HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

チャティーハロウィーンコンサート2013

2013年10月26日 | 発表会・コンサート記録
大人のための発表会「チャティーハロウィーンコンサート」を開きました。
直前まで『大型で勢力の強い台風』27号と28号が 太平洋側に接近するという予報が出されていて、当日は台風のど真ん中かも・・・と 最悪の状況も考え、1時間おきに天気予報をチェックすること3日間。
予想よりほんの少し早く、台風が南にそれたようで、機材を搬入する昼過ぎには、もう雨風のピークは去って 霧雨がかすかに残るのみとなっていました。
楽器などの運搬にも支障なく、そして開演時間までにはその霧雨もおさまって、何事もなかったのように ちゃんと予定通りのコンサートを開くことができました。
追って、写真などをアップします。
まずは 無事開催の報告でした!

M&M ゲネラルパウゼ♪

2013年10月25日 | レッスン日記(小中高生)
大型で激しい台風・27号と28号がジワジワと忍び寄る中、Mちゃん(中3)とM3ちゃん(中3)がレッスンにきました。
明日は大人のハロウィンコンサートに 二人そろってデュエットを歌い、それを最後に 数ヶ月のお休みとなります。
雨の日も風の日も雪の日も、定期テストの日も、ピアノは休まずに揃って通ってきたM&Mですが、いよいよ高校受験が近づき、十月いっぱいでピアノを休学することに決めたのです。
「ゲネラル・パウゼ」という音楽用語があるのを 知っていますか。
オーケストラの楽譜( スコア )で、全部のパートが一斉に休止することです。
「音楽が止まる」というのとはニュアンスが違い、その何拍か、あるいは何小節かの間、全ての楽器の音がなくなることにより、曲全体に緊張感とスリルが生まれ、再び音が出たときに いっそう盛り上がる効果が得られるものです。

M&Mも 二人そろっての「ゲネラル・パウゼ」ということになります。
この大きな「休止符」により、二人が よい緊張感とスリルを得て、一回り大きく脱皮できますようにと願っています。
今日、最後のレッスンでは、M3ちゃん「モーニン」、Mちゃん「テイクファイブ」を仕上げました。
もう、二人とも 大人っぽい余裕さえ感じさせるノリが見についている。
「上手になったねー」
「私、これ今でも弾けるの。これは最高!」
Mちゃんはそう言って、夏の発表会で弾いた「ワン・ノート・サンバ」を 完璧なノリとドライブ感で弾いてくれました。
M3ちゃんも、持ち曲「いつか王子様が」を よく弾いています。
「今までに発表会で弾いた曲、何と何だったかな~」
二人でこれまでの曲を思い出したり、発表会で合奏した曲を弾いてみたりして これまでの「ピアノ人生」を反芻していたMちゃんとM3ちゃんは、最後に 今年の発表会でオープニングに合奏した「走れドンキー」を 猛烈なスピードで何度も何度も連弾して、帰っていきました。


明日のハロウィンコンサート、よろしくね。
そのあとは、しばしの「ゲネラルパウゼ」です。
受験がんばれ~ ( ^ o ^ )/□

リトル・マーメイド「哀れな人々」

2013年10月24日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲
Sちゃん(小4):
ディズニー映画「リトルマーメイド」の曲を弾いています。
・・・と言えば、「ああ、『アンダー・ザ・シー』ね!」と思われるでしょうが、ちがいます。
Sちゃんが「この歌が弾きたいの。この歌が出てる本って、ある?」と探して、やっと見つけたのは・・・
「哀れな人々」という曲。
海の底の悪い魔女・アースラが歌う マイナーキーの曲ですよー。

なぜかこの曲がお気に入りのSちゃん。
だけどSちゃんらしいな。なんとなく。
ところが、困ったのが楽譜です。
「アンダー・ザ・シー」なら いろんな編曲の楽譜がいっぱいあるんだろうけど、いかんせんアースラの「哀れな人々」だから、載っている楽譜もほとんどありません。
先生がネットで探し、ようやく「これ買ってもらってみて?」と見つけたのが ボーカルとピアノ伴奏のための楽譜です。
出版年が古いので、入手はネットでしかできなかったと思います。

こうまでして手に入れた「哀れな人々」の楽譜。

通常、ピアノ演奏用に編曲された楽譜だと、右手でメロディーと、時にはハーモニーなどを弾き、左手でブンチャ、ブンチャ、とか、伴奏パートを弾く、というスタイルです。
ところが、この「ボーカルとピアノ」の本のスタイルはというと、
「左手でベースを弾き、右手でリズムパート&メロディーパートを担当する」というものです。

