HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Rくん、レッスンの「シメ」は『ビッグ・ベンのかね』

2020年08月31日 | レッスン日記(幼児)

Rくん(年長):

「こどもの歌で楽しいレッスン うたえる!ひける!ピアノ曲集1 - ヒバリ教室ピアノ日記♪

を使って楽しくレッスンしています。

「今日弾くのはね、これだよ!」と、自分でお気に入りの「アルプスいちまんじゃく」のページを開きます。

「えーっと、この曲で使うのは…」と、楽譜をジッと見つめ、

「左手は…ソ、と それからシソ…だから、この2つだ。右手は…ドからファまで使うね。」

と、この曲を弾くために必要な音を確かめ、両手の指をひとつひとつ、該当の鍵盤に置いて、それから弾き始めます。

キリッと楽譜を見据える目、そして考え深い分析。

文面で見ると、まるで大きい少年のよう。

「えーっと、この曲で使(ちゅか)うのはぁ〜」という、実際のセリフとのギャップがツボです(笑)

彼の名誉のため、このことは秘密です。

しかしRくん、ほんとに上手になりましたよ。

「アルプスいちまんじゃく」も「ゆかいなまきば」も、タッチよくテンポよく、生き生きと弾けるようになっています。

そしてレッスンの最後に弾くのは、一番大好きな「ビッグ・ベンのかね」。

精いっぱい足を伸ばしてペダルを踏みながら 

キ〜ン コ〜ン カ〜ン コ〜ン…

と弾く音色は、しみじみと心地よく響きます。

「パパがお迎えに来たら、聴いてもらう」と言っていて、その通りにしました🎵

バイバイ、また来週ね。


ヒバリ図書館

2020年08月31日 | レッスン日記(小中高生)

ヒバリ教室のレッスン室には本がいっぱいあります。

音楽関係の本はもちろんなんですが、その他の芸術関係、一般書、洋書、図鑑、そして一番充実しているのが児童書、絵本、マンガです。

これは子どもたちのためじゃなく、ヒバリ先生が自分の好みで自分のために集めた本なのです。

コロナのための自粛期間でみんなの学校が長期のお休みになっていた時に、せめて少しでも楽しめるようにと「ヒバリ図書館」という名で、生徒のみんなへの貸し出しをしたのがはじまりです。

コロナ自粛が終わった今も「図書館」はずっと続いていて、みんなレッスンの前後に本を読んだり、帰りに借りて行ったりしています。

初め「借りる人は、本のタイトルと自分の名前と日付を書いてってね」と紙を置いてたのですが、そのうちみんなが、ちゃんと線を引いて区切った「本の貸し出し表」を作ってくれるようになりました。

みんなが書き込んで「貸し出し表」がいっぱいになると、また誰かが次のを作ってくれて、つぎ足していきます。

今では、「貸し出し表」3冊がぎっしり埋まってきています。

大人もOKなので、借りていくママもいます。

どの本もヒバリ先生厳選のおすすめ本なので、みんなにもたくさん読んでいただきたいです🎵


Tくん・「サインポール」と「しおり」ありがとう🎵

2020年08月30日 | レッスン日記(小中高生)

Tくん(小2):

Oちゃんのレッスンが終わり、先生とママたちがご挨拶してる間に、Oちゃんと従姉妹のTちゃんは、キャッキャとはしゃぎながらどんどん玄関の方へ出て行ってしまいました。

大人同士のご挨拶が済んで、みんなが玄関の方へ行ったら、先に行った子どもたちがトイレの陰に潜んでいて「わっ\(^o^)/」と飛び出してきた…と思ったら

なんだー、Tくんじゃん!

