HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

8ビートのフィルイン🎵

2025年02月03日 | ドラム

ちくわちゃん(中2):

ピアノ、そしてドラムと 週に2回、レッスンに通っています。

今日はドラムレッスンの日。

ちくわちゃんがドラムを始めたいきさつは、彼女のピアノタッチのバネの良さやリスト(手首)のしなやかさなどにヒバリ先生が 注目して「ドラムやったら」と勧めたことによります。

現在、ちくわちゃんはヒバリ教室ジュニアクラスで唯一のドラマーなので、発表会やコンサートではがんばってもらいたいです。

今日は、8ビートのリズムで1拍ずつフィルインを増やしていくパターンを練習しました。

「もう8ビートは慣れたし、フィルインもできるんだから、好きな曲に合わせられるよ。家でも自分で知ってる曲とか乗りやすい曲を探して、イヤホンで聴きながらドラム合わせてみてごらん」

「うん、わかった」

好きな曲に合わせられたら、俄然(がぜん)楽しくなるよ!

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ひよの山くん、ピアノスタート🎵

2025年02月03日 | レッスン日記(幼児)

ひよの山くん(年長):

昨年12月からピアノを始めて、早や2ヶ月です。

実は、2年前 お兄ちゃんのジェリーくんがレッスンしているのを見て「ボクもやりたい!」と言ったんですが、その時 ひよの山くんはまだ幼稚園も行ってない小さい頃。

ちょっと試してみて、音楽で遊ぶのは楽しいけど、ピアノを弾いたり音符を習ったりするのは、もうちょっと先にしたら…?ということになり、ピアノスタートは保留となっていたのでした。

しかし今。

ひよの山くんはもう6歳です。

春になったら幼稚園を卒業して小学校に入り、お誕生日もすぐ来て7歳になるのです。

満を持して、いよいよひよの山くんのピアノレッスンが始まりました。

2年前にヒバリ教室で遊んだ時からは見違えるようなしっかりした少年に成長し、新しくもらった「ぴあのどりーむ」の本をどんどん弾いていきます。

「すごいね!もうこーんなにページが進んじゃったよ!」と先生に褒められて、ますます張り切っています。

五線譜のノートに、習った音符もきれいに書きます。

「この五線にね」と先生。

「ご先祖?」とひよの山くん。

「ご先祖はいないよ」と先生。

音符の丸い形から連想したか、丸顔のクマさんを音符に書き添えるひよの山くん。

多少の迷子や脱線はあれど、楽しくレッスンは進んでおります

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新しいメンバー🎵

2025年02月02日 | レッスン日記(小中高生)

今日、2月1日から、ヒバリ教室に新しい仲間が増えました。

チップちゃん(小3)とデールちゃん(年長)の姉妹です。

ピアノは前にも習っていたそうで、ヒバリ教室の近くにお引越ししてきたとのことで、今月から教室のメンバーになりました!

今日は初めてのレッスンの日。

最初に妹のデールちゃんが、元気いっぱいにやってきました。

「前にやってた本も持ってきたよ。これは幼稚園の歌の本」

「わあ、じゃどれか歌おうよ」

「あのね、これが歌いたい」

とデールちゃんが開いたのは「ビリーブ」のページです。

「いいね!歌おう🎵」

先生がピアノを弾いて、デールちゃんと声を合わせて歌います。

そのほかにも次々と声を張り上げて たくさんの歌を歌いました。

しばらくして、お姉ちゃんのチップちゃんも合流。

前のピアノ教室で習っていた曲集から「ブンブン小蜂」や「小鳥のさえずり」などを弾いて聴かせてくれました。

「ねえ、この前の曲弾きたい。バナナが食べきれないっていう歌」と催促がきて、先月 体験レッスンの時にあげた「バナナボートソング」の楽譜を出し、音符を見て「ドドド、ミミーミ、レ、レ、ドー」と弾きながら歌いました。

お次は「ヒガシマルうどんの歌」、これも真剣に音符を見ながら、それでも愉快な歌に大笑いしながら 二人揃って弾きました。

あっという間に時間が過ぎ、「まだ帰りたくないー」「また土曜日に来るね。明日がもう土曜日だったらいいのにー」「またねー」と名残りを惜しみながら、二人は帰っていきました。

これからずっと、毎週レッスンできるからね。

また来週、たくさんピアノを弾いたり歌ったりしましょう!

