小学校時代のクラスメートたちと集まって「暑気払い」の飲み会をしました。
当然のように、二次会はカラオケへと流れます。
今じゃ もうおっさん・おばはんだけど、自分たちの中では 小学校時代と全然変わらない「○○ちゃん」「××くん」たちです。
みんなが次々に曲を予約して、マイクを手に、歌います。
それがみんな、すごくうまいんだ
歌手みたいに発声が正しい、とか 音程が寸分狂わない、とかそういう意味じゃなく、どの人の歌も、その人らしくて ほんとにすてきだと思いました。
しみじみしたバラードを、しっとりと情感込めて歌い上げる女子(?)。ちょっとハスキーな低音がすごくセクシー。
それとか「へー、彼って こんなツヤのある声だったんだ」と思うような男子(?)とか。
ヒバリの隣に座ってて、メリハリのあるテノールでJ-POPを歌った男子(?)が言いました。
「オレ、学校の音楽は成績悪かったしダメだったけどさ。カラオケでは、レパートリーいっぱいあるんだよ」
そして「一人ずつ、歌のテストって歌わされるのが全然ダメだった。緊張しちゃってさ。『椰子の実』とか、ああいうやつ」
そんな歌歌わせるから、音楽ダメになるんだよ! と、現在「音楽の先生」であるヒバリは思った。
一人ずつ歌わせて点数つけたりするから、歌が歌えなくなるんだよ!とも思った。
みんな、今はこんなに歌が上手で、何曲も何曲も歌いたい!という「音楽好き」なのに、音楽を勉強させられていたときは苦痛だった。
ほかのみんなも
「ピアノちょっと習ったけど、バイエルで挫折した」とか
「そうそう。子どもにピアノ習わせたけど、全然練習しなくて『月謝払ってんだぞ』って怒ってやった」とか、口々に言っていた。
そんなもん弾かせるから、ピアノキライになるんだよ!
そんなつまらんレッスンやるから、弾けなくなるんだよ! とヒバリは思った。
教われば教わるほど楽しくなく、解放されるとこんなにみんな きれいな声のミュージシャン(?)になってる。
日本の音楽教育って、なんなんだろう
当然のように、二次会はカラオケへと流れます。
今じゃ もうおっさん・おばはんだけど、自分たちの中では 小学校時代と全然変わらない「○○ちゃん」「××くん」たちです。
みんなが次々に曲を予約して、マイクを手に、歌います。
それがみんな、すごくうまいんだ
歌手みたいに発声が正しい、とか 音程が寸分狂わない、とかそういう意味じゃなく、どの人の歌も、その人らしくて ほんとにすてきだと思いました。
しみじみしたバラードを、しっとりと情感込めて歌い上げる女子(?)。ちょっとハスキーな低音がすごくセクシー。
それとか「へー、彼って こんなツヤのある声だったんだ」と思うような男子(?)とか。
ヒバリの隣に座ってて、メリハリのあるテノールでJ-POPを歌った男子(?)が言いました。
「オレ、学校の音楽は成績悪かったしダメだったけどさ。カラオケでは、レパートリーいっぱいあるんだよ」
そして「一人ずつ、歌のテストって歌わされるのが全然ダメだった。緊張しちゃってさ。『椰子の実』とか、ああいうやつ」
そんな歌歌わせるから、音楽ダメになるんだよ! と、現在「音楽の先生」であるヒバリは思った。
一人ずつ歌わせて点数つけたりするから、歌が歌えなくなるんだよ!とも思った。
みんな、今はこんなに歌が上手で、何曲も何曲も歌いたい!という「音楽好き」なのに、音楽を勉強させられていたときは苦痛だった。
ほかのみんなも
「ピアノちょっと習ったけど、バイエルで挫折した」とか
「そうそう。子どもにピアノ習わせたけど、全然練習しなくて『月謝払ってんだぞ』って怒ってやった」とか、口々に言っていた。
そんなもん弾かせるから、ピアノキライになるんだよ!
そんなつまらんレッスンやるから、弾けなくなるんだよ! とヒバリは思った。
教われば教わるほど楽しくなく、解放されるとこんなにみんな きれいな声のミュージシャン(?)になってる。
日本の音楽教育って、なんなんだろう