HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

レッスン初め-Rくん・チューリップ-

2009年01月15日 | レッスン日記(小中高生)
Rくん(小1);
冬休みは、おじいちゃん・おばあちゃんの家や親戚に行って来たよ、というRくん。
お年玉いっぱいもらったそうですが、全部貯金したんだって。
なかなか堅実です。

久しぶりのピアノは、またぞろ甘えん坊が出てきたかな~
お母さんお手製の、ちいさなクモくんのぬいぐるみも、相変わらずお供してきています。
それでも、バーナムの曲を3曲、ちゃんと弾くことができました。
テキストの「チューリップ」も「右手なら弾ける」と弾き、「じゃ次は両手で!」と言われたところで気力が尽きました。。。(^_^;)
両手は「宿題」として、お家でやってくるそうです。。。(ほんとか?)

あいかわらず甘えん坊のRくんですが、ほんの少しずつ、成長してる兆しが見えているので、マイペースで進んでいこうね、と思ってます。

レッスン初め-Nさん・チャイコフスキー-

2009年01月14日 | クラシック曲
Nさん(大人):
昨年の6月にピアノ入門し、ちょうど半年たったことになります。
クリスマスコンサートでは、ショパンの「嬰ハ短調のワルツ」を演奏し、好評を博しました。

今日は、チャイコフスキーの「四季」という曲集を持参でした。
1月から12月まで、それぞれの月をイメージする、タイトルつきの曲が1曲ずつ納められています。
1月は「炉端で」、2月は「謝肉祭」、といった具合です。

Nさんが弾いたのは、12月の「クリスマス」という曲です。
チャイコフスキーは、「白鳥の湖」や「胡桃割り人形」など、バレエ音楽をたくさん作曲していますが、そのバレエ音楽らしさをふんだんに感じさせる 華やかなワルツ「クリスマス」は、まさに「チャイコフスキーの世界」といったイメージです。
Nさん、こんな感じの曲も、お好みだったんですね~♪
もっと早く思いついていれば、クリスマスに弾けたのにね・・・

ま、すてきな曲はいつ弾いてもすてきですもんね。
私も久しぶりに、チャイコのおとぎの世界へ遊びに行きましょう!


レッスン初め-M3ちゃん・あら野のはてに-

2009年01月13日 | レッスン日記(小中高生)
M3ちゃん(小4);
ヒバリ教室に入って半年がすぎました。
「以前に習っていたときは、練習が大きらいだった」と言っていたM3ちゃん。
この半年 ヒバリ教室で過ごして、どのように成長したでしょうか・・・

暮れの一番最後のレッスンでは、「あわてんぼうのサンタクロース」に、大急ぎでコードネームの理屈を説明して、インスタントにコードで伴奏つけて弾いたんだった。
「まだクリスマスの本終わりたくない。来年もこの本がいい」と言っていたM3ちゃん、きょうはその中から「あら野のはてに」を持ってきました。
「左手の弾き方よくわからなかったから、コードで伴奏つけてきた」
「えっ、1回コード教えてあげただけなのに。それ覚えてたの?」
「うん」
クリスマス曲集には、楽譜にコードネームがふってあります。
M3ちゃんは、それを見ながら、自分でちゃんとCとG7の和音をつかんで、きれいに伴奏をつけて弾いているではありませんか。
「すごいね。ちゃんと自分でコード見つけられたんだね。せっかくこんなきれいに弾けたんだから、もう少しコード増やしていい?」
先生は、「♪イン・エク・セル・シス・デーオ」の歌詞の CとG7の間に、「F」と書き加えました。
「ここにFをひとつ入れてみて」
「えーと、Fは・・・C、D、E、F、G・・・だからファだね!」
M3ちゃんは、半月も前に1度教わっただけなのに、ちゃんとコードの理論を理解していて、Fのコードを見つけることができました。
「ね、F入れた方がすてきでしょ。ついでに、曲の一番最後にも、F-Cをつけよう。教会の賛美歌の終わりは、こうやって歌うんだよ。『ア~メン♪』ってね」
「ふうん、そうなの?」
C、G7、Fを使った「あら野のはてに」は、少しすてきになりました。

こうなると、もうちょっと欲張りたい。

「あのね、『グロ~~~リア~♪』のところは、この楽譜だと分散和音になってるよね。だから、コードでもタリラリ、タリラリって弾こうよ。Cのコードの音を、こうやって順番に動かすのよ。ほら、できるできる」
こうして、コードで伴奏をつけた「あら野のはてに」は、とってもすてきな仕上がりになりました。

M3ちゃん、今年はこんなふうにコードを使ったりアレンジしたりと、自由なスタイルで、一気に花開きそうな予感がします。

仲良しのMちゃんとのコンビで アンジェラ・アキの「拝啓・十五の君へ」を弾き語りするんだ!と張り切っているM3ちゃんなんだから、その言葉どおり すばらしい連弾&ボーカルパフォーマンスを実現してくれるにちがいありません!