「いつの間に来てたのさ〜 ずーっと潜んでたの?」

「そう。あはは〜 (^□^)

まったくもう〜、あきれたね。

「ほらっ、これ。前に言ってたやつ、作ってきたよ。」

Tくんが渡してくれたのは、玄関に置くサインポールです。

トップには風車みたいな羽根がついて、その下に書いてある「ピアノ」「ドレミファソ」の文字と共に、風で回るようになってるそうです。

こんなご時世なので、玄関に消毒アルコールを置いています。

いつのまにか生徒の誰かが(多分、保育園生のMちゃんあたり) レッスン室から お気に入りのクマさんをそうっと連れ出して、玄関にちょこんと座らせていたので、それを見た先生が「しょうどくしてね」のプレートを持たせました。

そしたら、さらにそれを見たTくんが、そこに加えるようにとサインポールを作ってくれたのです。

「それから、これも」

Tくんは紙を切ってつくったしおりもたくさん作ってくれていました。

「本の貸し出しする時に、みんながどこまで読んだか使えるように」と、カラフルなシールを貼って、色とりどりのワイヤータイをつけてくれてます。

ちなみに、しおりの写真で、後ろに見えている小さな「シール入れBOX」と、その中に見えている「どーもくんシール」も、Tくんからの寄付です。

Tくん、ありがとね!

教室の設備がすごーく充実したよ!

 

 


Oちゃん「はしのうえで」オリジナルアレンジで🎵

2020年08月30日 | レッスン日記(幼児)

Oちゃん(年長)

ブログ初登場です。

Oちゃんのおうちは遠いのですが、おじいちゃんのお家がヒバリ教室の近くなので、6月の終わりごろから、月に2回、車でおじいちゃんのお家に来た時にレッスンに来ることになりました。  

今日はママの他に、従姉妹のTちゃんとTちゃんのママもOちゃんのレッスンを見に来たので、ちょっと緊張ぎみかも?

Oちゃんは「よいこのピアノ」やワークブックも大好きで 次々と進んでいますが、一番初めの頃にやった「はしのうえで」の歌が特にお気に入りです。

習ったのは「ドドド」「レレレ」だけなんだけど、歌の部分も全部弾きたいな、とがんばっていたので、先生が、右手で全部メロディーが弾けるようにアレンジしてあげました。 

今日も「これ弾いてきた」と、楽しそうに「はしのうえで」を弾いています。

余裕がありそうなので「左手も使ってみる?」と誘ってみました。  

すると、Oちゃんは自分で考えて、真ん中のドの音に両手の1の指(親指)を置き、右手で弾くメロディーに合わせて左手も対称的に同じ指を動かして弾き始めました。うわー、おもしろい弾き方だね!

Oちゃんが「これじゃヘン?」と言うように先生の顔を見たので「いいよいいよ!それでいいんだよ」と力づけ、Oちゃんは最後までがんばって弾きました。

予想以上におもしろいハーモニーとなり、メロディーアレンジも加わったOちゃんの「オリジナルはしのうえで」ができあがりました。

Oちゃん、これからどんな風に伸びていくか楽しみです。


JKトリオ、シング・シング・シング初合わせ

2020年08月29日 | レッスン日記(小中高生)

Sちゃん(高2)Nちゃん(高1)Mちゃん(高1)JKトリオ。

まだみんながJCだった頃から、毎年発表会でユニットを組んで演奏しています。

今年の曲は「シング・シング・シング」に決めました。

ジャズの定番曲で、CMとかにもたくさん使われてるし、映画「スイングガールズ」でJKたちの吹奏楽部が演奏したのをご存知の方もいらっしゃるでしょう。

今日は8月最後の土曜日。

普段はそれぞれの時間にレッスンしている三人ですが、この日なら来れると言うので、特別に時間を合わせて、30分間ほど「初・音合わせ」してみようということになったのです。

レッスン室に、ピアノの他 コンサートの時に使うキーボードを2台並べて、去年のクリスマス発表会以来1年振りのセッションです。

担当は去年と同じ、Mちゃんがリードメロディーのキーボード、Sちゃんがコード伴奏とバッキングを受け持つキーボード、そしてNちゃんがピアノです。

「じゃやってみよう。初めてだから、テンポ少し遅めにするね。まずSちゃんが、リズムだけ8小節入って、それからNちゃんのベース、そのあと全員のユニゾンでピックアップを弾いたら、コード伴奏とメロディーが始まるよ。とりあえずアドリブ前まででいいよ」

