HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

弾ける曲は楽しいな♪

2019年08月16日 | レッスン日記(小中高生)

Rちゃん(小3):

2週間の「夏休み」のあと、久しぶりのピアノ。

Rちゃんは、カバンの中から去年の発表会で弾いた楽譜を見つけて「これ弾こう!」と弾き始めました。

それはRちゃんの好きな「ありがとうの花」という曲です。

発表会から半年以上経っているので、所々つっかえるところもありましたが、ちゃんと改めて楽譜を読みながら、段々と調子を取り戻してきました。

そうなると楽しくなり「もう一回弾くよ!」「つっかえたから最初から!」「もっとスピードで弾くよ!」と何度も繰り返して夢中で弾いています。

発表会から何か月も経った分、成長してピアノテクニックも上がっているので、本番の時よりもっとキビキビと、確かな打鍵で弾けています。

そうか

「弾ける」って、そして「メロディーが易々(やすやす)と弾ける」って、本当に楽しいんだね。

そういえば、去年初めて発表会に出たTくん(小1)も、レッスンの合間やなんかに、何かというと「ビッグ・ベンのかね」を弾いちゃうし、子どもたちが、何かというとすぐ「ねこふんじゃった」を弾くのも、それが「簡単に気持ちよく弾ける曲」だからなんだね。

そうだ、大人だってそうなのよ。

私は、この間K子さんが言っていたことを思い出しました。

「右手と左手を別々に練習するように」「難しい所を取り出して、そこだけよく練習するように」とアドバイスしたら、

「そうなのよね。そうしなきゃいけないんだけど、どうしても左手はメロディーがないから、弾いててもつまらなくてつい練習しなくなっちゃって

「それに、途中からだとなんかピンとこないので、やっぱり初めからばっかり弾いてしまって、だから初めの方ばっかりうまく弾けるようになって、最後の方はうまく弾けなくて差がついたまま

みんなおんなじなんだね。

メロディーは楽しい。

弾ける曲は楽しい。

楽しい所弾くのは幸せ〜

反対に、弾けない所を練習するのはつらい。

問題は、つらい地道な練習を、どのように克服するか、ですね

それをがんばれば、その曲が「上手に弾ける楽しい曲」になるんだから。


アコーディオンはトランプの兵隊(笑)

2019年08月13日 | レッスン日記(小中高生)

Sちゃん(高1):

高校生になってから日々忙しいようで、夏の間のレッスン日も通常の日ではなく、今週は〇曜日の午前中、来週は〇曜日の夕方・・・というように、あちこちやりくりして なんとか確保しました。

今日は通常通りのレッスンですが、昨日 夏季施設から帰ってきたばかりとのこと。

練習できてないだろうなー。

とりあえず、貸し出してあったアコーディオンを持参するように言ってあったので、それをやってみよう。

ヒバリ先生がネットの動画で見つけた、フランスのお洒落なミュゼット「スミレのワルツ」という曲です。

アコーディオン大好き!!やりたい!と言うSちゃんですが、小学校の時に学校でやったことがある、という経験だけなので、ピアノを弾くようには簡単にいきません。

楽器は重いし、鍵盤は見えないし、おまけに縦方向。

左手で動かすジャバラの空気はすぐなくなるし・・・

四苦八苦しながらも、一応メロディーは暗譜して弾いているんですが、なんかこの・・・

「ねえ、アコーディオンのベルト、キツくない?」

先生が聞きました。

「このベルト、いちばん短く設定されてるけど・・・もうちょっと長くした方がいいんじゃないの?」

そう言って、一旦アコーディオンを外し、ベルトの穴を3つぐらい調整して長くし、もう一度抱えてみたら・・・

「あっ、この方がいいです」とSちゃん。

「そうでしょ。そうだと思ったよ。ほら、動画みてごらんよ」

と、YouTubeを開き、二人でアコーディオン奏者の動画を見てみます。

「ほらー、みんな、楽器の上にセーラー服の襟が全部見えるくらいの余裕があるじゃゃない」

「ほんとですね・・・」

「Sちゃんは背が高いんだから、一番短いベルトじゃキツすぎなんだよ。さっきのじゃ、アコーディオンがアゴの下ギリギリまで来ちゃって、その周りから手がちょこんと生えててさ(笑)」

