ひよの山くん(4歳):
おにいちゃんのジェリーくんがピアノをやってるのを見て、「ボクもやる!」と入門。
意気揚々と通い始めました。
まだ、ピアノのレッスンがどんなもんかって、わかってないんだろうなぁ、というみんなの心配が 杞憂(きゆう)というか的中というか、とにかくご本人は大変楽しんで、大満足なレッスン時間を過ごしています。
今日は、まずリズム楽器をやろうかな、と思うまもなく、彼が手に取ったのは、アクリル製の小さなビーズを あっちやこっちへ移す「パズルおもちゃ」です。
本体の動かし方によって、中のビーズがキラキラと渦を巻いたり 別のパーツへ転がり込んだりする様子を楽しんで、何度も色々試しているので、先生がそれに合わせてピアノで効果音を弾き始めました。
和音を弾いたり、うねるようなアルペジオを弾いたりしてビーズの動きの「伴奏」をしていると、いつしかひよの山くんの方からも、ビーズの音をピアノに合わせ始めました。
チャッ、チャッ、チャチャチャ!とリズムをそろえて、ピアノとビーズのセッションが始まります。
大きな音、小さな音、高い音、低い音。
そのうち音楽は興に乗り、リズムもどんどん変化して大迫力。
ひよの山くんは声を上げて笑いながら、力いっぱいビーズを振ります。
最後は二人一緒に、力の続く限りの大トレモロでしめくくり、続いてひよの山くんは、この即興リズムをピアノの鍵盤でやり始めました。
最初は手の平で鍵盤を叩いていたのですが、そのうち指を丸くして、指先で「ピアノっぽい演奏」を始めたのは驚きだ。
なかなかいいフォーム、いい旋律です。
ピアノが終わったら,今度はカラフルなメロディーベルを鳴らし始めたので,
「『これがド』だよ」と、先生が赤いベルを置きました。「つぎは『レ』」とオレンジのベル。
ひよの山くんは、一つ一つベルを鳴らして音を確かめ、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド、と8つのベルを並べました。そして急に思いついたようにピアノの前に行き、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド、と鍵盤を弾きました。
「ドレミファソラシド、、って弾けたね!」と言ったら、今度は一番低音から順々に、端から端まで「ドレミファソラシド」を鳴らしていきました。
今日は大収穫!ですが、この辺で集中時間がリミットになったか、偶然ソファーの向こうに落としたビーズおもちゃを 指し棒で拾い上げることに夢中になってしまいました。
ここでおにいちゃんのジェリーくんとママが登場。
ジェリーくんが交代してレッスンしている間、ソファーでママに絵本を読んでもらって過ごしました。
有意義な1時間だったと思います
HP HIBARIピアノ教室
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