HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

まほちゃん・アメちゃん、姉妹で連弾🎵

2023年06月10日 | いろんな歌・いろんな曲

 ピンポ〜ン

「こんにちはー」

声を揃えて、まほちゃん(小3)・アメちゃん(小1)の姉妹がやってきました。

以前はそれぞれレッスン日が違っていたのですが、この春、アメちゃんが小学生になってから、同じ曜日にレッスンに来ることになったのです。

一緒に来ると、なんかウキウキした気分になりますね。

「誰が先にレッスンする?」

「アメちゃんから」

ってことで、さっそくアメちゃんがレッスンを始めました。

アメちゃんは、いくつか曲を弾いたらピアノの前から立ち上がり、ソファーで本を読みながら待っているまほちゃんのところへ行って、何やら耳打ちしています。

「ねえ、まほ。ゴニョゴニョゴニョ」

「え?先生に聞いてごらんよ」

まほちゃんに言われて、アメちゃんは先生に言いました。

「あのね、『ドレミの歌』、二人で弾いた」

そうか。夏にやる発表会の時に、アメちゃんに「ドレミの歌」を提案し、まほちゃんに「伴奏してあげて」と頼んであったのです。

まだ最初の方だけしかレッスンしてないけど、お家で一緒にやってみたんだね。

そこでアメちゃん、まほちゃん、二人並んで、「ドレミの歌」を弾いてみました。

まほちゃんの軽快なリズム伴奏でスタート。

さすが姉妹、よく揃っていい感じです🎵

ドはドーナッツのド、から始まって、最後の「さあうたいましょう」までを2回繰り返し、そして今日は、その続きまで少し進めて、「ここまで覚えて練習してみてね」ということになりました。

まほちゃん、ヒバリ教室では まだ新人の方だと思ってたけど、もうこうやって、伴奏やってね、と言われたら サッと出来るようになってる。

実力も貫禄もついてきたなー、と思います。

まほちゃん、伴奏よろしくね。

アメちゃんもがんばろうね。

姉妹での連弾、楽しみだ。

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「ジングルベル」の歌詞🎵

2023年06月10日 | いろんな歌・いろんな曲

ピアノを習い始めた小さい生徒たちが、その少しのテクニックや読める音符の範囲で弾ける曲。

そうたくさんはないですが、子どもたちが「ピアノで弾けた!」「楽しい」と思うことができる貴重な存在です。

その「簡単に弾ける曲」の一つに「ジングルベル」があります。

「ドレミファソ」の元指(もとゆび)だけで弾けて、おまけにミミミ、ミミミ、とシンプルな音使い。

リズミカルでスピード感があるし、「弾いた!」という満足感が得られるので、子どもたちに人気です。

いつも 習い始めの誰かが弾いているので、ヒバリ教室では真夏だろうと春秋だろうと、一年中、「ジングルベル」が鳴り響いています()

ところで、その歌詞、原曲は英語なので

ジングルベル、ジングルベル、ジングル オール  ウェイ、となるんですが、歌集や楽譜、それとか動画などでも、いろいろな歌詞で歌われていて、面白いです。現在は

ジングルベル、ジングルベル、鈴がなる〜🎵

というのが定番かな、と思いますが、

じんぐるべー、じんぐるべー、

と歌ってる子もいるし、また、小さい子用に

リンリンリン、リンリンリン、

としているものもあります。

昔、J君は1歳の頃、

ちんちんちーん、ちんちんちーん、くーりしゅましゅ〜🎵 と歌ってたなー()

最近面白いと思ったのは、英語圏で覚えたと思われるミニーちゃんの歌。

ティンカーベル、ティンカーベル、と歌ってました。 

年齢が小さければ小さいほど、意味などお構いなしに 自分の耳に聞こえた通り 素直に歌ってる。

みんなの大好きなジングルベル、さて、あなたはどんな歌詞で歌ってますか?