実はさっきから、キッツキツのベルトでアコーディオン抱えてる姿を見ると、「不思議の国のアリス」のトランプの兵隊にそっくりだと思ってたんだ(笑)(笑)(笑)

それを教えたら、Sちゃんも大爆笑。

アコーディオンの後は オープニングの「オブラディ・オブラダ」のピアノ伴奏、Mちゃん(中3)とのコラボのシンセサイザー、そしてNちゃん(中3)と連弾する「アイ・ガット・リズム」と、どれも「さすが最上級生!」という出来栄えだったのですが、Nちゃんの代役で連弾の伴奏パートを一緒に弾きながらも、さっきの「トランプの兵隊」を思い出して「ク・ク・ク・・・」とこっそり笑ってしまうヒバリ先生であった。(笑)(笑)(笑)


Lちゃん夏休み明けです♪

2019年08月13日 | レッスン日記(小中高生)
Lちゃん(小4):
久しぶりにレッスンに来ました。

夏休みで 先週・先々週とお休みだったのです。

お出かけしたり、遊んだり、楽しい思い出いっぱいできたかな。練習はあんまりできてないだろうな。

・・・と思っていたら、ちゃーんと練習してありましたよ。

バーナムの新しい課題、トリルや音階もしっかり練習してあったし、発表会に弾くと決めた曲も、ちゃんと練習して宿題のところを弾けるようにしてありました。

感心です!

Lちゃんが発表会に弾くのは「乙女の祈り」です。

小学校4年生で、しかもピアノ歴3年で弾くのは、けっこうなチャレンジかなとも思いましたが、なにより本人のLちゃんが気に入って「がんばる」と言ってること、そしてLちゃんは年齢の割に背も高く指も長くて、オクターブの連続も大丈夫なことから、踏み切ることにしました。

「がんばる」と言った言葉通り、イントロ~最初のフレーズを、レッスンで「練習してきてね」といわれた分はちゃんと練習してきています。

今日は、最初のテーマのアルペジオ・・・まだ1フレーズだけですが、かなり弾けるようになって、この分なら先の方も大丈夫と安心できました。

まだまだ先はながいですが、少しずつレッスンを重ねて完成を目指します。

発表会経験、今年で3回目になるLちゃんですが、ヒバリ教室では もう小学生の中ではいちばんの上級生です。

仲良しのMちゃん(小2)とやるアンサンブル「パパ・ラブズ・マンボ」のピアノパート、下級生のフォローを頼んだUSA」など、次々楽譜を渡しました。

これからどんどん大活躍してもらう予定です!

 

 


お休み(休符)は大事♪

2019年08月11日 | ヒバリ先生のワンポイント・アドバイス

Tさん(大人):

発表会で「革命のエチュード」を弾こうと決め、練習を始めています。

「エチュード」とは「練習曲」のこと。

その名の通り、「革命」は、ハイスピードでのアルペジオ満載。たくさん練習しないといけません。

最初のうちは「右手・左手、別々によく練習しておいて」と言っていたのですが、今日は、ゆっくりでも 一度 両手合わせてのタイミングを見てみようということにしました。

主にアルペジオで大奮闘するのは左手です。右手は動きもゆったりだし、和音さえ正確につかめれば、そう難しくはありません。

だけど、そこに思わぬ落とし穴が。

1つのフレーズを弾き終わり、次のフレーズに入るまでの間に 楽譜に書かれている「休符」。これがあいまいになってしまう。

ともすると、左手の難しいパッセージに集中している間、半小節休符とかも構わず右手がじゃ~ん・・・と押さえっぱになってしまうことも。

今まで左右別々に練習していたので、双方の駆け引き(?)みたいな譜面の妙味にまで気を配る余裕がなかったかもしれませんね。。。

よかったー、今日 両手合わせてみて・・・

楽譜を見て「どのタイミングで打鍵(アタック)するか」は、誰もが気をつけると思いますが、「どのタイミングで離鍵(リリース)するか」ということも、打鍵に劣らずとても大事。

