HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

日本の音楽教育って♪

2011年07月30日 | 音楽のツボ
小学校時代のクラスメートたちと集まって「暑気払い」の飲み会をしました。
当然のように、二次会はカラオケへと流れます。
今じゃ もうおっさん・おばはんだけど、自分たちの中では 小学校時代と全然変わらない「○○ちゃん」「××くん」たちです。

みんなが次々に曲を予約して、マイクを手に、歌います。
それがみんな、すごくうまいんだ
歌手みたいに発声が正しい、とか 音程が寸分狂わない、とかそういう意味じゃなく、どの人の歌も、その人らしくて ほんとにすてきだと思いました。
しみじみしたバラードを、しっとりと情感込めて歌い上げる女子(?)。ちょっとハスキーな低音がすごくセクシー。
それとか「へー、彼って こんなツヤのある声だったんだ」と思うような男子(?)とか。

ヒバリの隣に座ってて、メリハリのあるテノールでJ-POPを歌った男子(?)が言いました。
「オレ、学校の音楽は成績悪かったしダメだったけどさ。カラオケでは、レパートリーいっぱいあるんだよ」
そして「一人ずつ、歌のテストって歌わされるのが全然ダメだった。緊張しちゃってさ。『椰子の実』とか、ああいうやつ」
そんな歌歌わせるから、音楽ダメになるんだよ! と、現在「音楽の先生」であるヒバリは思った。
一人ずつ歌わせて点数つけたりするから、歌が歌えなくなるんだよ!とも思った。
みんな、今はこんなに歌が上手で、何曲も何曲も歌いたい!という「音楽好き」なのに、音楽を勉強させられていたときは苦痛だった。
ほかのみんなも
「ピアノちょっと習ったけど、バイエルで挫折した」とか
「そうそう。子どもにピアノ習わせたけど、全然練習しなくて『月謝払ってんだぞ』って怒ってやった」とか、口々に言っていた。
そんなもん弾かせるから、ピアノキライになるんだよ!
そんなつまらんレッスンやるから、弾けなくなるんだよ! とヒバリは思った。

教われば教わるほど楽しくなく、解放されるとこんなにみんな きれいな声のミュージシャン(?)になってる。
日本の音楽教育って、なんなんだろう

オクターブの連続 アルプスの夕ばえ

2011年07月29日 | クラシック曲
M3ちゃん(中1):
秋の発表会に「アルプスの夕ばえ」を弾くことに決め、(なれない)部活や(なれない)定期テストの合間をぬって 少しずつ練習しています。

「アルプスの夕ばえ」は、そのタイトルのとおりアルプスの山の夕方の情景を音楽で表した曲です。
ほら、ペーターと一緒に 初めてアルムの山にいったハイジが、山々を照らす雄大な夕焼けを見て「なんてすてきなの!山がバラ色に変わったわ」と感動した、あの情景ですよ~

なかなか華やかですてきな曲なのですが、初級レベルの曲のわりにはオクターブの使用が多く、特に右手はほとんどオクターブか オクターブの和音で弾くようになっています。
ヒバリ先生自身は とてもチビな中学生だったので、この曲を子どもの時に弾くことなどできませんでしたが、M3ちゃんは最近ぐっと身長も伸び、手も広がるようになって、ちゃんとオクターブの連続を弾くことができる。
なんとうらやましい中学生だ!

とはいえ、あまり長時間、オクターブばかり弾いていると 手に負担がかかって腱鞘炎などになってしまう人もいます。
無理のないように気をつけましょう。
だけど、ま、M3ちゃんの練習量なら、腱鞘炎の心配はないだろう。

一人で弾く曲、楽しい曲

2011年07月27日 | レッスン日記(小中高生)
M4ちゃん(小1):
ピアノの前にちょこんと座って、「楽譜いらない」と言います。
ちゃんと覚えてきたから、という自信があるからなんだね。
楽譜を見ないで、両手で弾けるまで練習してきているのは、いつも感心です。
このごろ本当に、ピアノの弾き方が身についてきたと思います。

先生がノートに ヘ音記号の音符を書き、それをト音記号の音に書き直してごらん、という「問題」も 着実に解答することができ、しっかりと基本が覚えられているのがわかります。
そろそろ、発表会の曲を決めたいと思うのですが、「これはどう?」と先生がいくつか弾いてみてはあげたのですが
「ううーん、むずかしすぎ。もっと簡単なのがいい」
「知ってる歌がいい」とか、曲選びに関してはなぜか慎重派なのです。
ピアノを始めて1年たって、もう けっこう大人っぽい曲も弾けそうなM4ちゃんなのですが、いまいち路線がきまらずにいます。
「嵐の歌がいい」
などと言うM4ちゃんなのですが・・・
「うーん、嵐はむずかしいよ。去年、みんなで『曇りのち、快晴!』弾いたけど、あれはみんなで一緒に弾いたから、かっこいい曲になったんだよ。一人じゃいろんな音が出せないし、かっこよくならないの」
生徒のみんなには、クラシックやピアノ曲ばかりじゃなく、いろんな曲を体験させてあげたいけど、まだ1年生のN4ちゃん一人だけじゃ、かっこいい音を出すのはムリだなあ・・・

