HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

「500マイル」の翻訳は忌野清志郎さん

2020年02月29日 | コード奏法

M子さん(大人)

本日の課題は「500マイル」。

1960年代に、フォークグループ「PPM (ピーター・ポール&マリー)」のアルバムに収録されてヒットした曲です。

後に忌野清志郎さんが 英語の歌詞を日本語に翻訳して、これがまた翻訳レベルを超えたすごい詞で、今日M子さんは、その日本語詞も書いて持参していました。

最初M子さんは、右手で弾くメロディーに、左手のコードをジャン、ジャン、ジャン、ジャン、と刻んでいましたが、淡々とした、そして切々と切ないこの歌には、もっと静かな感じの伴奏にしてみましょう。

左手のコードをドーミーソ〜とゆっくりした分散和音にし、ペダルも使ってふんわりと弾いたら、見違えるように素敵な演奏になりました。

M子さんも「素敵になりましたね!」と喜んでくれました。

清志郎さんの訳詞、本当に素敵なんですよね。

http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-120328-126

昔モンキーズが歌った『デイドリーム』も、清志郎さんが翻訳して素晴らしい歌になってますよ。

https://j-lyric.net/artist/a05ccf6/l041e75.html

そう言いながら目次をみたら、『デイドリーム』もちゃーんと収録されてるじゃありませんか。

清志郎ついでにこれもやりましょうよ、ってことで、次回は「デイドリーム」(オリジナルタイトル『デイドリーム・ビリーバー』)をやってみることになりました!

 


Cちゃん G/Bコードの押さえ方

2020年02月28日 | コード奏法

Cちゃん(小2)

「『歌は友だち』からやる!」と歌集を広げました。

「へー、いいよ。何か弾いてきたの?」

「『君をのせて』。」

ホホゥ、「君をのせて」か。いいね。

ジブリの曲の中でも秀逸な定番曲。学校でも、みんな一度は合唱や合奏で経験するんじゃないかなあ。

胸キュンのメロディーはみんな大好きだと思います。

「最初は先生が伴奏してよ」

Cちゃんがメロディーを弾き始めたので、先生が伴奏をつけ、一緒に弾きました。

「今度は一人で弾いてごらんよ。コードつけて」

先生に言われて、

「うん

Cちゃんは観念して()コード伴奏をつけて両手で弾き始めました。

気後れ気味だった割には、なかなかどうして達者な弾きぶりです。

たくさんのコードを、手慣れた様子で次々弾いていきます。

最後まで迷うこともなく弾けたので、先生は言いました。

「ねえ、とっても上手に弾けてるからさ。一つだけ、バージョンアップしていいかな?」

「ええ?何?」

それは、コードの押さえ方のバリエーションです。

今、Cちゃんたち小学生は、コードネームを見て Cならドミソ、Fならファラド、というように、コードの基本形だけを使っています。

「君をのせて」のメロディーに付けられているコードネームを見ると、Em、D、C、と並んだ次にG/Bと書かれています。

いつもは「Gだからソシレでいいよ」ということにしていたのですが、今日は

「これね、Gのコードだけど、1番下の音をBの音シの音になる形で押さえてっていうことなの。Gのコードを一度転回させると、シレソ、ってなるでしょ。その形で弾いてくださいってことなの」

「ふうん」

さあ、Gを転回形で弾くとどうなるでしょう。

m、D、C、G/B、Am…

ベース音がミ、レ、ド、シ、ラ、ときれいにならんだメロディーになりました。

Cちゃん、少しハイレベルなコード奏法を教わったことになります。

少しずつ、コードも大人っぽく使いこなしていけるようになって欲しいと思っています。

その後他のテキストも一通りレッスンしましたが、「先生が弾いて」と言ったり、何か今日はいつもより元気がないような感じがしました。

コロナ肺炎流行の影響で、今日から学校がお休みになるんだ、と言っていて、あれこれ疲れているのかもしれません。

そこで手早く切り上げ、最後は半音階進行を使った簡単な連弾で賑やかに気分を盛り上げて終わりました。

これから半月の間、みんな学校に行けないで過ごすんだよね

早く平穏な日々が戻ってきますように。

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ドクター レッスンはポイントをしぼって(?)🎵

2020年02月27日 | レッスン日記(大人)