休符は、単に「弾いていない時」というのではありません。

休符によって作られた音のない空間が、その前に弾かれた音、次に発せられる音の両方を引き立て、演奏を引き締めます。

休符については、前にも書きましたので、こちらの記事も参考にしていただけると幸いです。

空白部分、滞空時間をたっぷり♪

Tさん、お仕事がいつもいつも忙しく、ピアノを練習する時間もなかなか取れないとのこと。

楽譜の休符をたっぷり取るように気をつけて。

お仕事の方も、これくらい休符がとれるといいのにね・・・

 

 


楽譜のお話、その② ト音記号とヘ音記号のひみつ

2019年08月11日 | 音符・楽譜・テクニック

みんなの知ってる「ト音記号」、「ヘ音記号」は、それぞれ「トの音(英語で言うとG」、「への音(英語で言うとF)」の位置を示す記号です。

ト音記号の形は アルファベットのGの字(筆記体)を図案化したもの。そしてヘ音記号は、fの字(筆記体)を図案化したものなんですよ。

そして、ト音記号の描き始めの位置は G音の位置を表し、ヘ音記号の描き始めの位置はF音の位置を表しています。

上の大譜表を見るとわかる通り、G、Fのどちらの位置も、まん中のドの線を軸として線対称、つまりドの位置から等距離にあって、どちらも 五線の一番中央寄りの線から2番目の線の上にあります。

さあ、「楽譜のお話」①、② 両方読んでくれたあなたは、もうこれから 譜読みで困ることはありませんよね?!

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楽譜のお話、その① とっても簡単な 音符の読み方 ♪

2019年08月11日 | 音符・楽譜・テクニック

楽譜って苦手… と思ってる人はいませんか?

ト音記号のうちはまだいいんだけど、ヘ音記号になると 今までのト音記号と混乱してゴチャゴチャ・・・ヘ音記号のドは ト音記号のラの場所だっけ?

なあんてお悩みはご無用。

まずは、この図を見てください。5つのドがあります。

上の五線と下の五線の間の空間、そのまん中にある、1本線(加線)が通った音符が「まん中のド」。ピアノでも まん中へんにあります。

そして、上の段の五線、その中の上から2つめの間(かん)に入ってるのが、1オクターブ高いド。さらに五線を通り越し、上の空間に浮いてる(?)2本の加線を伴った音符が もひとつ高い場所のド。

今度は下です。まん中のドの位置に鏡を置いたとして、その鏡に映った線対称の画像のようになります。

下から2番目の間に入ってるのが、1オクターブ低いド、そしてずっと下、五線から外れて 2本の下線と共に沈んでるのが もひとつ低いド。

さかさまにしても同じに読めますね!

ちゃんとした楽譜にすると、こういう形です。

この「5つのド」をガイドにして、読もうとする楽譜の難しい音が、この中のどのドに近いか、近場のドから数えていけば、高い音でも低い音でもすぐ読めます。

いちいちト音記号とヘ音記号とを分けて考えたり、何でも最初のドからド、レ、ミ、ファ、ソ・・・とか数えたりしなくても大丈夫。

さあ、これで楽譜も怖くないですね!

【追記】

ポイントは「大譜表で読む、または大譜表上でどこに位置するか考える」ということです。

大譜表とは、ト音記号とへ音記号の五線が一緒になった2段譜のことです。

慣れればどんな楽譜でも間違えずに読むことができますが、楽譜ビギナーの人は、ト音記号だけ、へ音記号だけ、と分けずに、必ず2段が一緒になった「大譜表」で読みましょう。

もし、ト音記号だけ、へ音記号だけの楽譜でわからないものがあったら、もう一方の五線を足して考えてみたらいいです。

とか

とかにして考えます。

がんばってください!