「はい!」

これだけの支持で、全員一発で「シング・シング・シング」のセッションがビシッと決まった!すごいね。

何年か前に彼女たちがセッションやり始めた頃は、最初の音合わせなんて合わなくて当たり前だった

あっちの楽器、こっちのパート、いちいち先生が手助けしたり説明したりやり直したり、そうやってだんだん曲になっていくのが常だったのに

楽譜を渡しといただけで、一発で合わせてくれるようになってたなんて。

しかも、このユニットの楽譜は、各自のメロディーとコードネーム、ポイント的なフレーズなどが簡単に書いてあるだけ。

長年ヒバリ教室で「書いてない楽譜」を弾かされてきた三人、もうすっかり「行間を読む楽譜()」にも慣れ、さっさとノリ良く弾くまでに育ってくれました。

もう名実ともに「ヒバリ教室のトップ3(スリー)」だね。

今日の合わせは、冒頭のテーマ部分まで。

次回は続きから合わせていきましょう。


クシコスポストは指の長い子の特権!

2020年08月28日 | レッスン日記(小中高生)

Lちゃん(小5)

先週、「発表会で弾く曲」に「クシコスポスト」を選んでいました。

「去年はクラシック(乙女の祈り)だったから、今年はクラシックじゃないのがいい。1年おきにクラシックと交代交代にしたい」と言っていたLちゃんなのですが、よく聞いてみると、Lちゃんの言うクラシックとは、ゆったり&キラキラとしたエレガントな曲、という意味だったことがわかりました。

「クラシックって、昔の曲のことだよ?」

「えっ、そうなの?!」

「クラシックでも速い曲ってあるんだよ。ほら、この本のなかのこんなのとかどう?」

と先生が弾いてあげたのが、Lちゃんの持ってる

楽譜「ピアノピースギャラリー・エリーゼのために」 - ヒバリ教室ピアノ日記♪

の中の「クシコスポスト」。運動会で必ずといっていいほどかかっている、スピード感あふれる曲です。

「うわあ」Lちゃんはびっくりして聞いていましたが、去年弾いた「乙女の祈り」といい「クシコスポスト」といい、オクターブの連続なので、指の長い子ならではの特権曲なのです。

手の小さい子には、どんなに逆立ちしたって弾けない、だけどかっこいい、これらの曲。

そしてLちゃんは、みんながうらやむほど指が長い!

初中級レベルの小学生の今、まさにこの曲を弾く、旬の時だよ。弾こうよ!

というわけで、先週、最初の方をやってきてみてね、と宿題にしたのでした。

そして今日。どうかな?

Lちゃんが弾くのを聞いてみてびっくり。

なんと冒頭部分、本物の運動会みたいにすごいスピードで弾けてる!

「速っ!すごい。ねっ、意外と簡単だったでしょ?」

「はい、けっこう簡単かも

「そうでしょそうでしょ。ほら、伴奏だってコードこれだけだし。」

先生は、どれだけこの曲が簡単で弾きやすいかをアピールし、Lちゃんの勇気をかき立てます。

装飾音符をきれいに弾けるようにレッスンし、来週までに1ページ目を仕上げてくるようにしました。

ほうら、やっぱりね。

Lちゃん、絶対上手に弾けるよ。

この曲に決めてよかったです。(^_^)v


Rちゃんいい所いっぱいあるんだよ

2020年08月28日 | レッスン日記(小中高生)

Rちゃん(小4)

曲集の中から「これがいい」と言って、「となりのトトロ」をレッスンしています。

一人での練習が苦手でなかなか進まないのですが、一緒にレッスンすると、タッチは強く手や指のフォームもきれいで、毎週、弾くたびに生き生きした曲になっていきます。

「バーナムはいやだ。難しいもん」と言うのを「難しくないよ。ほら、見て」と誘い、一緒に練習すると、ちゃんと弾けるし、とても力強い、いい音なのです。

そして、私が「このくらい弾けてればいいか」と判断して先へ進もうと思っても「もう一回弾くね?!」「もう一回!」と、納得いくまで何度も弾いています。

Rちゃん、音はきれいだし、妥協しないし、良い所がいっぱいあるのに、自分では気づいてないんだと思います。

クリスマス発表会では、Rちゃんの良さがいっぱい引き出せるような曲を計画中です。

それはまた次回に。


ドクターの音色の秘密は🎵

2020年08月27日 | レッスン日記(大人)

 

ドクター(大人)

ベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」の第二楽章を練習しています。

クリスマス発表会のために練習しているのですが、8月の時点でもう暗譜で仕上がってる。すごいですね!