 

ドクター(大人)

ベートーヴェンの「悲愴ソナタ」第二楽章を練習しています。

月に2回のレッスンですが、毎回、コツコツ練習した成果が現れていて、真摯なお人柄がしのばれます。

「今日はここまでです」と、練習してきた部分を聞かせてくれるのですが、それが着実に1ページ、2ページと蓄積されていきます。

驚くのは、練習してきた部分は全部暗譜までできているということです。

大人の人でこれだけ暗譜するまでには、本当にたくさん練習を重ねているんだろうなーと、いつも感心しています。

今日のレッスンでは、右手でメロディーと伴奏リズムを同時に弾き分ける時のコツ、それと左手に現れるドラマチックな旋律の弾き方を主に練習しました。

「色々教わると、家でやってみようと思っても忘れちゃってて出来ない(^o^;)」と言ってるドクター、今日のポイントはこの2点ですからね。

練習してみてね〜🎵


Mちゃん「目つぶっても弾けるよ🎵」

2020年02月27日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小4)

「はいっ、今日も楽譜はいりません!」

カバンから出した「アルフレッドピアノ教本」と「バーナム」を閉じたまま、全部先生に手渡しました。

「えーっ、全部見ないで弾けるの?!」

「そう!」

顔中はじけそうな笑顔で椅子に座ったMちゃん、まずは「アルフレッド教本」の「にぎやかダンス」という曲です。

今日初めてレッスンする曲なのに、自分でちゃんと練習してきたんだ!

「もうね、全部覚えてる。目つぶっても弾けるかも!」

Mちゃんはギュッと目を閉じて、先生の方へ顔を向けながら、弾いてみました。

それがこの顔です。

「にぎやかダンス」は、GとF、隣同士2つのコードポジションを行ったり来たりする曲なので、曲さえ覚えていれば、なるほど目をつぶってても弾けそう。

「いいよいいよ!最後まで弾いてごらん。全部、目つぶって」

先生に言われて、Mちゃんは本気で弾き始めました。

さすがに横向いたままじゃ弾きにくいので、顔は正面に向けて、だけど目は閉じたままです。

「弾けたー」

「弾けたね。すごーいじゃん」

褒められて、Mちゃんは大ニコニコ。

そのまま半音階スケールを弾きました。

「今のはバーナムです!」

「そうだったね。これも見ないで弾けたんだ」

上手に弾けて、本にシールを貼ってもらったMちゃん。

先週、朝 早起きして、学校に行く前に練習することにしたんだ、と言っていた。

アレはまだ続いてるの?

「うん、朝、6時20分に起きて、カーテン開けて、練習するの」

すごいなー。

先週ママに聞いたら、「そうなんですよ、自分で決めて練習してました」とのこと。

「今日だけかもしれませんけど」とママは言っていて、私も、せいぜい2、3日で熱が冷めるのかも、などと思っていたんですが、お見それしました<(_ _)>

それから1週間たった今も続いていたとは。

何しろ、ヒバリ教室に今いる小学生の中では、一番古くからレッスンに来てる(お姉ちゃんの付き添いだったヨチヨチ時代から)誇り高きMちゃんなんですから、もっともっと尊重してなきゃいけなかったのです。

Mちゃん、小学生チームの最上級生として、ますますみんなのお手本になるようにがんばってください。


アクティブK子さん🎵まちピアノ行ってます

2020年02月27日 | 下北沢いろいろ

夕方、K子さん(大人)からLINEが。

下北沢駅前の「まちピアノ」の写真に「弾く曲がない〜」とのメッセージを添えて。

 

K子さん、まちピアノ行ったんだ?!\(^o^)/とレスしたら、なんと「毎日行ってます」

とのこと。

アクティブ!

