アヴェ・マリア」。
教会で歌われるコラール(讃美歌)スタイルの曲ですね。
聖歌隊の人の合唱や教会のオルガンの響きをイメージして弾きたい。
この曲で難しいのは、2声部以上の重音を同時にレガートで弾くことかな。気をつけて弾いても、2つの音のタイミングがなかなか揃わず、バラバラになってしまうんですよね…
が!
この難しい「重音レガート」がきれいに弾ける秘密が、「アヴェ・マリア」の中に潜んでいるのです。
それは、ちょっとした「指づかい」にあるので、教えるね。
タイトルの楽譜にラインをひいた部分の指づかいがソレなんですが、特にその中でも、今日注目するのはこの部分。
使う指番号を紫(1と4)→緑(2と3)でマークしましたが、指を図で描くとこんな感じになります。
隣接した三度音程だけど、あえて離れた1と4で弾き、次の三度の音を 真ん中の2と3(チョキの指)に受け渡す。
こうすると、きれいな重音レガートが弾けるのです。この指づかい、「アヴェマリア」には何度も出てくるので、この機会にマスターしておきましょう。
後々きっと役に立つよ。
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