これは、ポピュラーミュージックで「歌もの」を弾くときの、一般的な演奏スタイルです。
伴奏形を 左手のベースと右手のリズムに分散させることによって、よりダイナミックな演奏効果が得られます。
だけど「ピアノ学習者のため」のスタイルではないので、弾くのは難しいです。
それでも、思い入れいっぱいで手に入れた楽譜。
Sちゃんは一生懸命に練習しています。
もう大分できました。
来週、またその様子をお知らせします。

がんばろう。

「君をのせて」 ピアノ曲集で

2013年10月24日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲
M4ちゃん(小3):
このところは、テクニックの本「バーナム」と それに併用して「こどもポップス曲集」を弾いています。
今までに「となりのトトロ」「ミッキーマウスマーチ」「ハッピーバースデートゥーユー」を弾き、今は「君をのせて」をやっています。
「君をのせて」は、小学校中学年の学芸会とか、合唱祭などに歌われる定番ですね。
M4ちゃんも「学校でこれ歌うんだ」というので、ピアノでも弾いてみようよ、ということになりました。

今M4ちゃんが使っている「こどもポップス曲集」は、みんなのよく知っている童謡や世界の民謡、アニメ、ディズニーの曲などがたくさん載っていますが、「子どものピアノ学習者」のための楽譜ではないと思います。
多分、大人の・・・幼稚園や保育園の先生とか・・・が弾くための曲集じゃないかな。
でもそれだけに、そこそこのテクニックで演奏効果もあるように配慮され、イントロや間奏・エンディングなどもついていて 曲としてまとまっているので、3年生のM4ちゃんが弾くのにちょうどいいのです。
ただ難点は、本の版が 一般のピアノ楽譜よりひとまわり小さくて、音符も小さいことかな。
でも、M4ちゃんは大人っぽくしっかりしてる子ですから、小さい音符でも大丈夫でしょう。
この「こどもポップス曲集」は、とてもいいです。いい本みつけた。

子ども向けの曲集とか、アニメソング集、などといった楽譜はたくさんありますが、中身をよーく吟味しないと、つまらないものが多いので要注意です。
その歌のテーマやコンセプト、表現などを第一に考えず、「バイエルの○○番でひける」とか「ハ長調でひける」とかを優先するため なんでもかんでも バイエル風の伴奏をつけていたり、C、G、Fの3種類だけの和音ですべてまかなっていたりと、だっさい編曲がいっぱい市販されています。

私自身は、小学生のころ水星社という出版社から「NHKみんなのうた」のピアノ伴奏つき楽譜が1巻~10巻ぐらいまで市販されていて、それを弾いて楽しんでいました。
子どもの読譜力で読みこなせ、弾きこなせる曲もたくさんありましたが、基本的には「一般向け」の本だったと、今になって思います。
音符も小さいし、TVで放映されていたその通りのアレンジが採譜されたものでしたから、音楽的にしっかりしていて一流でした。
私が小さい頃には、今のように「子どものための○○」などの楽譜は あまりありませんでしたが、逆に、ヘンなアレンジの楽譜に毒されなくて、かえってよかったような気もします。

ピアノの演奏力が大分ついてきたM4ちゃんにも、広いジャンルの音楽を弾き、楽しみ・工夫して表現する経験をひろげてほしいと思って、この曲集を取り上げてみました。
M4ちゃんのように、まじめで、よく勉強する優等生の子には、特に、王道のテキストだけでなく、こうした「感受性」や「表現力・応用力」などを刺激する楽しい曲をたくさん弾くことが大切だと思います。

それにしても、ヘンな曲集 多いよ~
買うときは、みなさん気をつけて!