もう一つすごいのは、ドクターのピアノの音色がレッスンのたびにきれいになっていること。

特に、何ヶ月も弾き込んでいる前半部分は、たっぷりとした重みのある、しかも柔らかな音色で、ドクターのお人柄が伝わってくるような響きです。

この美しい音の秘密は、ドクターが音を完全に覚え、自信を持って弾いているからですね。

安心して重心をかけて弾けるので、その結果重みのある音が出せているのです。

その反対に、「この音で合ってるかな」とこわごわ弾いている所は音が軽い。ちょうど薄い氷の上を、割れないかとビクビクしながら歩いているみたいな。

重みのある音って、つまりは「脱力できた音」ということ。

脱力できてるかできてないかで、こんなにも音が違う。

練習し始めたばかりの「脱力できてない音」を録音しておけばよかったなー、そうすれば今の音との違いが歴然だったのになーと思わず考えてしまうほどの、ドクターの音色の変化でした!


サー・デュークのイントロ

2020年08月27日 | 弾き語り

さん(メンズ):

「弾き語り希望」とのことでピアノを始めて、1年ちょっとです。

今、練習しているのは「サー・デューク」。

'70年代、スティービー・ワンダーの大ヒット曲で、今ではスタンダードナンバー化している名曲です🎵

ファンキーなメロディーもリズムもごきげん、歌詞(もちろん英語)もごきげん、ピアノコードも明快と、三拍子揃った嬉しい曲なのですが、ただ一つ、大きなハードルが。

それは、独特なイントロとエンディングです。

コレなくしてはサー・デュークが成り立たない、というくらいの強烈なインパクトを持ったイントロ&エンディング。

オリジナルはブラスアンサンブルのユニゾンですが、Kさんはピアノ弾き語りなので、当然ピアノで弾かなければなりません。

ヒバリ先生ならば初心者のKさんに選びはしないよ、という曲ですが、Kさんが自分で曲集の中から選んできたんだからしょうがない。

おまけにこの曲、クリスマス発表会に弾こうよ、ということにしたので、四苦八苦して このインスト部分の練習に励む羽目に

それでも、Kさんはがんばってイントロをマスターし、エンディングも半分くらいクリアして、あとはエンディングの残り半分をマスターするばかりになりました。

あと、もう一息です。

がんばろう!

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楽譜「ピアノピースギャラリー・エリーゼのために」

2020年08月27日 | おすすめ楽譜・アイテム

 

ピアノピースギャラリー」というシリーズの第1巻。

「エリーゼのために」「乙女の祈り」など、初中級くらいの発表会定番曲が12曲収録されています。

この「ピアノピースギャラリー」シリーズは、ほぼ同レベルの曲が集めてあったり、同じコンセプトの曲が集めてあったりと、学習者が目的に沿って使用するのにとても便利。お薦めです。

お薦めポイントはいくつかあります。

  1. コンセプトがしぼられている
  2. 本が薄い(厚さ5ミリくらい)
  3. 価格が安い
  4. 内容が充実

分厚くて高価な名曲全集を生徒さんに買っていただくのは気が引けますが(全部の曲は絶対弾かないし、弾くとしても上級レベルの曲を弾けるようになるまでには何年もかかるので、本もやる気も色褪せるその点この本なら、今の自分の目的に合った1冊をピンポイントで購入でき、無駄な曲が出にくい。

何年も保存して古びた名曲全集1冊より、その時その時でレベルや目的に合ったきれいな本を手にする方が、生徒さんも嬉しく、やる気も高まるのではないでしょうか。

価格も安いので、買っていただくのにそこまで気が引けません。

何しろ1曲ずつの「ピース楽譜」(550)とあまり変わらないほどの価格(880)で、曲数は12倍。大変お買い得です。

薄くて使いやすいにもかかわらず譜面はゆとりがあって見やすく、内容的にも安心できる解釈です。

ギャラリーというだけあって、各巻の表紙に配された名画も優雅でイメージを高めてくれます。(ちなみに、この第1巻「エリーゼのために」の表紙は、クロード・モネの「舟遊び」)

生徒さんへのライブラリーに、ぜひお薦めします。

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エリーゼのために、弾きます

2020年08月27日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小5)

ピアノを習って3年。

今年の発表会では「エリーゼのために」を弾くことになりました。

誰もが知っている、あの切ないメロディー。

ピアノを弾く人なら、一度は弾いてみたい憧れの曲。 

いつも誰かが発表会で弾いていて、「いつか自分もひいてみたいなあ」とみんなの目がハートになる「永遠のスタンダードナンバー」です。

「では、『エリーゼのために』、今年はMなのですね?!」

後からのママのLINEです。

そうです、Mちゃんです!!

