので、しばらくぶりのレッスン。
それでも、音符や指番号はちゃんと覚えています。
「Hちゃん・・・弾くときに、指をぜんぶしまっちゃうと、次の音を弾くときに困っちゃうよ。指は全部、鍵盤の上に出しておこうね」
先生が言いました。
いつの間にか、Hちゃんは、たとえばレの音を弾くときは「この指とまれ」みたいにひとさし指1本だけ、とかミの音を弾くときは中指1本だけ、とか出して、ほかの指を全部、丸めこんでしまうようになっていたのです。
「うん」
素直にうなずいたHちゃんは、左手をソラシド、右手をドレミファソ、とひとつひとつの鍵盤にのせました。
「こうやっておこう」
「そうそう、それがいいよ(ホッ)」
すると次に、Hちゃんは
「ファはつかわない」
とつぶやいて、きれいに並べた右手の指の中の、4の指だけ折り曲げて、「グヮシ!」みたいな形にしたので、
「使わなくても、しまわなくていいんだよ。全部出しておいて」と言いながら、先生は内心 非常になごみました。
(みんな、グヮシ!なんて知らないよね。昔々のマンガ『まことちゃん』のギャグ・・・)
また、Hちゃんの鋭い観察力(?)にも感心しました。
確かに、「とんぼのめがね」は「ファ(この場合はト長調なので第7音)のいらない、『ヨナ抜き』の音階で作られた『日本の歌』」なのでした!

さて、これをくり返し弾かせるには?
「『とんぼのめがね』って、3番まで歌があるよね。だから、3番まで、弾こうか」
「うん、いいよ」
こうして、ピアノには何の変化もない1番、2番、3番を続けて弾き、反復練習をすることができます。
実際には、今日はHちゃんは2番まで集中することで疲れてしまい、「これでいいよ」となったのですが。

次の曲は「赤い河の谷間」で、この曲は一気に難しい上、小さい子どもたちにはなじみのないアメリカ民謡なので、これまでほとんどの子は飛ばしてきた曲でした。
ところがHちゃんは、「サボテンの歌、しってるからやってくる」と言うのです。
ほんとにこの曲を知ってるのか、弾いてみてあげたのですが、「だいじょうぶ」と力強い返事です。
じゃあ、やってきて!ということになりました。
弾ければ、ヒバリ教室最年少での「Red River Valley(赤い河の谷間)」クリア記録となります。
Hちゃん、がんばれ!

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