待ってるねー

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フレッシュボーイズコンビ🎵

2025年02月02日 | レッスン日記(小中高生)

カメですくん(小4)、そして、同級生のエースくん(小4)。

カメですくんが 夏休み中にヒバリ教室に入門し、ピアノレッスンが気に入ってくれたようで、夏休みが終わって2学期が始まった頃、仲良しのエースくんも誘ってくれたのです。

月に2回、一緒にレッスンしよう、ということになったんですが、二人が揃ってレッスンに来始めた10月というのは、ヒバリ教室はクリスマス発表会の準備真っ盛りの頃でした。

「全員参加」のコンセプトのヒバリ教室発表会なので、全く初心者の二人も たちまち発表会準備に巻き込まれ、オープニングのジングルベルロック、小学生合奏のブリン・バンバンボーン、みんなの合奏カルメン、フィナーレのハランベと たくさんの曲をみんなと一緒に演奏しました。

もちろんメインは自分の持ち曲なので、先生の伴奏で連弾ピアノデビューも果たしたのです。

ふぅ〜、大変だったねー

怒涛の発表会が済んで、年が明けてからはやっと音符やリズム譜を落ち着いて習い、先日、いよいよ楽譜テキストを渡しました。

そしたら二人とも熱心に楽譜に取り組み、次々とページをめくって 自分でどんどん曲を弾き進めているのでびっくりです。

さすが4年生だね!

二人一緒にピアノの前に並んで座り、先生の伴奏と合わせて三人で弾くこともありますし、一人ずつ交代に指導を受けたり、習ったことをエレクトーンで練習したりを 数分ずつ交代でローテーションして、タイパを上げたりもします。

この間までは カスタネットでリズム打ちを回すとか、カードを使っての音符やリズム練習とかに時間をかけていましたが,テキストをもらってからは、大分ピアノメインになってきました。

これからの進歩が楽しみなボーイズコンビです

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ご無沙汰してました💦

2025年02月01日 | 下北沢いろいろ



今日から2月!

下北沢の街は「節分・豆まき」イベントで賑わってますよー!

新しい春の始まりですね

ところで,ブログの方はすっかり滞(とどこお)ってしまいました(またしても💦)

なんと昨年の冬は全く更新せずでした…

面白いことや楽しいことがいっぱいあったのに。

今ごろになってですが、クリスマス発表会のフォトチャンネルをUPして、冬の報告としてしまいます。

これからはまた更新がんばります。

2024クリスマス発表会


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大人の音楽パーティーを終えて🎵

2024年10月04日 | レッスン日記(大人)

楽しく盛り上がった音楽パーティが終わって、参加してくれた皆さんはホッと一息ですね。

大体はヒバリ教室の生徒の皆さんだったんですが、私の感想は「みんな上手になったね!」コレに尽きます。

当日 実際に演奏を聴いた時もそう思ったし、後から録画を見た時も思いました。

絶賛のポイントは、ヒバリ教室直伝の呼吸とノリ…かな。

あとピアノでいえば、歯切れの良いタッチ、そして柔らかくしなやかなフレージング。

みんな、いつの間にこんな上手になったの?!と思うほど、上手になってました。

そしてもう一つ最大のポイントは、「止まらないこと」、コレです。

音楽は時間芸術。

一旦演奏始めたら、ミスがあろうと迷子になろうと、止まっちゃダメだからね。

↑と、いつもいつも言ってるヒバリ教室の「不文律」が、しっかりみんなの身についてるのを感じました。

「間違えてばっかりで全然ダメでした」「ビデオを見てがっくり…」などと後から反省してる人もいますが、音楽の価値は「正しく弾くこと」じゃないから。

確かに、準備した楽譜通りに弾けなかったり、ミスタッチしたり、メロディーやコードを忘れてパニックになったり、みたいなアクシデントは多々ありましたよ。それは見ていればわかる。(でも他の人にはわからないよ。 本人と先生だけの秘密) 