「ゆかいなまきば」バージョンアップで

2013年10月24日 | 音楽のツボ
Hちゃん(年長):
「ピアノひけるよ!ジュニア3」も最後の方になり、これまで学習してきた「中央ド(1点ハ)」のポジションから、1オクターブ上の「ド、レ、ミ」まで範囲が広がりました。
左手のヘ音記号のド(ハ)~右手の1オクターブ上のド(2点ハ)まで 2オクターブの音符を読んで、理解し、そして両手それぞれのパートを合わせて弾く、というのは、6才児にとってかなり高度な頭脳活動だと思われますが、Hちゃんは着実にこなしています。
今度新しく練習しているのは「ゆかいなまきば」です。
この曲は、前に「ジュニア1」の本でならって 楽しく歌って弾いた曲です。
「ジュニア1」の時は、メロディーを両手に割り振って弾いたのでした。
その、よく知ってる「ゆかいなまきば」を、今度は「ジュニア3」で 1オクターブ高い場所で、しかも自分一人でピアニスティックな伴奏をつけて弾けるのです。

「ピアノひけるよ!ジュニア」シリーズは、このように 子どもたちがよく知っている歌がたくさん収録され、それが難易度を変えて何度も登場してくるのが特徴です。
同じ曲が何度も出てくることに「新鮮味がなくてつまらない」という意見もあるかと思いますが、子どもたちは意外に、「知ってるもの」を何度も何度も確認することが好きです。

ピアノに限らず、絵本でも DVDでも お菓子でも

思い当たることはありませんか?
絵本など、「これ読んだことあるから買って」と言ったり、家に持っている本を 幼稚園や図書館で借りてきたり・・・
大人から見れば、「そんな知ってるものばっかり読まないで、知らない本を読めばいいのに」と思いますが、子どもたちは「知ってるもの」を 何度も何度も繰り返し味わって、「やっぱりおもしろい(楽しい・おいしいetc)」と、そのものに対する思い入れを より深く積み重ねていくことに喜びを感じているようです。

Hちゃんも、「ジュニア」の本で、「知ってる歌」「幼稚園で歌った歌」「前の本で習った曲」が、また違ったレイアウトの楽譜になり、違った挿し絵がつき、バージョンアップした伴奏がついて登場すると、「あっ、知ってる!弾ける」と言って、むずかしいポジションや譜面にも自然に取り組んでいきます。

「ピアノひけるよ!ジュニア」シリーズ、Hちゃんにはぴったり合ったので、使ってよかったなと思います。

パイレーツ・オブ・カリビアン 彼こそが海賊

2013年10月23日 | レッスン日記(小中高生)
Aちゃん(中2):
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の 一番有名な「彼こそが海賊」を練習しています。
もう 最後まで弾けて、ずいぶん上手になりました。

Aちゃんは電車で1時間ぐらいかかる、遠くの中学に行っているので、毎日帰りが遅いです。
部活も定期テストもあるし、ピアノの練習時間がなかなか取れないんじゃないかなあ、と思うのに、その時間をやりくりしてよく練習していることが レッスンを聴くとわかります。

この「海賊」の曲、実はかなり難しいです。
リズムがちょっとあまりないスタイルで、ときおり変拍子もあって すごく難しい。
おまけに和音だらけ!
オクターブ連続!
テンポ速い!

ま、逆に言えば、それだけ難しいことやってるから、聴くとめちゃめちゃかっこいい~ んだけどね。

この曲をレッスンし始めた頃は、Aちゃんもなかなかうまく弾けませんでした。
好きだから取り組んだんだけど、正直いって「イバラの道」だと、先生はひそかに思っていました。
弾けるのかなあ・・・

でも今はすごい。
今日など、ほんとにかっこよくて、思わず
「この曲、学校で弾いて聴かせたりしたことある?!」と聞いてしまいました。
みんなが聴いたら
「かっこいい~」と大評判になりそうな演奏だから。

・・・でも、それは冒頭~3分の1ぐらいまでです。
中ごろから 少しテンポが落ち、音が自信なげにしょんぼりし、
最後のしめくくりの部分はさらにしょぼく・・・

「なんでー。もう弾けるはずだよ。思い切って、テンポくずさず強気で弾いてごらんよ。自信ない最後の所は、その分 最初の方より多く練習しておけば、追いつけるはずだよ」
「うん、わかった」

月2でレッスンに来ているAちゃんは、来週は学校のキャンプ、そして来月の中ごろに定期テストがあるということで、次にレッスンに来るのは 来月の中旬過ぎということになりました。
たっぷり時間があるね。
「カリビアン」かっこよく仕上げてきてね! 