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「若者たち」の分散和音

2019年08月10日 | レッスン日記(大人)

M子さん(大人):

「どうもリズムがうまく取れなくて」と「若者たち」の楽譜を広げながら、M子さんが言いました。

「リズム感が悪いんですねえ。こんなじゃ、先生もつまんないだろうと思って申し訳ないです」

いえいえ、全然つまんないなんてことないです!M子さんとのレッスン、毎週とても楽しみですよ。

それに、リズム感が悪いなんてこともなく、たまに、メロディーと伴奏を合わせるタイミングがわからない所があったりするのは楽譜が「リードシート」だからなんです。

今、M子さんがレッスンしているのは、メロディーとコードネームだけしか書いてない「リードシート楽譜」。伴奏が書いてありません。

M子さんが昔ピアノレッスンでなじんでいた、きちんと全部の音符が書いてある楽譜と違うので、とまどいがあるのだと思います。

楽譜になったものを見て弾くのならリズム迷子になったりしないはずなので、今度、試しに今やっている曲を伴奏付き楽譜にして作っておきますね、と、お約束しました。

さて、気を取り直して「第三の男」。エビスビールのCMで使われてる、軽快なリズムの曲です。

ほーら、こういうリズムだったらノリノリで弾けてます。

リズム感に問題は全然ナシ!


「ドミソラ」は何のコード?

2019年08月09日 | コード奏法

ゴマちゃん(小2):

ピンクのバーナム(バーナム1)のも大分進み、グループ4の5「側転」です。

これまで、「側転(アルペジオ)」は何度か出てきていますが、今回は初めて4音ずつが分散になっています。

先生:「前にCのコードで側転するの、やったよね。ドミソ、ドミソ、ドミソって、3つの音で。これは音が4つ入ってるよ。何のコードだと思う?」

ゴマ「わかんないよー」

先生「ここまで(ドミソ)だったら、Cだよね?」

ゴマ「うん、そうだね」

先生「Cのあとに、もう1つ『ラ』の音がついて、ドミソラ、ドミソラ、ドミソラ、ってなってる。ラはCの音から数えると

ゴマちゃんと一緒に、1つ1つ鍵盤を数えていきます。

ゴマ「1、2、3、4、5、6!」

先生「Cに、6番目の音がついてる。だから、C6(シー・シックス)っていうんだよ。ゴマちゃん、楽譜に『C6』って書いてね」

ゴマちゃんは、楽譜に『C6』と書きました。

さて、次の和音はソシレファ、ソシレファ、ソシレファです。

これは何のコードになるのかな?

ゴマちゃん、さっきと同じように数えていって、

「Gから7番目だからジーセブン?あれ?ジーセブンって?」

そう、よく気がついたね。

先生「一番初めの頃に「C(シー)とG7(ジーセブン)」って習ったよね。実は、もともとのG7は、ソシレファなの。前に弾いてたのは、それを並べ替えた『転回』の形だったのよ」

ゴマ「そぉっかぁ〜」

ゴマちゃん、大納得の様子…

こうして、少しずつコードの仕組みが解き明かされていくのです。

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オープニング、グループ演奏曲 始めました

2019年08月09日 | レッスン日記(小中高生)


Mちゃん(中3): 

12月のクリスマス発表会には たくさんの曲を弾くので、少しずつ準備を始めました。
 
メインとなるソロ曲「雪は踊っている」は、もう春の初めから決めて少しずつ練習し、大事にキープしてきています。
 
ドビュッシーのピアノ曲ですが、今回は 少しアレンジを加えて、Mちゃんのピアノ+Sちゃん(高1)にシンセサイザー音を添えてもらい、幻想的な雰囲気を盛り上げようと計画しています。
 
今日は、メインのピアノのほか、オープニングの「オブラディ・オブラダ」のピアノパート、それとMちゃん、Nちゃん(中3)、Sちゃんの3人でやる「イン・ザ・ムード」の第1キーボードパートの楽譜ももらって、練習を開始しました。
 
発表会ベテランで、オープニングもグループ演奏もたくさん経験してるMちゃんなので、曲数多くても大丈夫と安心してます。

ドクター・ノクターンYouTubeを活用して♪

2019年08月08日 | レッスン日記(大人)

ドクター(大人):