さすが、先週の「レッスン日記」でもアクティブさをご紹介したK子さんです。

まちピアノ、いつ行っても、ほぼ誰もいないそうです。

K子さんが行って、今練習しているいくつかの曲を弾いて、そしたらもう弾くものがないから終わり。

あっという間だ。

「いいピアノ、環境があるのに勿体ないです」とK子さん。

「そうなんだ(;゚Д) もったいないね

生徒のみんなにも、行くように薦めますね」と言ったら

「みんなで盛り上げましょう!」とお返事が帰ってきました。

みんな〜、せっかく置いてくれたまちピアノ、もっとみんなで楽しませてもらいましょうよ。

昼間はほとんど弾かれてないみたいだよ。

弾きに行ってね  🎵〜(ゝ。


素敵な弾き語り目指して

2020年02月27日 | 弾き語り

Kさん(メンズ)

すてきな「弾き語り」を目指してピアノを練習しています。

(ボーカル)は、文句なしに上手なKさんなので、その歌を、自分の流暢(りゅうちょう)なピアノ伴奏で弾きながら歌えたら

これはもう「鬼に金棒」ですよね!

そんなわけで、音階練習やアルペジオ、オクターブ練習などのエクササイズを地道に重ねながら、実際の歌を使い、歌+ピアノの実践練習も並行して行なっています。

今日のレッスンは、ジャズのスタンダードナンバー「スターダスト」でした。

Kさんが何気なく選んできた曲なのですが、ゆっくりしたテンポには似合わず 弾くとかなり難しいです。

歌の場合、音域に合わせてキーチェンジもしなければならず、ピアノソロにはない苦労が色々あります。

今日やったのは、ヴァースを除き、AメロとBメロの部分だけですが、Kさんはがんばってコードをつけ、弾き語りしました。

難しい曲なので、今の段階ではここまででOKということに。

スターダストのレッスンは一応修了なのですが、せっかくのKさんの素敵なボーカルが中途半端に終わってしまうの、なんかもったいないね。

なので、来週、「ピアノ無し」の歌だけ、頑張ってきて!ということにしました。

ピアノの心配をせず伸び伸びと歌ってるのを聴かせてもらいたいと思ってね。

その時はヒバリがピアノ弾きますので、必要ならヴァースも付けて、ジャズボーカルを満喫してください。

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Lちゃん実力ついたね🎵

2020年02月25日 | レッスン日記(小中高生)

Lちゃん(小4)

「アルフレッドピアノ教本」リサイタルブック2も、ほとんど終わりに近づいています。

先週「来週やってきてね」と宿題になっていた「愛の喜び」、ちゃんと出来上がっていました。

こうして、新曲を自分だけの力で読譜練習完成 までを全部、一人でやれるというのは大したもんですね。

もう、そういう力がしっかり身についているんだなあと頼もしく思いました。

「愛の喜び」があっさり合格して、次は「ニ長調のディベルティメント」です。

これも「自分でやってきて」と宿題にしました。

結構しっかりした古典派風の曲なので、ちょっと手ごわいもしれませんが、Lちゃんならやってきてくれると思うのでお任せです!

もう1曲、みんなの大好きな「パプリカ」のリードシート(コードネーム付きメロディー譜)

先月からやっていて、もう上手に弾けているのですが、さらにハイレベルなアレンジを目ざし、左手はポップなリズムに。そして右手には重音を加え、ペダルも使って、なーかなかの仕上がりになりました!

Lちゃん、もうすっかり、カッコいいリトルピアニストだよ!


Hさんの音色はとてもきれい(ほんとだよ)

2020年02月25日 | レッスン日記(大人)

Hさん(大人)

「スカルラッティ・ソナタK380」とショパンのワルツ10番を練習しています。

Hさんの弾くピアノの音色はが柔らかく素直で、とてもきれいです。

それを実感したのは先週のこと。

レッスンを終えてHさんが帰った後、家人が「Hさんはピアノの音がきれいだなー」と言うではありませんか。

別室にいて、聞こえてきたHさんのピアノの音色がとても美しいと思ったとのこと。

やっぱり!