ハイドンソナタ・テンポアップで♪

2013年10月23日 | レッスン日記(小中高生)
Hさん(大人):
バッハのシンフォニア6番ホ長調と、ハイドンのソナタホ短調をやっています。
Hさんの驚くところは、練習している曲すべて、「暗譜」でやってる、ということです。
「だって、見ながら弾けないんですもの」
とHさんは言うんですが、直感的な記憶力のすぐれた「幼児」ならともかく(幼い子どもほど記憶力はいいものですから)、御年○○代のHさんがそれを行っているというのは、驚異的といっていいと思います。
もっとも、そのため修正が必要なときに困ったことになったりもするんですけどね。(^_^;)

「バッハが、前より弾けなくなってしまったんです。♪♪♪~ ほらね、先週よりヘタでしょ」
というHさんですが、それはヘタになったんじゃなくて、逆に上手になってきたため 無意識に弾くテンポが上がって、速くなっているために、苦手な部分がつっかえてしまってるんですよ。
決して下手になったんじゃないですから。

テンポといえば、ハイドンソナタの方も 少しテンポアップを目標にしましょう。
今まであまりやったことのない、荒々しいイメージのある曲です。
どうやら少女時代は、スポーツ好きでやんちゃだったらしいHさんには 意外とピッタリくる曲かもです。
少し勢いをつけて、でも焦らず、キビキビと弾いてみましょうね。

結婚行進曲=パパパパーンの歌!

2013年10月22日 | クラシック曲
Tちゃん(小6):
先週、約束通り ブルクミュラーの「おしゃべり娘」を仕上げたので、今日からはいよいよ憧れの「結婚行進曲」に入りました。
冒頭の「ドドドドー! ドドドドー!」の所は、ちょうど「おしゃべり娘」の課題テクニックであった「同音連打」の練習になり、ちょうどいいタイミングです。
続く、みんながよーく知ってる有名なフレーズ・・・
何年か前、「ゼクシィ」のCMで歌われてた
「アイ・ラブ・ユー フォレバー あなただけのこと~♪」のメロディですが、
これはキツイですね。
右手の和音、下から ド、ミ、ファ♯、ド を同時に押さえなければならない。
「ドからドまでの範囲なら、オクターブ以内なんだからそんなに大変じゃないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、そのドとドの間に ミ、ファ♯、が入っているのがクセモノです。
このミ、ファ♯、のために、手の形をアクロバットみたいにしないと弾けないんです。

そして次の ラ、シ、レ♯、ファ♯、シ 。
なんと5個の音ですよ。
そしてラ~シは9度離れてます。
この和音を弾くには、右手の1の指(親指)1本で 一番下のラとシを2つ押さえるという離れ業をしなければなりません。
その次も、その次もアクロバットか離れ業・・・
とにかくぜーんぶキツイよ~

指の長いTちゃんだからこそ、何っとか押さえることができますが、少なくともTちゃんの年の頃のヒバリだったら 絶対にできない和音です。
とはいえ、Tちゃんもまだ小学生ですから、和音を押さえられたといってもギリギリで、曲のイメージである華やかなファンファーレみたいな迫力ある音では弾けません。
指をひろげる訓練のために、一応練習はしますが、曲として表現するときには、最初のドミファ♯ドなどは アルペジオにして弾いていいよ、ということに。
無理して指を傷めてもいけないのでね。

一方、左手は 音はシンプルとはいえ ほとんどオクターブばっかりです。

とにかく、華やかなだけに手の方は大変な「結婚行進曲」ですが、「いつか弾けたらな~」と憧れていた曲だそうなので、そのをバネに がんばってみましょう。

そうそう、さっきちょっと触れた「ゼクシィ」のCMの歌ですが、あれ、ちゃんとタイトルがついて独立した歌なんですよね。
下にリンクを貼っときますので、興味ある人は見てね。

「パパパパーンの歌」

ステージの緊張緩和大作戦

2013年10月22日 | レッスン日記(小中高生)
キノパパ(大人):
いよいよ、ハロウィンコンサートが 今週の土曜日と目前に迫りました。
今日は、コンサート前最後のレッスンです。
もう曲は全部暗譜して、音色も美しく仕上がっています。
それでも、「いよいよ本番のつもりで」と思うと、緊張して 思わぬミスをしたり、音を忘れたりしてしまいます。

そこで私は、ある対策を思いつきました。

キノパパはトップに演奏します。
曲は「タイスの瞑想曲」です。
普通なら、司会のヒバリが 開会の挨拶をし、それから次に弾くキノパパと その演奏曲を紹介してから、ステージに進み出て、お辞儀→座って椅子の確認、それからやっと弾き始める・・・という流れですが、その一連の作業を、ヒバリがしゃべってる間に もうピアノの前に座って、イントロも弾き始めてしまおう、という作戦です。