それでも、誰一人演奏を止める人はいなくて、みんな、パニックになりながらもアドリブやリズムパターンでつなぎ、なんとか乗り切っていましたね。

素晴らしい!それこそが生きた音楽、まさに「ライブ」なんだから。

音楽の感動や醍醐味は「正しく弾くこと」じゃないし、ミスは聞いていてほとんど気にならないものなのです。

後からの「失敗でした」発言を聞いて、なるほどマルかバツか、それが一般的な価値観なのかなぁ…と思いましたが、ヒバリ教室でレッスンしてるみなさんは、そんなつまらない評価に惑わされないように。

ヒバリ先生が絶賛してるのは別次元の、もっとすごい音楽性のことなので、褒められたら「またまたぁ〜褒め上手なんだから〜」などとひねくれず、安心して喜んでください!

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大人の音楽パーティー🎵

2024年10月03日 | 発表会・コンサート記録

9月最後の日曜日、「大人の音楽パーティー」を開きました。

毎年12月に開いている 「発表会」とは別に、大人だけで気楽にゆるゆるやろうよ、というコンセプトです。

場所はヒバリ教室から歩いて15分くらいの、住宅街にある隠れ家的スタジオ。

スピーカーやアンプ、ドラムセットなどのスタジオ設備に加え、こういったスタジオには珍しくアップライトピアノがあるのが嬉しい。

そこへ参加者各自のギターやベース、大小3台のキーボード、スチールギター、アコーディオン、それに小物打楽器の数々などを持ち込んで、大賑わいのステージセットとなりました。

参加者は ヒバリ教室の大人の生徒を含む、音楽好きなメンバー18名。

演奏順は、曲名を書いた紙片を小さく折りたたんで袋の中で混ぜ合わせ、くじ引きスタイルで1つずつ引き出して当たった人が演奏する、というドキドキな企画です。


先月入門したばっかりの人がいきなりトップバッターになったり、やはり入門し立てで心臓バクバクの人の曲がずーっと出ず、トリ前まで針のムシロ状態で待ってなきゃだったりと、なかなかドラマチックな展開でした。

集まった面々ですが、日頃音楽に親しんでいていろんな楽器が演奏できる人が多くて、次々とくじ引きで登場する曲の数々に「あ、ドラム入ろうかな」とか「ギター入ります」とか気軽に加わってしまうので、クラシック以外のほとんどの曲が たちまち即成バンド演奏となって、和気藹々のセッションが賑やかに繰り広げられました。



エントリー曲がすべてめでたく披露された後は、みんなで声を合わせて歌ったり、「もう1曲やってもいい?」みたいな演奏が飛び入りしたりと、スタジオのレンタル時間ギリギリいっぱいまで音楽が続きました。


終演〜撤収後は、近所の居酒屋で「打ち上げ」が延々と繰り広げられたのはいうまでもありません

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チャーリーさん練習UP!🎵

2024年09月25日 | レッスン日記(大人)

29日・日曜日の「大人の音楽パーティー」、弾き語り生徒のチャーリーさん(メンズ)も参加です。

本来のレッスンスタイルであるピアノ弾き語り、そのほかヒバリがピアノ伴奏して、専門であるボーカルに専念する曲もあるし、もうひとつ、なんと「ピアノ伴奏者」としてのデビューもあります。

「史上最高の猛暑」であった今年の夏の間、毎週40分も炎天下を自転車でレッスンに通った「チャーリー」さん…

今日で本番前の練習UPです。

がんばって素敵な歌声聞かせてください!