「エリーゼのために」は、お姉ちゃんの大Mちゃんも何年か前にヒバリ教室の発表会で弾いたし、ママも子どもの頃に発表会で弾いたそうです。

そんなご家族の思い入れのある「エリーゼのために」。いよいよ末っ子のMちゃんにバトンが渡されますね。

「エリーゼ」の楽譜は、前に大Mちゃんが発表会で弾いた時のピアノピースがお家にあるとのことでしたが、書き込みとかもありますし、やっぱり自分だけの楽譜を持つのがいいと思ったので、新しいピカピカの曲集をあげました。

ピカピカの本をあげた日、Mちゃんはもう一つピカピカを

新しい、自分用の自転車です!

「今までは大Mちゃんのお古に乗ってたんだけどね、新しいの買ってもらったの」

「へ〜、すごいね。どれどれ、見せて」

Mちゃんが帰る時、一緒に外へ出て、新しい自転車を見せてもらいました。

26インチなの!」

大人用の立派な自転車の横に誇らしげに立ったMちゃんの写真を撮りました。

自分だけの楽譜、自分だけの自転車。

「二番手」じゃない、「独立した個人のワタシ」なのです。

それに、ヒバリ教室では、小学生の中で最高学年のお姉さん。

Mちゃん、力いっぱい自分の個性を伸ばしてほしいです。

がんばれ!


たなばたさまの歌 5匹のたんざく

2020年08月27日 | 思いこみMUSIC

もう何年も前、保育園生だったMちゃんとNちゃんが声を揃えて歌ってくれた「たなばたさま」、その2番です。


🎵5匹のたーんざくー

  私が書いたー


そうか。たんざくは5匹いたんだしかし二人は一体、5匹の「たんざく」は何者だと思っていたんだろう

正しい歌詞は『五色(ごしき)の短冊』)


先日のKちゃんの「アルパカ一万尺」で、この歌のことを思い出しました。小さい人は、たとえ意味不明な歌詞でも、元気に自分なりの解釈で歌ってくれるもんですよね。

今では花のJKとなっているMちゃんNちゃんの 幼い頃の思い出です。


ミは緑のミ🎵

2020年08月26日 | レッスン日記(幼児)

 

今日は、保育園生のMちゃん(年長)とKちゃん(年長)が来る日です。

二人とも同じ保育園の仲良し。

ピアノに入ったのも、仲良し同士 相次いでの入門でした。

本当は、こんな仲良しの二人だから、一緒にレッスンしたり合奏したりできたら楽しいんだけど

でも今はこんなコロナ禍の時。残念だけど一人ずつ交代にレッスン時間を決めています。

さて、「よいこのピアノ」をやっているMちゃん、もう両手とも5本の指をほとんど全部使って弾くまでになってきました。

練習曲を弾き始める前には、その都度 鍵盤の上に「ド、レ、ミ、ファ、ソ」と指を乗せて準備してから弾いているのですが、どうも「3の指(中指)」が、小さいMちゃんには使いづらいようです。

ミの音は3の指で弾くことになっているんですが、ソファミ、とか続けて弾くと、ついほかの指を使ってしまいます。

そこで、先生が鍵盤のミの音に、ミの印、みどり色のシールを貼って、同じシールをMちゃんの右手の中指にも貼ってあげました。

「ほら、同じ緑と緑だよ。ミを弾くとき、この色とこの色が合うようにね」

緑の指輪を着けたようになった指を見て、Mちゃんは「ウフ🎵」と嬉しそうです。

シールを貼った指で弾いてみたら… よしっ、ミの音もちゃんと弾けました!

