駒場のカフェ・アンサンブルさん「みんなの音楽会」に、CHIHIROさんとのユニットで(またまた)参加しました。
今回はカスタネット&ピアノでなく、クロタル(英語では『フィンガーシンバル』、トルコ語で『ZILL(ジル)』)とピアノでのコラボです。
曲は、ロシアの作曲家リムスキー・コルサコフ(1844~1908)のオペラ「サトコ」から、最もポピュラーなアリア「インドの歌」を演奏しました。
「サトコ」は、海の幻想的な物語をテーマにしたオペラです。
その第4景、港の場面。
各国の商人たちが群がる中から インドの商人が進み出て歌います。
「私の故郷のインドは宝の国。ダイヤモンドの洞窟や真珠の浜辺にあふれ、海辺には不死鳥が舞い、その声を聞けば地上のことはすべて忘れてしまいます」
オリエンタルなエキゾチシズムにあふれ、ゆらゆらとした不思議な魅力のある曲、「インドの歌」。
夏らしく、ゆったりと神秘的なこの曲を、クロタルとピアノで演奏したら、きっと涼しげですてきだよね!
今しかできないもんね!
と、ノリのいい(お調子もんの)二人はたちまち意気投合して、今回のエントリーとなったのでした。
話はそれますが、うちら二人が ひょんなハズミで一緒に演奏し始めたのは 去年のクリスマスコンサートがきっかけでした。
たまたま近場のコンサートや 生徒の発表会などが1ヶ月置きくらいに続いてきたので、 その都度出し物を考えてはコラボレーションし、冬・春・夏と 3つの季節を通ってきました。
でもまだ、はっきりとした「ユニット」として固まっているわけではなく、面白がりの二人が毎回、あれこれと思いついては「一回こっきり」のスタンスで演奏している段階、まさに「一期一会」なのです。
打ち合わせなどする度に「一期一会だからね」というのがキーワードのようになっている我ら、
「いっそ『苺(いちご)の会』って名前つけちゃおか ストロベリー・フィールド、フォーエバー・・・」などといっております。
さて、毎回コンサートで1曲演奏する度に、その日の曲に合わせて衣装とポイントカラーを揃えるわたしたち。
本日は 大人っぽくエキゾチックなイメージで、「紫」にしました。
二人とも紫のストールでシックに決め、CHIHIROさんはカフェ・アンサンブルのコンサートでは初めて、ちゃんとフルレングスの、紫のスパニッシュダンス衣装を着けたのです。
それなのに、今日に限って写真を撮るのを忘れてしまいました
帰りの電車で別れたとたんに そのことに気がついたヒバリは、ソッコー「失敗!写真忘れた」とメールしました。
すぐにCHIHIROさんからレスが来ました。
「私も今気づきました イチゴの会だから、仕方ないですね」 じゃんじゃん♪
追記その1:いちばん上の「写真」は、その後ヒバリが、「そうだ、ドラえもんのポケットにアレが入ってるじゃん!」と思い出して“撮影”したものです。
『時間差カメラ~』 \(^□^)/
追記その2:2番目の写真(演奏スナップ)は、今日(9/1)、アンママさん(アンサンブルのママさん)が送ってくれました。
ヒバリの「時間差カメラ」と 写り具合はどう?