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チロリン村練習UP!

2024年09月25日 | レッスン日記(大人)

来たる9月29日の日曜日、大人の生徒と音楽仲間が集まって「大人の音楽パーティー」を開きます。

このパーティーは、去年の秋に 渋谷のカラオケレインボー「スタジオルーム」で第1回を開き、なかなか面白かったので またやろうよ、ということになったのです。

第2回の今年は、ヒバリ教室から 歩いても行けるほど近くに うちらのニーズにピッタリな隠れ家スタジオをみつけたので、その「秘密のスタジオ」で開きます。うふふ。

春の初めに日程と場所を決めてから、音楽グループ「チロリン村」メンバーは たゆまぬ努力と練習を重ねてきました。

チロリン村村長のクルコさん、参謀のげじこさんは共にピアノの生徒でもあるので、それぞれのソロ曲をがんばって練習しながら、並行してチロリン村としての合奏曲「パッヘルベルのカノン」と「ボラーレ」の練習も重ねてきました。

毎週のレッスン日には各々のパートの練習、そして時々 近所に住んでいるクルコさんとげじこさんで時間を合わせて一緒に合奏の練習をしたり、遠くのメンバー「ミケ」も下北沢まで来てみんなで練習したりとがんばってきました。

今日はクルコさんとげじこさん、二人で合奏の練習をして、それからそれぞれのソロ曲もひととおり弾いて、これで発表会前の練習は全て終了です。

春と夏、2つの季節を通してずっとがんばってきた演奏、ソロも合奏も本当に上手になりました。

いよいよ日曜日は本番です。

がんばろうね!

そして楽しもうね!

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ゴマちゃん、ソノジェニックでシックスコード発見🎵

2024年09月24日 | コード奏法

12月に開く発表会のオープニング曲、今年は「ジングルベル・ロック」に決めました。

ゴマちゃん(中1)に振った役割りは、イントロのピックアップや ところどころに入るフィルインなど、出番は飛び飛びなのですが 、むしろそのせいで なかなか難しいパートです。

合奏するときの役割りで、 メロディーはもちろん重要なので上手に弾かなければなりませんが、 わかりやすいので意外に弾きやすいです。

ですが、的確なフィルインをピシッと間髪入れず投入していくのは、メロディーとは違った難しさがあるので、経験を積んだ上級生にやってもらうことになります。

今回ゴマちゃんには、ショルダーキーボード(ギターのように肩からしょって弾くキーボード)を使って、ジャズギター風のパートを弾いてもらうことにしました。

「まずはイントロからだからね」と楽譜を見せます。

「え、これ、私が一番に出るってこと?」

「そうだよ。イントロだもん」

「えー、心臓バクバクじゃん〜」

「だって中学生でしょ。(ゴマちゃんは今年から中学生になった)今年 中学生は4人。ひまわりちゃん(中3)とグリーンロードちゃん(中3)は伴奏やらなきゃだし、ちくわ(中2)はドラムだから、もうこの役はゴマしかいないじゃん」

「そっかー」

と言いながら、ゴマちゃんはショルダーキーボード「ソノジェニック」を肩にかけて「ギター」の音をセットし、さっそくイントロ〜フィルインを弾いてみて「いいね!かっこいい🎵」と気に入ってる様子です。

「かっこいいよねー」と先生も同意。

あれこれ弾いてみていたゴマちゃん、Cのコードを弾いた時 たまたま「ラ」の音も一緒に出てしまったのですが…

「『ラ』ってかっこいい…なんかかっこよくない?こうやってCと一緒に「ラ」を弾くと…」

と新鮮な驚きがあったようです。

「そう、かっこいいね。だって、それってジャズでよく使う音なんだもん」と先生。「何ていうコードだかわかる?」

聞かれたゴマちゃん、真剣に音を探り、「ド、ミ、ソ、でCでしょ?それにラがつくから… C…と 1、2、3、4、5、6…だからC…シックス?」

「ピンポーン!大当たりー\(^o^)/」

C6のように、コードに6の付加音をつけた和音は、デキシーランドジャズなどの時代によく使われたので、和音に6thの音を加えると、たちまち曲の雰囲気がジャズっぽくなるのです。

ゴマちゃん、するどい発見したね!