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アメちゃん、知ってる曲をどんどん弾こう🎵

2023年06月10日 | レッスン日記(小中高生)

アメちゃん(1)

「たのしいピアノレッスン」の本をもらってから、レッスンに勢いがつき、自分で弾ける曲を見つけて次々に弾いてきています。

「これ弾いた」

「これも弾ける」と どんどん弾いて、先生から

「うわー、すごいね。どんどん丸がついちゃうね」とグルグル丸をもらって嬉しそうです。

まだ習っていない左手の音符や、両手で合わせる弾き方はスルーして、右手のメロディーだけ弾いてるのがほとんどだけど、それで構わないのです。

好きな曲、弾ける曲を 自らどんどん弾いていくのがとても大事。

「この曲の右手が弾けたね」と、楽譜の右手のところに丸をつけてあげます。

難しいところや左手は、そのうち音符を教わり、伴奏形を練習し、弾けるレベルになった時点で、またその曲に戻って弾けばいいのです。

アメちゃん、今日は 前に「弾ける!」と言って右手だけ丸をもらっていた「ジングルベル」を、先生から「左手も弾けるんじゃない?ドとソばっかりだもん」と誘われ、音符を見ながら左手の伴奏もつけて、楽譜通り完全な形で弾くことができました。

やったー!今度こそ本当にコンプリートです。

今までは、音符を読めば 知ってる曲のメロディーを再現できることが嬉しくて次々弾いてたけど、今日は 左手の音を読んだり両手のタイミングを合わせたりすることで ちょっとだけ苦心しました。

もう小学生になったし、これからは、少しずつ難しい課題に挑戦して克服する喜びを知っていってほしいと思います。

アメちゃん、がんばろうね。

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チャイコフスキー「四季」より6月・舟歌 その2

2023年06月10日 | クラシック曲

前回の続き、ヒバリの脳内の「舟歌」ドラマです。

初夏の爽やかな気候の中、小さな手漕ぎボートで川下りデートのカップル。

まだ知り合って間もないので、ボートを漕ぐ彼氏も、向かい合って座る彼女も、緊張気味です。

話題もいまいちうまく出てこず、どうでもいいお天気の話などしていますが、ボートが進むにつれ 岸辺の景色は美しく移ろい、二人の緊張も次第に和らいできます。曲も、冒頭の短調から伸びやかな長調へと広がっていきます。

二人のおしゃべりも少しずつ日常や趣味の話などへと広がり、笑顔も出てきます。

さあ、ボートが木々の枝間をくぐり抜けたら、一気に川幅も広がり、美しい田舎の風景が開けました。

気持ちも高揚して、ここで一気に情熱的な言葉へ、と思ったその時、何かに引っかかり、大きく揺れるボート。

あわや転覆の大パニック!

オールも取り落とし、水しぶきがキラキラと飛び散り、大きな波紋がボートを中心に波立って広がります。

数秒ののち、無事転覆は免れ、オールも拾い上げ、波紋も静かに収まり、またボートを漕ぎ始める彼氏。

さっきの「事件」のおかげで緊張は一気に解け、二人の会話は がぜん はずみ始めます。

その証拠に、冒頭から何度となく登場するモチーフのメロディーに、低音のフレーズが、合いの手のように掛け合いで畳み掛けてきます。

これが生き生きとした恋人同士の会話でなくて何でしょう。

おしまいは、すっかり熱い恋人同士となった二人が、この楽しい川下りがもうすぐ終点に着いてしまうことを惜しみ、いつまでもこの時間が続きますように、と願いを込めて余韻を味わってる、その二人を乗せたボートが、だんだんだんだん遠ざかっていく…   FIN

こんな感じです。

チャイコフスキーさんの暗い夜のイメージとは全然違うけど、ま、イメージは 弾く人が好きに描けばいいんだから。

ちなみにヒバリのイメージは、ロシアじゃなくて多分 子どもの頃からいろんな本で読んだり映画で見たりした、「イギリスの田舎の川下り」の様子なんだと思います。

「たのしい川べ」とか、「不思議の国のアリス」の誕生現場とかね。


あなたも、自分のイメージで、曲を楽しんでね。

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チャイコフスキー「四季」より「6月・舟歌」その1

2023年06月10日 | クラシック曲

6月です。

ドクターの弾いてる「6月・舟歌」

今まさに、ぴったりの季節です。

この「舟歌」、「四季」の中では ダントツに人気があります。

「舟歌」=音楽用語(イタリア語)では バルカローレと言います。

そしてバルカローレといえば、ベニスのゴンドラの歌のこと。

そしてゴンドラといえば、カップル。

というのが大体の「お約束」なんですが、ちなみに、作曲したチャイコフスキーの曲の背景へのイメージは「夜」なんですってね。

曲の元になった「詩」があって、それは(原文はロシア語なので、英語にすれば)

Let us go to the shore

There the waves will kiss our feet

With mysterious sadness

the stars will shine down on us

(岸辺へ行こう

 さざ波が私たちの足に口づけする

  不思議な悲しさで

  星の光が私たちの上に降りそそぐ)

という内容らしい。

そうなのか。なるほどね… 

しかし、チャイコフスキーさんの国はロシアだし、この場合の舟遊びは、ベニスの水路やゴンドラじゃないんだよね?