ま、嵐はムリなんだけど、ご家族のみなさん、それから教室のお友だちといっしょに、いろんなかっこいい曲も弾けるように計画しているので、ソロ曲は ちょっと努力して しっかりした曲を弾いてもらいたいなあ、と思う先生でした。

レトロな歌もすてき

2011年07月27日 | レッスン日記(小中高生)
Nちゃん(小1):
一人でレッスンを受けるようになって2ヶ月。甘えん坊だったNちゃんは、このごろすっかりハキハキしたお姉さんになって、先生とも「~ですか?」「~なんですよー」などと、まるで大人同士みたいな会話を交わしています。
今日は、「あのね、私の好きな曲を書きますから。なにか紙ないですか?」ときくので、
「これでいい?」と、電話のメモ用紙をわたしました。
「いいよ。じゃ、私の好きな曲ここに書くから、見ないでね」
Nちゃんがエンピツでなにやら書き込み、「はいっ」と見せてくれたのを見ると、そこには
「うえをむいてあるこう」と書いてあった!
よ、よくこんな歌しってるね・・・
でも、これだったらNちゃんでも弾けるよ。
メロディーの階名を、口で教えてあげると、すぐにNちゃんは「上を向いてあるこう」を弾きました。
「♪みあげてごらん~ よるのほしを~ も弾きたい」
そこで、それも いっしょに弾いてみた。
なんで6才のNちゃんが、こんな曲しってるのか、不思議だけど・・・
震災の復興メッセージとかで、TVで流れてたような気もするけど。
それにしても、この古い歌を、6才のNちゃんが弾いてるのは、なぜだかとてもすてきに見えた。
それはきっと、「はやってるから」という理由で誰も彼もが弾く、最新の曲ではなく、Nちゃん自身が自分の気持ちで「いい歌だ」と思って弾いているから、かもしれないね。

今日、Nちゃんは 以前に少し使って「やりにくい」と置いていたテキストを、次々「弾いてみる」と弾いて、とうとう最後の曲まで全部、弾いてしまいました。
新しい楽譜を2冊もらって、嬉しそうに帰っていったNちゃん。
すごーく成長した感じがします。

ハモプリ パート増やせるかな

2011年07月16日 | レッスン日記(小中高生)
いつも久しぶりのコーラス「ハモプリ」。
メンバーが 指導&ヒバリの他に いまのところ3人なので、去年もその前の年も、2パートのアレンジにしていました。
が、今年は ピアノ伴奏を Jくんにやってもらえそうなので、そうなるとヒバリが弾かなくてもよくなり、ヒバリも歌のメンバーをヘルプできることになります。
それで、今日は「ラヴィン・ユー」の一部・・・サビの部分だけ、パートを増やせるかどうかチャレンジしてみました。
今までは ソプラノ2人、アルト2人(か1人)という編成だったのですが、一気に4声部にしてみたのだ!
ということは、それぞれのパートは1人ずつってこと。
ほかの人をあてにできない、とても心細いスタイルです

できるかな~
今日、初めて試してみた感想は「なんともいえない」ってとこかな

それでも「8月はお休みがいいよね」「暑いしね」というナガレになり、しかし「休んで大丈夫?10月の本番まで、合宿いれてあと3回しかないってことだよ」と 一抹の不安もよぎり・・・

そこで、ヒバリ先生が思いついた妙案はこうです。
「そうだ、いいこと考えた。8月はお休みにして、そのかわり9月の練習日は、『夏休み自主練習テスト』をやることにしよう」
「え~、テスト~?」
「そう。ちゃんと自分で練習してきたかどうか、一人ずつ暗譜で歌うの」
「楽譜見ないで?」
「歌詞カード見ないで。楽譜は、どうせ見ないじゃない」
「あっ、そうねー。忘れないように書いておくわ」
と、みんなは手帳を出して「テスト」と書きました。

よしっ、これで8月お休みにしても安心だ。
問題は、9月になったとき、みんなが手帳を見て 「テスト」という不可解なメモの意味を覚えているかだ・・・

スピーカーうさちゃん♪

2011年07月07日 | その他日記
ヘッドフォンをした、ぬいぐるみのうさちゃんをもらいました
このうさちゃん、スピーカーになってるんだよ!
パソコンやヴォイスレコーダー、その他のメディアに接続してスイッチONすると、たちまち音楽が流れ出し、それに合わせて、体をゆすって踊る

しかも、曲ごとに ちゃんとテンポを合わせて踊るんだよ。
ときどき、ブレイクもする

ごきげんノリノリうさちゃん\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/