さすがヒバリ教室ジュニアクラスの最古参だ(^O^☆♪

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ちくわちゃん「アイノカタチ」の楽譜は上級レベル🎵

2024年09月22日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

ちくわちゃん(中2):

「今度の発表会でこれ弾きたいんだ!」と言って練習しているのは、MISIAの「アイノカタチ」です。

小学生の頃から 音楽はブルース的なJAZZ系やファンキーなロックなど、マニアックな通好みだったちくわちゃんですが、今回は珍しくJ-popバラードを選んだのは興味深いです。

「先生、楽譜作ってね」と言うので、MISIAのライブ動画を見ながら、ピアノアレンジ譜面を作ったのですが…

ピアノはまだまだ初心者レベルで、しかもまだ13歳のちくわちゃんのために作る楽譜なんだから、「こみいった和音は使わないようにしよう」とか「複雑なリズムはシンプルに変えて」とか手加減してあげるのが、まあ普通ですよね。

ところが、楽譜を作り始めて(このくらいの和音入れたっていいよね。がんばってもらおう)とか(ここはオクターブ連続にしよう。ちくわちゃんのオクターブ迫力あるから)などとやってるうちに、結局ほとんど手加減ナシ、演奏効果最優先の楽譜となってしまいました。

でも大丈夫、弾けるよ。

ちくわちゃんはカンがよくて、微妙なリズムのノリなどがパッとキャッチできるし、フィルインの音型とかもすぐに覚えるしさ。

加えて、手の形がとても良くてピアノ向き、そして打鍵のタッチが素晴らしいので、ついピアノアレンジにも欲が出て、(これくらい、いいよね。がんばって弾いてね)とガチの譜面になってしまうのです。

それでもちくわちゃんは嫌とも言わず、コツコツと練習しています。

ヒバリ教室のデフォルトとも言える「コードでの伴奏読み取り」はちくわちゃんもやってるのですが、彼女はけっこう「音符を読む派」で、コードを手がかりにしながらもじっくり音符を読んで弾いている… 

…ってここまで書いてきて思ったんだけど、もしかしてちくわちゃんって、実はなかなかの「ピアノ優等生」じゃん⁈

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アンドレ・ギャニオンを弾こう🎵

2024年09月21日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

りらつくまさん(メンズ):

猛暑の8月にヒバリ教室に入門して、もうすぐ2ヵ月。

美しいゆったりとしたピアノ曲が好き、ということで レッスン第1曲に選んだ「渚のアデリーヌ」が努力の甲斐あって先週で完成!

なんと今月の末に開く「大人の音楽パーティー」にも参加を決意、この曲を弾くことになりました!\(^o^)/ すごいですね🎵

そして今日は、次のレッスン候補曲として、大好きなアンドレ・ギャニオンの楽譜を2曲 ダウンロードしてきました。

1曲は「めぐり逢い」です。

A.ギャニオンの代表作とも言うべき よく知られた曲ですが、りらつくまさんいわく「♭がいっぱいでとても難しくて無理」

なるほど…フラットが4つ付いた♭♭♭♭(変イ長調)なんですね。

そしてもう1曲、同じくA.ギャニオンの「愛につつまれて」。

「こちらはハ長調なので弾けるかも、と思ったけど、楽譜を見たら、左手の伴奏の音が飛んでいて難しいのがわかりました」とりらつくまさん。

先週、「めぐり逢い」の楽譜を りらつくまさんと一緒にweb上で見たときに、♭♭♭♭(変イ長調)→半音下げてト長調にすれば、♯一つだけになって一気に簡単になりますよ、と軽く言ったら、今日りらつくまさんは、変イ長調の楽譜の音符一つ一つにト長調読みのカナを振ってあった!