そう、ナレーションのBGMであるかのように。
そして、ナレーションが済んだら、そのままメロディーに入って 曲の演奏へと自然に進めてしまいます。
お辞儀をするのは、演奏終了後に初めて。

これなら、観客がシーンとして注視する中、焦って準備しなくていいし、弾く前にお辞儀をしなければ、観客の顔を見て緊張がMAXに跳ね上がってしまうことも防げそう。

大人のコンサートですから、かえってさり気ない感じで、いいかも。
キノパパも「それはいいですね」と賛成してくれました。
そうだ。今回のピアノソロは、キノパパだけじゃなく みなさんこのスタイルでやってみることにしよう。
どうなるかな。

清里・カンティフェア

2013年10月20日 | その他日記
来週の「チャティー・ハロウィーンコンサート」本番を目前に、コーラスグループ「ハモプリ」は合宿に行きました。
行く先は 毎年清里です。
今年は、清泉寮で毎年この時期に行われる「カンティフェア(収穫祭)」に合わせての日程です。

清泉寮は 名物ソフトクリームで知られていますが、今日・明日は広々とした敷地内に、農産物や酪農製品・工芸品など さまざまな露店が所狭しと並びます。
正面には 干し草で囲んだ大きな野外ステージが設営され、カントリーミュージックやバレエ、民族舞踊、ミュージカルなどのパフォーマンスや、牛の品評会なども行われるのです。

  

会場内にセットされた「トラクターライド」。
誰でも乗って、ぐるっと一周してもらえます。シートは干し草でできてる。



乳牛の品評会で見事グランプリに輝いた牛。

  

ステージパフォーマンスのしめくくりは、ケンタッキーからやってきた野外ミュージカル「スティーブン・フォスター」。
アメリカの作曲家フォスターの「おおスザンナ」「夢見る君」「草競馬」など おなじみの名曲が次々に 歌とピアノで演奏されました。
俳優さんたちが来ている衣装は、本物の1800年代のアンティーク衣装だそうです。
フィナーレに「アメイジング・グレイス」が歌われた後には 花火が何発も上がり、暮れかかってきた広い空を彩りました。
感動的な幕切れでした。





翌日は雨。
甲斐大泉にある「八ヶ岳倶楽部」と、小淵沢の「リゾナーレ」で夕方までハロウィン気分を満喫して、満足した我々は帰途につきました。
えっ、合宿の練習はいつしたのかって?
ちゃんとやりましたよ。
夜、ペンションのリビングで、ピアノとCDレコーダーを借りて。
翌朝も、チェックアウトの時間までちゃんとね。

周囲からは「どうせ遊び半分の『合宿』なんでしょ?」とナメられている、我らハモプリの合宿ですが、決してそんなことはありません。
遊び9割、練習1割の 充実した合宿なのです。
来週の本番に、その成果がしっかり表れているはず・・・♪

ジャズメンM&M

2013年10月18日 | レッスン日記(小中高生)
Mちゃん(中3)とM3ちゃん(中3):
もに高校受験を目前に控えた、れっきとした受験生なんですが、まだレッスンを休まず通っています。

今やっているのは、Mちゃんが「テイクファイブ」、M3ちゃんが「モーニン」と、揃ってバリバリのモダンジャズです。
夏以降練習してきましたが、ヒバリ先生の目から見て 二人ともかなりいい線になってきたと思います。
ノリ、タッチ、雰囲気、そしてちょっとしたアドリブ感まで、中学生ながら ヒバリ好みの いいジャズメン(?)に成長しました。
来週の土曜日には、大人のためのハロウィンコンサートにも出演して、ジャズボーカルのデュエットを歌う予定です。
あと1週間。
すてきなジャズを演ろう!!

次は「結婚行進曲」

2013年10月15日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小5):
先月「クシコスポスト」に悪戦苦闘して、ようやくなんとか最後までたどり着き、今月はまた普段の「ブルクミュラー」に戻って「おしゃべり娘」の『同音連打』を学習しました。
大変な「クシコスポスト」のあとだったので、ブルクミュラーは「すごく簡単に感じる!」と、2週間で合格することができました。
「『おしゃべり娘』が合格になったら、また曲集から好きなのやろうね」と言われていて、Tちゃんが選んだのは あこがれていた「結婚行進曲」です。
「結婚行進曲」の有名なのは2曲あって、1曲はワグナーの「ターンターカタ~ン、ターンターカカ~ン♪」という荘重なもの。
そしてもう1曲は、ケーキカットのときによくつかわれる「ダダダダーン、ダダダダーン、ダダダダン、ダダダダン、ダダダダン、ダダダダン、」という華やかなもの。
Tちゃんの弾きたかったのは、こっちの「結婚行進曲」です。
これは、メンデルスゾーン作曲の序曲「真夏の夜の夢」の中で、妖精の王オーベロンと 同じく妖精の女王タイターニアの結婚式の場面で演奏されるものです。
和音が分厚く、時には1オクターブ以上の音を弾かなければいけない部分もあって、ものすごくキツイと思いますが、Tちゃんは指が長くなってオクターブも楽々こなせるようになっているので、なんとかやってみようよ、ということにしました。
来週から「結婚行進曲」を始めます。
がんばろう。