ショパンのノクターン8番(D)を練習しています。

前回のレッスンの時に「もう本番まで、あと3ヶ月しかないね覚えられるか心配になってきた(~_~;)」と言っていました。

このノクターン8番、右手は歌うように柔らかな旋律なので、自然と覚えやすいのですが、問題は左手です。

もともとフラットが5個ついているキーの上、臨時記号頻発でめちゃ複雑なので、暗譜は確かに困難だと思います。

でも、今日弾いてもらったら、全5ページ最初から最後まで、ほぼ楽譜を見ないで弾けていました。

時々「アレ?どこだったかな」と迷うことがあっても、何とか楽譜を見ずに思い出して音を見つけられているので、これで繰り返し弾きこめば、暗譜も定着できそうです。

音が大分覚えられたので、今日は演奏にニュアンスをつけて、規則正しく弾くだけではなく少しテンポを揺らしたり、矯(た)めを入れたりして、より柔らかなメロディーを弾くこともやってみました。

Youtubeでプロの演奏を聴くのも参考になります。

また、Youtubeアプリでは「再生速度を変える」こともできるので、ゆっくり再生してニュアンスを参考にしたり、できたらゆっくり再生した音源に合わせて一緒に弾いたりするのも便利ですよ、とお伝えしました。

素敵な演奏目指して、色々工夫してみましょう。


クーラー嫌いHさん、熱中症防止の対策は

2019年08月06日 | レッスン日記(大人)

Hさん(大人):

真面目で練習熱心、そのくせシャイで褒められ下手、ツンデレなHさんです。

毎週、「やる気が出なくて出なくて。ホントに嫌になります」と言うのが口癖です。

先週も、「やる気が出なくて出なくて」と、予習してきたバッハの平均律第1巻6番のフーガを最後まで弾き進め、「次は何番ですか?♪」と催促。

「じゃ、じゃあ、コレにしましょうか。シャープが多いけど、慣れれば弾きやすいですから、今の曲が終わったらコレに進みましょう」と、13番のプレリュードを選んでおきました。

ところで、Hさんはクーラーが嫌いで、お家ではクーラーはあるけど使ったことはないという話でした。

ピアノを練習する時は、ご近所に聞こえないように窓を閉め切って、それでもクーラーはつけません、と去年言っていました。

でも今年の暑さは尋常じゃない。

連日、TVでは熱中症の危険が報じられ「クーラーを使うように」と呼びかけています。 

「今年もクーラーつけずに閉め切って練習してるんですか?毎日、TVで熱中症のこと言ってるじゃないですか?」

今日、レッスンに来たHさんに聞いてみました。

「そうでしょ、だからね、熱中症にならないためには」

Hさんは言いました。

「『弾かない』!」

「なるほどーw(^^)w

「そうですよ!『弾かない』が一番なんですよ」

そう言いながら、Hさんが弾いてくれたのは、先週より1ページ先まで弾き進めた「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第4楽章と 先週最後まで到達したバッハ平均律1ー6のフーガの さらに完成度の上がったもの、おまけに「次のために」と選んでおいたバッハ平均律1ー13プレリュードも、半ページ弾いてありましたとさ。 wwwwww


「やさしい花」、モチーフと呼吸で見違えるなめらかさに

2019年08月06日 | ブルクミュラー

K子さん(大人):

先月は都合でお休みしていたので、久しぶりにブルクミュラーの「やさしい花」です。

「前に、先生から『同じようなフレーズがモチーフとなって出てくる』って教わってその時はなるほどと思ったのに、後で見たらわからなくなってて」とのこと。

それは多分ここですよね。

赤いラインで繋いだファ#ミド#ララー  いうフレーズをまるでまねっこしたかのような、ソミド#ラファ#ーというフレーズが、追いかけるように、しかし少し重なって登場してきます。

K子さんに楽譜を示すと、「あら、ほんとだ!全然気がつかなかった」とびっくりしています。

タタタタターン、というこのリズム、拍で機械的に分割せず、ファ#ミド#ララーを1まとまりとし、1呼吸で弾きましょう。「ファ#」で鍵盤に置いた手の重みを「ミド#ラ」と移動していって、最後「ラー」でスッと手を抜きます。ソミド#ラファ#ーも同様に。

「やってみて?」と言われて、K子さんがそのように弾いてみます。

手首をやわらかく使って

一息に

「おおー!」

「ねっ、違うでしょ?!」

自分で弾いた音ながら、思わず感嘆の声が出てしまう滑らかさ。

ほんとなんだよ、この違い。

「フレージング」と「呼吸」がポイントだから。

みんなもやってみてね。

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Sちゃん・高1の夏

2019年08月05日 | レッスン日記(小中高生)

Sちゃん(高1):

ヒバリ教室ジュニアクラスの最上級生です。

高校生になり、学校その他色々大変なので、クリスマス発表会では完全なソロではなく、いつもより少し負担を軽減しつつ、けれども最上級生の貫禄を充分発揮できるようなプログラムを考えています。(まだまだ発表会は出る!)