レッスン初め-Mちゃん・アンジェラ・アキ-

2009年01月13日 | レッスン日記(小中高生)
Mちゃん(小4);
しばらく見ない間に、また身長が伸びたみたい?
心身共に、若竹のようにスクスク成長しているMちゃんです。

今日は、クリスマス曲集から普段のテキストに戻って、最初の課題「光と闇の踊り」に入りました。
先生が、一回模範演奏をしてあげました。
「今のところが『光』だね!」
「あっ、ここが『闇』だ!」
曲を聴きながら、すぐさま反応する勘の良さ。
弾いてごらん、と言われ、Mちゃんは両手で弾いてみました。
この曲は、このテキストのオリジナルなので全く知らない曲。その上、16分音符の連続でテンポも速いし、手ごわいぞ、と思ったのですが、Mちゃんは思ったほどには苦労せず、なんとか最後まで弾くことができました。
こんな曲が、初見で弾けるほどの実力が、ついていたんだ・・・
今年も、大きな成長に期待できそうです。

「ねえ、あのこと、言ったら? さっき話したこと・・・」
Mちゃんと、後ろの椅子でマンガを読んで待っているM3ちゃんが、なにやら目くばせしています。
「なーに?」と聞いたら・・・
「あのね、前に、今度の夏のコンサートのとき二人で『ジュピター』やりたいって言ってたでしょ。それやめて、『拝啓 十五の君へ』やりたいの。いい?」
二人は、そんな素敵な計画を相談していたのでした。
「いいね!じゃ、夏になったとき、まだその曲が好きだったら、それやれば? で、この曲を二人で歌うの?」
「弾いて歌うの!」
二人は揃って、力強く宣言しました。
ひょ~、すごいね! それじゃ、ほんとにアンジェラ・アキみたいにやるんだね。
二人で弾いて、二人で歌う。
かっこいいな~♪

「弾き語り」って難しいけど、それに、アンジェラ・アキの「拝啓 十五の君へ」を弾き語りするのは すごーく難しいと思うけど・・・
だけど、二人にはがんばってもらいたい。
難しさに挑戦して、見事なパフォーマンスへと完成させてほしいよ。

M&M3コンビ、がんばれ!

レッスン初め-Y子ちゃん・カノン-

2009年01月13日 | レッスン日記(小中高生)
Y子ちゃん(小3);
暮れには、ずっと「クリスマス曲集」をやっていたY子ちゃんですが、クリスマスも終わり「1月からは、また元の『大人のためのピアノ教本』の続きをやってきてね」と言ってありました。
今日は、その続きの曲、パッヘルベルの「カノン」をやって来ました。

この曲は、とても昔のバロック時代の曲で、美しく親しみやすい旋律から、今ではイージーリスニングの曲としてもおなじみになっています。
左手は「通奏低音」といって 同じ旋律をくり返し演奏し、右手が細かい16分音符のバリエーションを次々と展開していく曲です。
とても大人っぽくて、音符も難しかったと思いますが、Y子ちゃんはちゃんと練習してきてありました。
さすがに今年も優等生のスタートです。

Y子ちゃんのレッスンの後、4年生のMちゃんとM3ちゃんが来ました。
Mちゃんが曲を弾き始めると、Y子ちゃんはその辺にあった「ヌンチャク(夏のコンサートの時に使った『偽プイリ』)」を持ち出し、こっそりパーカッションで伴奏を始めます。
はじめは、そーっと目立たない程度にやっているのですが、だんだん大胆になり、リズムも カン、カン、カカカン、ンカンカカン、カン!みたいに調子に乗り、大ブレーク。
弾いてるMちゃんは、吹き出しながら合間に「うるさい!」と叫び、先生は大笑いし、Y子ちゃんはパーカッション熱演しながらゲラゲラ笑い、大賑わいのレッスン室です。
「あんたねー、なんでそんな笑い方すんの。ケタケタケタケタ」とMちゃん。
「だ、だ、だって、一度笑い出したら、止まんないの~」と、まだ笑ってるY子ちゃん。