映画「ピアノレッスン」のテーマ

2013年10月14日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲
Tさん(大人):
月末に行う「ハロウィーンコンサート」で、2回目の出演になる今年は 映画「ピアノレッスン」のテーマ曲「The Heart Asks Pleasure First」を弾きます。
邦題は「幸せを希う心」といいます。
「希う」・・・なんと読むかわかりますか?
「こいねがう」です。私もつい最近わかりました。

「ピアノレッスン」という映画だけあって、ピアノによるアルペジオが全曲通して流れ、その中に、心惹かれる切ないメロディーが切々と浮き出してくる。
聴くと大変美しいですが、弾くと難しいです。
旋律と伴奏の音色の弾き分けや、バランスの配分、表情の付け方。
克服しなければならない課題はいっぱいですが、Tさんはすごくがんばってきたと思います。
本日のレッスンで、本番前のレッスンはおしまいなのですが、あと2週間、自分を信じて がんばってほしいです。
何よりも「この曲が好き」という気持ちを、聴く人みんなに伝えてください。
熱い心を、メッセージにして!

豊かなオリジナリティー

2013年10月12日 | コード奏法
Nちゃん(小3):
「大人のためのピアノ教本1・2」を並行してレッスンし始めました。
このテキストは、コードネームに重点を置いて進めていくのが特徴です。
今日は「河は呼んでいる」というフランスのトラディショナル・ソングでした。

まず基本は、CとGのコードの基本形で和音の伴奏をつけながら弾きます。
Nちゃんはこの曲が好きになったようです。
とてもきれいなメロディーですから。
Nちゃんは基本形の伴奏で弾いた後に言いました。
「ちがったアレンジで弾いてみます」
そして、両手をオクターブ高い位置で弾き、さらに伴奏をアルペジオっぽくしました。
「きれいだね」
先生は隣で、分散和音の伴奏をつけて一緒に連弾しました。するとNちゃんは もっともっと気持ちよくなったらしく、
「もう一回弾きたい!」と、とても楽しく演奏を続けました。
次には伴奏をもっとはずんだリズムにして・・・
今度はオクターブ低い位置で・・・
など、さまざまな変化をつけた演奏を、心から楽しみ、味わって弾いています。

そんなことに時間を割かず、テキストをどんどん進めていけば、もっと進度が早くなるんだけど
でも、ピアノのレッスンはテクニックだけではありません。
Nちゃんのように、音楽を心から楽しみ、オリジナルのバリエーションをたくさん工夫し表現するのも、大変重要な学習であると思います。
こうして毎週、Nちゃんのオリジナリティーに 驚きと喜びを感じています。

M&M 英語でスタンダードソングを♪

2013年10月11日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲
中学3年生のMちゃんとM3ちゃん。
先週は修学旅行で、ピアノはお休みでした。

今月末に行う「大人のためのハロウィーンコンサート」に、二人そろって出演することになっています。
去年もおととしも、二人デュエットで歌いました。
今年も何か歌おう!ということになって。

せっかくだから、中学生の今、いちばんぴったりな曲を選ぼう、ということにしました。

★自分たちが大好きで
★小さい子には歌えなくて
★大人になったら歌えないような・・・中学生の今しか歌えないような曲

というわけで、先生が選んだのは
ディズニーの「ピノキオ」から、「星に願いを」を英語で、そしてスロースウィングのジャズスタイルで歌う、というものです。
そうしたら、M3ちゃんがもう一曲「これ歌いたい」と見つけてきた歌があって。
それが、「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」というジャズのスタンダードを、ボサノヴァスタイルで、そして英語で歌うもの。

で、今年、M&Mのコンビは「星に願いを」と「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」という2曲のジャズスタンダードナンバーをデュエットすることになりました!
大人だよね!