具体的には、ミュージカルナンバーの「アイ・ガット・リズム」をジャズっぽいアレンジで連弾。ジャズに慣れているNちゃん(中3)に伴奏を頼みました。

また、アコーディオンがとても好きなので、教室にあるアコーディオンを使い、フランス・パリの街角の雰囲気のあるおしゃれなミュゼット(シャンソンのような軽い音楽)をやろうと練習中。

そのほかに、Mちゃん(中3)のピアノソロにシンセサイザーの効果音で応援する役、Nちゃん・Mちゃんと3人でのグループ演奏、オープニングのピアノ伴奏と、多忙な生活の合間を縫って徐々に発表会の担当曲を増していっています。

ヒバリ教室の仲良し上級生3人組、Sちゃん・Nちゃん・Mちゃん。

高校生1人、中3の受験生2人とハードな3人ですが、今年はお互いに助け合って、伴奏し合ったり補い合ったりしながら、揃って発表会に参加します。

力を合わせてがんばりましょう。


シモキタ・ハモプリ 時間延長

2019年08月04日 | レッスン日記(大人)

シモキタ倶楽部とハモプリ、8月度の合同練習です。

今月からは、練習時間を30分増やして、1時間半練習することにしました。

昨年度まで(ハモプリと合流する前)、シモキタ倶楽部は、1時間練習した後3時間くらいの打ち上げ、という流れでやっていたんですが(集まってる時間の大部分が打ち上げwww)、今年度になってハモプリと合同で練習してみたら、練習1時間では 結構大急ぎでやらないと間に合わない、と(さすがに)感じ始めた‥(・_・;

ハモプリが入ったことにより女性パートが増え、サウンドがリッチになって良かったのですが、その分パート練習の時間も前よりたくさん必要ってことだし。

一緒に歌うことにより、レパートリーの範囲も増えてきたし

なので、前回の練習が終わった時に「来月からは今までより30分早く、15:30に集まろう」と提案し、今月の練習日が近づいてきたとき、念のためシモキタ倶楽部のグループLINEに確認メッセージを入れました。

ソッコー返信がありました。Jackからです

    

                            ↑

                            こちらはヒバリの返事。              

 Jack何を楽しみに下北沢へ通ってきてるかってことがよくわかりますね。


受験生の夏・Nちゃんも

2019年08月03日 | レッスン日記(小中高生)

Nちゃん(中3):

Nちゃんも中学3年の受験生です。

ほかの部活では、3年生は1学期で引退となり受験体制に入るのですが、Nちゃんの所属している吹奏楽部は人数が少ないこともあり、まだまだ2年生以下と一緒に現役で練習を続けていかなければなりません。

夏休み中も、毎日朝から夕方まで練習があるそうです。

そんな中、Nちゃんもまた、12月の発表会には、Mちやん同様オープニングからフィナーレまで全部のステージに出ることになっています。

Nちゃんの場合、自分の曲以外にも伴奏を引き受けてくれていて、Cちゃん(小2)とのキーボードデュエット、Sちゃん(高1)との連弾の伴奏、それにSちゃん・Mちゃんと弾くグループ演奏もあるし、全員合奏のギター伴奏もあります。

先生から「悪いね、いっぱい伴奏お願いしちゃって」と言われても、「大丈夫です。自分が楽しいから!」とにっこり笑ってるNちゃんは、「発表会どうしよう?」とか「出番を少なくして」などとは少しも思っていないようなのです。

そういうわけで、今年、ヒバリ教室の受験生二人、NちゃんとMちゃんは、揃って発表会に全曲登場します。

保育園の年中組からずっと、毎年 一緒に発表会を経験してきた仲良しの二人。

忙しいと思いますが、元気で実りある夏を過ごせますようにと祈ります。