そんな国での「夜の舟遊び」って、どんなんだろう

ロシアの6月は、深夜近くまで空は暗くならないらしいから、舟遊びも遅くまで可能なのか?

日本に住むヒバリには、そんな夜の舟遊びのイメージはピンと来ず、なんとなくずっと、曲から感じたイメージを脳内再生して弾いていました。

次回に、ヒバリの描いていた自由な(勝手な)イメージを言葉にしてみます。

以下、次回に続きます。

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トイピアノでマフィン・マン🎵

2023年06月08日 | いろんな歌・いろんな曲

ミニーちゃん(小1):

この春、小学校に入学するちょっと前から、ヒバリ教室の生徒になりました。

といっても、おうちの都合で、下北沢にいるのはほんの少しの間だけなんだそうです。

夏休みになるころには、もうバイバイ

短い間だけど、元気いっぱいなミニーちゃんはそんなことちっとも気にせず、楽しくピアノに来ています。

「先生、『マフィン・マン』っていう歌、知ってる?」とミニーちゃん。

「知ってるよ。ドゥ ユー ノウ、ザ・マフィン・マン、だっけ?YouTubeで見てみようか」

iPadで動画を探して

「あっ、これこれ!」とミニーちゃんが指差した動画を再生し、二人で声を合わせて歌います。

ミニーちゃんは、グランドピアノの下から赤いトイピアノを見つけ出し、「これで弾く!」と 小さい鍵盤を鳴らしました。

「いいよ。最後の所なら弾けるよ。こんなふうに」

この動画はト長調での歌だったので、最後の1フレーズ、黒鍵も使って「ソ、ララソファソー🎵」を弾けるように教えてあげました。

iPadで動画を最初から流しながら、それに合わせて 二人で大声で歌い、先生がピアノを弾き、ミニーちゃんは最後の「ソ、ララソファソー🎵」が来るたびに そこを弾きます。

こうして、「マフィン・マン」が弾けるようになったミニーちゃんは、それからもレッスンに来ると、「マフィン・マン」だけは「これで弾かなきゃ!」とトイピアノで弾いてます()



楽器博物館に行ってきました🎵

2023年06月02日 | いろんな楽器

楽器博物館は浜松にあります。

浜松は「楽器の都」ですからね。

日本のピアノの2大メーカー、ヤマハもカワイも、そして電子楽器のトップともいえるローランドも、本社は浜松にあるんだから。

楽器博物館、10年前くらいに初めて行って、面白かったので、今回は 長年のデュオパートナー・おゆみを誘って、「おゆみとピーコ楽器博物館ツアー」を催行したわけです。

↑ちっちゃなシンバルみたいなのがいっぱい並んだ、アジアの楽器。


↑モンゴルの「馬頭琴(ばとうきん)」。いろんな馬や動物の頭をかたどっている。教科書の「スーホの白い馬」に出てくるよね。

↑韓国の楽器には、動物をかたどったものが多い。獅子、虎、龍などの他、アヒルやガチョウなどの形をした楽器もいっぱいあって、どれもカラフルでかわいい。

↑これはヨーロッパの管楽器だけど、なんかギョッとするよね。

↑こんなウツボみたいな楽器やだ💦

↑両側から二人の人が弾けるピアノ。これ1台で「2台ピアノデュオ」ができる。(笑)

↑こちらは、2段鍵盤のピアノ。これも「2台分を1台で弾ける」ってこと?
これらはヨーロッパで考えられた楽器なんだけど、コスパがいいかと思って作ってみたら、デカすぎ・重すぎで移動にものすごく費用がかかったり、メンテが大変だったりで、結局コスパ悪くて存続はしなかったということです。そりゃそうだね。

↑ペダルのところにちっちゃなハープが。かわいい♡

↑キハーダという、昔のラテン楽器です。これがのちに、みんなの大好きなビブラスラップへと発展したのです。
なんか動物の骨みたい?そうです。ロバのあごの骨そのものなのです。

↑初期の「リズムボックス」です。商品名は「ドンカマチック」といって、これをピアノの横に置いてリズムを鳴らしながら、ポピュラー曲を弾いたのです。ギョーカイでは「ドンカマ」って言ってた。


近くには、ハーモニカの形したホテルや、浜松城の見える展望台もあります。
楽器博物館、すごーくおもしろいので、みんなもぜひ行ってみてね。