そんな頭がゴチャゴチャになるようなことしなくても、私がキーチェンジした楽譜作るから待って!

そして、そうだ、楽譜ができるまでの間、こちらの「愛につつまれて」、これをやってみましょうよ。

「左手の楽譜が難しそう」ってことなので、左手はコードで弾くことにして。

この曲を使ってコード奏法を練習しましょう!

幸い、楽譜にほコードネームが振ってあります。これを見て、コードの基本形で伴奏を付ける練習をするのです。

よしよし、いいアイデアだ。

ってことで、りらつくまさん、来週はいきなりのコード奏レッスンに突入です。

乞うご期待!

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黒ねこちゃんと「貴方の恋人になりたい」🎵

2024年09月20日 | いろんな歌・いろんな曲

黒ねこちゃん(小4):

「貴方の恋人になりたい」というJ-popの曲を練習しています。

最初、パパに作ってもらったという歌だけの楽譜を持ってきたので、好きな歌ならいいよ、と軽い気持ちでレッスンに取り入れていました。

「歌もの」ネックあるあるなんですが、この曲も「譜割りがあいまい」、「1番と2番でメロディーが違う」、そして最大のネック「キーが難しい」すべて搭載(とうさい)です(^_^;)

特にキーが「B」、調号で言うと♯♯♯♯♯、シャープが5つ付くのです。メロディーほぼ黒鍵ばっかり。

初めからヒバリ先生が楽譜作ってあげるんだったら、迷わず半音上げてハ長調にしてたところですが、もう楽譜をパパに作ってもらってあったので それを尊重し、シンプルなラウンドコードの伴奏をつければなんとかいけると思ったので、オリジナルキーのままで進めることにしました。

黒ねこちゃんも頑張っていて、それはいいんだけど、12月に行う発表会の準備も始めなければいけません。

そろそろ切り上げて、新しく発表会用の曲を決めないと。

それとも?

「ねえ、相談があるんだけど」

先生は黒ねこちゃんに聞きました。

「この曲の最後の方に、すっごくかっこいい演奏が入ってるんだけど。歌じゃないとこね。こういうの」

そしてYouTube音源の、エンディングインスト部分を聴かせました。

「ピアノで弾くとこんな感じ」と弾いて。

「うわ、めっちゃすごいねー」

「かっこいいでしょ?でね、この部分も弾くなら、この曲を発表会の曲にしようと思うんだけど。どう?」

「うわー、どうしようかなー 弾けるかなー…めっちゃ難しそう!」

「難しいよ?でもかっこいいよね?」

「うん、かっこいい!」 

「でも難しいんだよ」

「うん、難しそう〜」

「どうする?」

「うーん…」

一瞬の沈黙の後、黒ねこちゃんは

「弾く!」と力強く言いました。

「よし!弾くね」

「うん!がんばる!」

というわけで、現在 黒ねこちゃんは、「めっちゃ難しい」エンディングインスト部分の練習に全力投球しているところです。

毎週、少しずつ指づかいや弾き方を教わり、ピアノで弾いてそれを録画、お家に帰ってもすぐに弾いているとのこと。

実は、ヒバリ先生としては、エンディングのこのピアノワークこそが、黒ねこちゃんの持ち味&見せ場だと思っています。

今年の発表会、黒ねこちゃんの「売り」をアピールできる曲は何かな〜と ずっと考えていたのですが、この曲で!

フィニッシュの華麗なピアノワークを、ぜひがんばってもらいたいです!

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月の光・ペダルが大事🎵

2024年09月17日 | クラシック曲

ドクター(メンズ):

ドビュッシーの「月の光」を練習中です。

コツコツと練習を重ねて数ヶ月、もう曲の最後まで、なんとか弾けるようになりました!