他の人も、やっぱりきれいだと思うんだ。

今日、Hさんに 家人が音色を褒めてたことを伝えました。

「ねっ、いつも私が言ってるでしょ?!Hさんの音色は本当にきれいなんですよ?」

いつもなら「またそんな、心にもないお世辞ばっかり」と逃げるHさんですが、他人の耳にもきれいに聞こえてると言われたら逃げ場がない。

「それは、先生が長い間、きれいな音が出せるように教えてくださったからですよ。手の形とか、タッチとか、いつもおっしゃってくださったから…. もし、ほんとにきれいになってたとしたら、ですよ?それは先生の力。私の力じゃないんです」

と、あくまで謙遜を貫き、ツンデレの体面を保ちましたが、私の真意はちゃんと伝わってると確信しました。

「私、褒められるとダメなんですよ。ほらね?」と 動揺して簡単なフレーズをミスだらけにしてしまう、シャイでツンデレなHさんでした!(^O^)


つまずく部分は 取り出して。

2020年02月25日 | ヒバリ先生のワンポイント・アドバイス

K子さん(大人)

ブルクミュラーの「アヴェ・マリア」暗譜で仕上げです。

以前から「苦手」と言っている「アヴェ・マリア」、慎重に音を選んでいき、ほとんど暗譜できているんですが、途中あいまいな箇所があり、そのため演奏が滞ってしまいます。

ここさえ迷わず弾ければ完成なのに惜しい。

そこで、その部分を他の場所と同じように弾けるように強化することに。

まず、その部分だけ取り出します。カチャッ

そう、ちょうど機械とか道具とかを修理するのと同じように。

本体はちょっと待っててもらい、悪い部品だけ取り出してテーブルの上に持ってきます。(って、比喩だからね。)

取り出した部分を修理します。(くり返し反復練習し、流れや手の動きを叩き込むってこと)

よしっ、これでOK、直った、となったら、もとの場所に戻します。カチャッ

さあ、本体のスイッチ入れたら、なめらかにつながるでしょうか。

曲を練習していて、いつも同じところに来るとつまずくこんなときには、その部分だけ取り出して集中練習するのが効果的です。

ポイントは、

  1. 最初から通してばかり弾かない。それだと、弾ける所はどんどん上手くなるけど、弾けない所はいつまでたっても上手くならず、差が開くばかりです。
  2. 曲を通している途中で、できない所を練習しない。それをやると、自信ない所でしょっちゅう止まるクセがついてしまいます。また、曲を通して弾くというメンタルの強さも養われません。

「弾けない部分は取り出して」これが、曲を完成させる早道です。

やってみてね。


まちピアノ行ってみました・その3

2020年02月24日 | 下北沢いろいろ

 

Tさん(大人)のレッスンが済んだのは、夕方5時半ごろでした。

 

その時間は、もしかしたらTくんやRちゃんが、駅前の「まちピアノ」で「ビッグ・ベンのかね」や「男の勲章」を弾いて盛り上がっていた頃かもしれませんよね。

「帰りに『まちピアノ』に寄って弾いといでよ」とヒバリ先生が言いました。

「さっき『レッスンの前に行けば』ってLINEしたのに、見てないじゃん(¬_¬)

「でへへ、きっとそう言うと思ったんで」

「なんだよー。タダのピアノで練習してくればよかったのにー」

「弾けるものがない〜」

いくらでも弾けるのあるでしょ。

Tくんをごらん。

たった12小節の「ビッグ・ベンのかね」を堂々と楽しんで弾いてるんだから。

いい、行きなさいよ?行った証拠に、写真送ってね、とTさんを送り出し、しばらくしたら 写真が送られてきました。

 

「ダメだー、凄腕の猛者達が群がってます

しばらく待ってたんですが、空きそうもないので、帰ります^_^;」

 

ほら見ぃ。

だから先に行けって言ったんじゃ〜

でも、思い切って行ってみたTさんの感想は

「でも、人が居なかったら弾きやすそうですね♪」とのことでした。

今練習してる、ラフマニノフの曲を弾きたいそうです。

もう会場も下見したんだから安心して、今度こそラフマニノフ弾いてください。

レッスンに来る前にね。


まちピアノ弾いてきたよ・その2 ビッグ・ベンの鐘

2020年02月23日 | 下北沢いろいろ

夕方。

Tくん(小1)のお母さんから「これから『まちピアノ』に行ってきます」とLINEが届きました。

近所に住んでいるRちゃん(小3)も一緒に行くそうで、Tくんは

「5時ジャストに、『ビッグベンの鐘』を弾くんだ!」と張り切ってるとのこと。

ホホゥ、なかなかお洒落な演出じゃありませんか🎵

一緒に行くRちゃんは、得意の「男の勲章」弾くのかな。

さて、どうなったかなー。

ちゃんと5時に弾けたかなーと思っていたら、夜になってお母さんからLINEが。

「中々盛況でしたよ!」と写真を送ってくれました。

 