Mちゃんのレッスンが終わって、Kちゃんと交代です。

そしたら、あれ? Kちゃんもやっぱり、3の指ミの音が弾きづらいみたい?

さっきのMちゃんと同じように、Kちゃんも、鍵盤と指に緑のシールを貼ってあげて、間違えずに気をつけて弾けるようになりました。

3の指って、いちばん長くて強くて、一見使い易そうな気がするけど、実は独立して動かすのが難しい指なんだな、と改めて思いました。

小さいうちからの訓練によって、どの指も自由に使いこなせるようになっていく。

MちゃんKちゃん、今は その第一歩だね。


リズムノリノリRくん

2020年08月25日 | レッスン日記(幼児)

 

Rくん(年長)

今年の3月からヒバリ教室に仲間入りしました。 

入門当時はちょっぴりシャイな印象でしたが、それからレッスンに来るたびに気遅れが抜けていき、今ではよく笑い、伸び伸びとリラックスしてレッスンを楽しんでいます。

楽譜を真剣に読んで、どちらかというと理詰めにきちんと弾いていくのは、なるほど、小さくても「男の子」の頭の使い方だなんなーと、ちょっと感心です。

新しい曲の時など「右手だけでもいいよ?」と先生から言われても「ダメ!両手で弾くの!」とがんばって弾いています。根性ある。

努力の甲斐あって「よいこのピアノ1」をめでたく修了し、「うたえる!ひける!ピアノ曲集1」に入りました。

この本は、ほとんど知ってる歌ばかり。

ピアノに入っていちばん最初に習った「ゆかいなまきば」、「ドドド」しか弾いていなかったその曲が、新しい本に入った今では全曲ちゃんと弾けるのです。

それが嬉しくて、何度も何度も弾いています。マルがついても、次の週も、また次の週も弾いてる

先生が隣で合わせてあげる伴奏にもすっかり慣れ、たまに先生が弾かないでいると「はやく!伴奏弾いて!」と、身体でノリノリリズムをとりながら誘います。

伴奏を楽しめるのは音楽性が高い証拠。

ピアノを始めてまだ5ヶ月、まだまだ未知数のRくんの音楽性が、どんどん花開いていくのが楽しみです。


合奏「美女と野獣」、パーカッションはCちゃん

2020年08月25日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

Cちゃん(小3) 

そろそろ発表会に弾く曲を準備し始める季節になりました。

去年も一緒に合奏したMちゃん(小5)、Lちゃん(小5)と三人で、今年はちょっとしっとりと大人っぽい合奏をやろうよ、との先生の提案で、今年は「美女と野獣」をやることに決めました。

三人とも「ディズニー曲集」で それぞれ経験している曲ですが、合奏となれば新たなアレンジで演奏することになります。

「Cちゃんには、鉄琴とその他打楽器を全部、やってもらおうと思うんだ」先生が言いました。リズム感や音感抜群のCちゃんには、パーカッショニストの役がぴったりだと思ってね。

「ふうん、いいよ。打楽器って?」

「いろいろ全部だよ」

「あの、シャララ〜ンっていうやつとかがいいな」

Cちゃんが言うのは「ウィンドチャイム」のことです。

「そう!それよ。あと、シンバルとかね」

「ジャーン!ってやるやつ?」

「この曲ではね、2枚合わせじゃなく1枚で使おうと思うんだ。ほら、いつもドラムの横に立ってるのあるでしょ」

「わかった!ダダダダ〜ッてやるやつね?」

「そうそう!\(^o^)/」

「トライアングルも使ったらいいよね\(^o^)/」

Cちゃんは「美女と野獣」の曲の雰囲気をすっかりつかんでいるようです。

「こんな感じだから。」

あらかじめ録音しておいた「練習用音源」に合わせて、先生が鉄琴パートを模範演奏してみました。

「やってみる?」

「うん!」

鉄琴のマレットを握ったCちゃんは、先生の指示を聞きながら、真剣に鉄琴パートを弾いていきました。

途中、曲の節目節目には、うーんと背伸びして、壁にかかっているウィンドチャイムも鳴らしていきます。ほとんど自分のセンスでタイミングをはかって。

「いいよね!こんな感じだから。また今度やろうね」

「うん!」

パーカッショニストCちゃん、大いに期待できそうです🎵

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