淡い色彩が溶け合った水彩画のようなドビュッシーのサウンドを美しく表現するためには、ペダルがとても重要です。

ピアノの一番右の「ダンパーペダル」は 踏むことによってピアノの音色(ねいろ)にいくつかの効果を与えることができますが、その一つに「音をつなぐ」役割があります。

例えば下の譜例:


左手はバスの付点二分音符音を弾いたあと、すぐさまジャンプして内声の連続和音を弾きに行かなければなりません。なので「付点二分音符」ぶんたっぷり音を伸ばしておくためには、ペダルを踏んだままにしておかなければならないんですが、ドクターは長年の経験上、メロディーや伴奏がにごらないように、弾きながら無意識のうちに小刻みにペダルを踏み換え、クリアなサウンドを作っていくことが身についていて…

どうしても、右手メロディーの起伏に合わせて 素早くペダルを踏み換えてしまう。それも無意識に。

「ペダル踏み換えないで。ガマンして踏んでてね… おおっと、離さない!」と声をかけるんだけど、どぉーしても長年の習慣で 反射的にペダルを踏み換えてしまう。結果バスの音が伸びず プツッと切れてしまう…

のが前回のレッスンでした。

そして今日。

ドクターが弾いた「月の光」は…

バスの音、聞こえるかな…

わーい、聞こえる聞こえる!

「すごく良くなってる!ペダル…、離さないように、すごくガマンした?」

「ガマンした。😅」とドクター。

その甲斐あって、ちゃんとバスの流れが聞こえて奥行きのあるサウンドができてきました。

そしてちょうど明日は「中秋の名月」の日です。

ドクター、月見酒でも一杯やりながら、「月の光」弾いてくださいな

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カッコーワルツ〜カッコウの驚くべき生態

2024年09月14日 | クラシック曲

ヨーロッパで「春を告げる鳥」として親しまれているカッコウですが、その長閑(のどか)な鳴き声からは想像つかないような、驚くべき生態をもっているのです。

それは「托卵(たくらん)」。

自分で卵を温めず、よその鳥にその役目を押しつけてしまうことです。

カッコウのメスは、他の鳥がまもなく卵を産む巣をリサーチし、その鳥のお母さんが卵を数個産んだ直後、スキをねらって自分の卵を1つ、ちゃっかり産み落とします。そして代わりにその鳥の卵を1つ持ち出して捨て、自分は育児放棄してどこかへ行ってしまいます。

そして何も気付かず卵たちを温める鳥の母親に、紛れ込ませた自分の卵も一緒に温めさせるのです。

ズルくな〜い?!

これだけでもひどいけど、さらにひどいのはこれからだ。

カッコウの卵はもともとそこにあった卵より少しだけ大きく、また少しだけ早く孵化(ふか)します。だってそのタイミングを見計らって産んでるんだから。

数個あった卵の中で一番に孵(かえ)ったカッコウのヒナは、あろうことか背中で他の卵を巣の縁へ押し出していき、高い木の上からみんなポイポイ落としてしまうのです!

そして自分だけ残って天下を手に入れたカッコウのヒナは、毎日大口を開けてよその鳥のお母さんから餌をもらい、親鳥よりもデカく育って(だってカッコウだから)、羽根が生え揃ったら、あばよ!とばかり巣から飛び立っておさらばしてしまうのです。

親が親なら子も子だ!

私はもう何年前だか忘れたけど、テレビで巣から卵を落っことすカッコウのヒナの映像を見て、その衝撃がいまだに忘れられません。

みなさん、もし興味が(勇気が)あれば、ネットやYouTubeで「カッコウ」「托卵」を検索してごらんなさい。

その恐るべき画像や映像、そしてカッコウについての解説を見ることができますよ。

昔のヨーロッパの人たち…カッコウを「春告鳥(はるつげどり)」と呼んで、たくさんの歌や音楽で親しんできた昔の人たち…こんなこと知ってたかのなあ?

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