うわー、みんなで楽しそう。

いい雰囲気が伝わってきますね〜🎵


Tくんワーク全部終わらせた

2020年02月23日 | レッスン日記(小中高生)

Tくん(小1)

「今日はコレからやろう。っていうか、この本今日で全部終わらせよう」

レッスン室に入ったTくんは、カバンから「おんぷにこにこワーク1」を取り出しました。

そういえば、最近ワークやってなかったもんね。

「そうだね、そうしよう」

久しぶりにワークブックに向かったTくんは、課題ページを次々と開いて、音符を書いたり指示通りに色を塗ったりしていきます。

少し前までは、音符を1つ書くのも大変で、時間がかかったり意味がわからなかったりでした。

1ページのワークをやるのが精一杯だったのに、今日はスイスイと問題を正解し、手際よく書き込んでいきます。

すごい。いつの間に、こんな立派になった?!

いろんな色を使い、大きいのや小さいのや、楽しく音符を書いていきます。

ついはみ出したり、うっかり間違えたりもあるのですが、それを彼がちゃっちゃと補っていくのも面白く、写真を撮らせてもらいました。

 

「ファ」の音符のハミ出し部分を×で削ってある

 棒線がど真ん中に行きそうだったのでカーブさせて右に寄せた

 棒線を音符より先に引いたら長すぎ。音符を線に添える形に

どれも、わかっている上でのミス(?)なので、先生も愉快に見物しています。

こうして、Tくんはとうとう、残っていた10ページ近くのワークを全部終わらせました。

がんばった!

Tくん、ずいぶん成長したね。

そうか。もうすぐ2年生になるんだもんね。

ピアノを弾く指も、ずいぶん速く、きれいに動くようになってきてる。

これからの成長が楽しみです。

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下北沢「まちピアノ」弾いてきたよ🎵

2020年02月22日 | 下北沢いろいろ

ってことで、本日行って来ましたよ🎵

ドクター、ヒバリ先生、近所の音楽好きなMさん、それに高校の入試が終わって解放されたばっかりの生徒Nちゃんとママを誘い、総勢5人です。

外階段から2Fに上がると

あったあった。

素敵な木目の、とてもいいピアノです。

だーれもいないので、さっそく弾きました。

まずヒバリ先生が口切りを弾き、続いてNちゃんが、クリスマス発表会で弾いたソロ曲。

 「テイクファイブ」を弾くNちゃんと、アピールするヒバリ先生

それでも他に誰も弾きに来る人がいないので、それからは調子こいて、即興で連弾やらセッションやら、入れ替わり立ち替わり、次から次へと弾きまくり。

ドクターも1曲、ショパンのノクターン。

「ノクターン」を弾くドクター

そのあとNちゃんと「草競馬」を調子よく弾いてたら、いつの間にか来ていた見知らぬ女性(70代らしい)が「私も入りたい。メロディーだけだったら弾けるから」と ピアノの高音部の方で参加し始めたので、ヒバリ先生が伴奏し、女性&ヒバリの即興セッションが始まりました。