今年もまた、仲良くアンサンブルやっていけそうだね・・・(^◇^;)

レッスン初め-Tくん・バーナム-

2009年01月13日 | レッスン日記(小中高生)
Tくん(小3);
妹のTちゃんのレッスンが始まって少ししてから、「こんちはー」とやってきました。
この、微妙な時間差が なんかおもしろいです。
二人、どういうタイミングで家を出てきてるんだろうか。。。

Tくんは「バーナム」のピンクの本が 暮れまでに大分進んできていて、年明けの今日は「グループ3」の8番、「でんぐりがえし」から始まりました。
Cコードの転回アルペジオ「でんぐりがえし」と、同じくCコードからの跳躍「とびおりよう」を弾いて、オレンジのバーナムのアトランダムへと移ります。
「ルーレット、5番だ。えっ、これ、Tとおんなじ?」
「そうだね。おんなじだ。速く弾いてごらんよ」
バーナムの良いところは、繰り返し使っても、そのたびに違う課題を課することができること。
初めて弾いたときは音符読みの練習ができるし、再び弾いたときはなめらかに弾く練習ができるし、みたび弾いたときは もっと速いテンポで弾く練習ができるし、etc.etc....
だから、おにいちゃんと妹が同じ課題に当たっても、「こんなのやだー」ということにはなりません。

Tくん、大分指がしっかりしてきたと思います。
今年はぜひ、テクニックバリバリの曲に挑戦してもらいたいなあ。

あと、去年計画だおれに終わった、「アキ・ピアノ教本2」を、今学期中に終わらせようね、と約束して、T&Tきょうだいは 迎えに来たお母さんと一緒に帰っていきました。

レッスン初め-Tちゃん・雪のおどり-

2009年01月13日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小1):
「髪切ったよ!」
玄関での、Tちゃん第一声。
「ほら!前髪、いっぱい切ったんだよ」
「ほんとだ。後ろも切った?前はずいぶん長かったんだね。かわいくなったね♪」

長いお休み後は、こういった、子どもたちのちょっとした変化を見るのも楽しい。

「さ、バーナムからやろうね」
Tちゃんのバーナムは、ピンクの本が「主教材」で、オレンジの本が「アトランダム弾き教材」です。
「さあ、『人生ゲームのルーレット』で選ばなきゃ!」
Tちゃんは いそいそとピアノの下の台からルーレットを引っ張り出します。
そりゃ、このルーレットは、先生が 古い『人生ゲーム』からもぎ取ってきたんだけどさ、みんなは『ルーレット』と言っているのに、Tちゃんだけはなぜか、いつも『人生ゲームのルーレット』と、フルネーム(?)で呼ぶので笑えます。(^◇^)

さて、『人生ゲームのルーレット』で選んだバーナムも終わり、メインテキスト「ひいてうたって」の新しい曲「雪のおどり」に入ることになりました。
ニ短調なので、指のポジションがいつものハ長調から一つ右にずれることになります。
音符を読んだり、指番号を見たりと、難しいと思いましたが、Tちゃんはなんと初見で、右手も左手も正しく弾くことができました。
弾いているTちゃんの横顔をそっと観察してみると、Tちゃんの目は、今弾いているところの音符ではなく、1~2小節 先の部分を見ていることが確認できました。
つまり、1段目の最後の小節を弾いているとき、目はすでに2段目を読んでいる、ということで、これこそが 一人前の楽譜の読み方なのです。
1年生のTちゃんが、こんな大人っぽい楽譜の読み方ができていたことがわかって、大いに期待が持てる新年のスタートでした!\(^O^)/

レッスン初め-Cさん・月の光-

2009年01月11日 | レッスン日記(小中高生)
Cさんは 若い女性です。

今年最初のレッスン、というか ヒバリ教室入門 最初のレッスンなのです。
とはいえ、Cさんは中学生の頃までバッチリレッスンを受けていたので、本当の「入門」とは違いますね。

最近またピアノが弾きたくなり、「ピアノアゲイン」のスタートというわけです。

お好みはドビュッシーやショパンとのこと、ヒバリとも好みが合います。
本日持参したのは、ドビュッシーの「月の光」でした。
冒頭の部分を少しレッスンしました。
どんな曲でもそうですが、特に印象派と呼ばれるドビュッシーですから、自分の中にイメージを描くことがとても大事です。