「楽しいわ〜、フォスター(『草競馬』の作曲者)が大好きなの」と その女性が言うので、

「じゃこれは?」と、同じフォスター作曲の「オー・スザンナ」を弾いてみました。

「知ってる!」

再び 女性&ヒバリで弾き始めたのですが、Aメロがおわってサビに入ると、いつの間にか彼女のメロディーは「草競馬」になっちゃってる。

「あはは、『草競馬』になっちゃってる」弾きながら指摘。

「あら、ほんとー」

もう一度最初から。

アレ?また後半は「草競馬」に。

「ちがうってばー」

「どうしてもなっちゃうー」

と大爆笑しながら、最後はなんとか「オー・スザンナ」へと軌道修正して弾き終わりました。

驚いたことに、この方、耳コピと独学でメロディーが弾け、ショパンも3曲は弾けるのよ、とご披露してくれたのです。

「嬰ハ短調のワルツ」の最初の方だけでしたが、とてもきれいなタッチで驚きました。

ちゃんとピアノ習ってないなんて惜しい。

「楽しかったわー、こんなステキに伴奏してもらえて」

「またお会いできたら、セッションしましょう」とハイタッチして別れました。

結局、私たちが帰る時間間際になって、キーボードケースをしょったお兄さんが一人来るまで(と さっきの女性)を除けば、私たちだけで独占、たっぷり1時間、弾きまくり遊びまくりでした。

みんなも行ってごらん。

楽しいよー\(^o^)

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下北沢駅前「まちピアノ」

2020年02月22日 | 下北沢いろいろ

下北沢の駅前に「まちピアノ」が設置されました!

シモキタフロント「まちピアノ」

東口から見える「シモキタフロント」の2F、駅前が一望できるスペースに置かれています。

だけど、外からは見えないし2Fだし、ほとんどの人は気づいてない様子。

駅前を歩いていても、ピアノの音は聞こえてきません。

せっかくピアノがあるのに淋しい…

企画&主催者の方のお話では、

「今は、空きスペースの2Fにピアノを仮置きしていますが、いずれ2Fにお店が入ったら、ピアノは1Fに設置し、しっかり調律もします」とのことです。

そうなったら、もっと人目について、たくさん弾く人が集まるかもしれませんね。

今はまだ、知られてないこともあって ほとんど弾きに来る人がいないです。

みなさん、今が狙い目ですよ!

本物のピアノで弾きたい人、一人で伸び伸び弾きたい人、ぜひ弾きにいってね!!

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Kちゃん上手にできたね🎵

2020年02月22日 | レッスン日記(幼児)

Kちゃん(年中)

今年の1月からピアノを習い始めました。

元気いっぱい、好奇心いっぱいの女の子です。

ピアノ教室に来ても、目に入るもの何もかも珍しいことだらけ、おもしろいことだらけ。

先週レッスンに来た時は、テーブルの上にあった「鉛筆削り」に引き寄せられてしまいました。

小さな生徒が来る時は、目新しいものやオモチャ風のものは大体隠しておくのですが、この鉛筆削りに興味を持つとは思わなかったので 隠してなかったのが失敗でした(^^;;

「これ何?」「何が入ってるの?」「うわー、怖い!動いてる〜」

そう、小さな蓋付きの小箱の中に、足がゾヨゾヨ動くてんとう虫とカメが仕込まれた鉛筆削り

先週は、Kちゃんが鉛筆削りにすっかり心を奪われてしまったので、今日は あらかじめそれを隠し、それとなくタンバリンを出しておいたのですが

「こんにちは!あっ、タンバリンだ🎵

まんまとタンバリンに吸い寄せられたKちゃん。

よしっ、成功だ。(^_^)v

本日は、前に習ったドとレの音に加え 新しくミの音の音符を習い、四分音符、二分音符、全音符のリズムも習って、新しくもらった「よいこのピアノ」の楽譜を見ながら、8曲も弾いてマルをたくさんもらいました。

ド、レ、ミの音符を書く練習もたくさんできたし、エレクトーンのドラムマシーンに合わせながらカスタネットでリズム打ちも上手にできました。

最後に、前に習った「はしのうえで」の歌を、大きな声で歌いながらピアノで何度も弾いて、今日のレッスンはおしまいです。

今日は、最初から最後まで、素晴らしい集中力を見せてくれたKちゃんでした!

(よかった、鉛筆削りのこと忘れてくれてて)と先生は内心ホッとしました。

小さい人は、気に入ったものはしっかり覚えているものなので、今日来て開口一番「鉛筆削りは?」と言うかと、ひそかに恐れていたのです。

「じや、今日はおしまいね!」

と無事レッスンを終わったその時です。

Kちゃんが先生のそばに来て、ないしよ声でそっと言いました。

「あの鉛筆削りは?」

だーっ、ちゃんと覚えてたんだ。

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