雲に閉ざされた暗い夜空に、一筋 雲の切れ間が。
雲が少しずつ動き、次第に銀色の月の光が 下界にスポットライトのように広がっていきます・・・

今日は、この辺までやってみました。
ロマンチックでエレガントなセンスの持ち主のCさんですから、ピアノという楽器を自由に扱えるようになってくれば、どんどん美しい表現の幅を広げていってくれることと、楽しみにしています。

レッスン初め-S子ちゃん・UFO-

2009年01月11日 | レッスン日記(小中高生)
「おめでとうございます!」とやってきたS子ちゃん、お正月休みに風邪を引いたと言っていたけど、今日は晴れやかな笑顔です。
もう、すっかり元気で安心しました♪

緑色のバーナム、そしてピンクのバーナムの「アトランダム弾き」と進めていきます。
半音階弾きの予備練習、「ミファファ♯ファ、ミファファ♯ファ・・・」を弾いたとき。
「あっ、UFOみたい♪」
前に弾いた時には気づかなかったフレーズに、S子ちゃんは気づいたようです。
「ほんとだ。UFOのはじめのところだよね!」
「そうそう!」
おもしろがりの先生は、さっそくUFOを弾いてしまう。

「♪ミ~ファ~ファ♯~ファ~ ミ~ファ~ファ♯~ファ~・・・ミ~~ミ~~、ミ~~、ミ~~、ミーミーミーミー UFO!♪」
「うわあ、ほんとにUFOだ!」
まだまだ!
「♪ダン!ダン!ダン! チャララ、ダン!ダン!ダン! チャララ、
 手を合わせて見つめるだけーで、
 ダン!ダン!ダン! チャララ、ダン!ダン!ダン! チャララ・・・♪
 ねえ、これよくない?! トリルの練習もできるし、三連符の練習もできるし、半音階の練習もできるしさ。コードの勉強にもなるよ! 弾けば?♪」
「発表会、これでもいいですぅ~♪」
「それいい! 歌って踊れば?」
「踊りはダメ~」
「じゃ、S子ちゃんが弾いて、お母さんが踊るか?」

お母さん、なんかとんでもないことになってます(^◇^;)

しかしUFOは、なかなかよい課題のようだ。再発見したぞ。
みんなも弾いてみたら? おもしろいよ。

レッスン初め-M2ちゃん-

2009年01月08日 | レッスン日記(小中高生)
新年最初のレッスンはM2ちゃん(小3)でした。
お正月の長い休みが明けて、子どもたちが風邪も引かず 元気な顔を見せてくれるのは、とても嬉しいことです。
M2ちゃんは、お正月にもらったという新しいたまごっちを連れて(?)やってきました。
その子の説明やら、ペットのフェレット、ポッキーとシュガーの近況やら、いっぱい話してくれました。
レッスンが終わった後もすぐには帰らず、猫のジルと遊んだりのんびりおしゃべりしたりしていきます。
M2ちゃんは学童保育に行っているのですが、いつも、学校であった楽しいこと、ニュース、学芸会の計画など、夕方 ママに話すまで待ちきれない「ホットニュース」を“ピアノの先生”に教えてくれて、その興奮を分かち合ってくれるのです。

私が小学生の頃は、ピアノのレッスンに行くのがイヤで、先生も親しみがなく、先生とおしゃべりしたり レッスン後に長居するなんて思いもよりませんでした。
今、子どもたちが楽しんで通って来てくれて、先生に大きな親しみをよせてくれることを嬉しく思います。
子どもにとって、家族以外に 心を開き、信頼できる大人がいるというのは、とても幸せなことだと思いますし、またM2ちゃんのように、普段ひとりでいる時間が長い子にとって、楽しいニュースや学校での様子、困ったこと、などをすぐに話せる大人が 身近にいるのはいいことだろうな、と思っています。

”ピアノの先生“ではありますが、それだけでなく 子どもたちの心を受け止める役を、「身近な大人」として やっていきたいと思っています。

あけましておめでとうございます♪

2009年01月01日 | レッスン日記(小中高生)
今年もよろしくお願いします。

いいお天気の元旦。
散歩がてら、歩いて20分くらいの八幡神社に初詣でに行って来ました。
お囃子と獅子舞とお神楽をやっていて、うきうきしてしまうようなリズムに、ヒバリはお参りの列に並びながら こっそり踊ってしまいましたヾ(^^へ)
今年の音楽初めは お神楽だ!♪♪♪