爺々のひとりごと

毎日目にする何気ない風景そして風物詩気ままに書き綴っていきたいな

大収穫

2011年11月27日 | 蕎麦打ち

小父さんたちの熱い闘いの最終章を迎えた
8月21日種まき 土寄せ 消毒 刈り取り そして脱穀 90日の間に台風襲来ハラハラ ドキドキの毎日だった。
というのも二年続いて失敗だったからだ
定刻仲間がニコニコ集まった

まずは 振り打ちで実を叩き落とします 大昔活躍しましたが歴史資料館で見つけ作り上げたものです。

           
              古の道具に筑波山も微笑んでます

通りがかりの方も珍しそうに眺めてます。この作業結構難しい
落とした実をふるいで選別します

           
                  殆ど実だけになります

昨年は 2kgの収穫 種にも足りない収穫
この頃から収穫高の予想が始まる 思ったよりあるぞ否ないな 
大半が豊作の予感
唐箕にかけ細かいゴミを吹き飛ばします。

           
                     これが唐箕

文化遺産に登録されそうな年代物ですが大活躍
こんな物持ってる人は いないと思う 昭和29年購入と記されてた。
二時間半の作業
果たして収穫高は? なんと70.5kg刈り残しがあったものの二番目の収穫高でした
我が子以上に心配した甲斐ががありました。

           
                     二三日天日干し

京都の寺院で庭作りした経験があるという仲間 竜安寺なんて冷やかされてましたが
多士済々の仲間たち早速熊手で作業開始

土の塊や小石が混入してますので天日干しの後は 精米機にかけ磨き上げます
この精米機も現在殆ど見当りません

石臼で粉を挽けば本当の最終章だ


三日目の朝に

2011年08月27日 | 蕎麦打ち

蕎麦の種まきは 盆明けが最適らしい
昨年は 猛暑しかも雨一滴も降らず芽が出ずしかも地中を掘り返すと不思議なことに種が消えていた
今年は 雨が降り当日も小雨まじり絶好のコンディション
もしこれで芽が出なかったら大笑いの的に 若干の不安の中での種まきだ
終わると早速カラス 鳩 雀が舞い降り何かをついばむ
野球で鍛えたコントロール石で追い払うが効果なし 不安が募るばかりだ

     
               三日目の朝

ご主人様の心配をよそに予定通りほんの一部ですが土の中から頭を持ち上げた
なんといじらしい光景だ 

     
               四日目の朝

蕎麦の実を頭に生え出しました
なんとたくましい

     
           四日目一面に出揃いました

今年は どうやら成功のようですが
九月から十月にかけ台風が心配 蕎麦の茎が折れるとそれで終わり再生しないからなのです。
害虫では 夜盗虫 一夜にして葉を食いつくすといいます
その二つが気がかりです(心配症なのかも知れませんが)
順調にいけば 九月中旬に花が咲き 十一月中旬刈り取り三カ月の熱い闘いが始まりました。

筑波山をバックに蕎麦の花最高のロケーションです NHK朝ドラ安曇野のそば畑と同じように輝きます。
レポート随時ご報告予定 お楽しみに


いつもの仲間が集まりました

2011年05月25日 | 蕎麦打ち

蕎麦仲間が集まります 月一度の定例会
にこにこ顔で集まってくる。
今回農作業の予定は ないのでいつも私が粉を挽いておくのですが石臼での粉挽きから始まった。

        
                     粉挽き

この作業が結構きついのですが
二人で回せば若干楽かも 一㌔挽くのに90分近くかかります
石臼の粉での蕎麦そうざらにあるものでは ありません 最高の味になります。
五年目ともなれば手慣れたものです。

        
               出来るだけ正方形に

私がやれば 北海道になってしまうのですが まずまずの出来栄え
今回ざる蕎麦にしました

        
                 美味しそうでしょう
         
やはり同級生早口の茨城弁が頭上を飛び交う
半世紀以上前の出来事をさも昨日のように目を輝かせて語りあ合う これが鴨にも負けない出し汁になる
至福の瞬間だ

八月の盆過ぎに種まき十月の刈り取り
二年連続の失敗続きなんとしても今年は 自前の蕎麦で粉をひきたいものです。


素晴らしい仲間たち

2011年04月18日 | 蕎麦打ち

震災後初めての蕎麦打ち
いつものようににこにこ顔で仲間たちが集まった。
確認済みだが挨拶は
地震どうだった?  棟瓦(ぐし)が落下修理は 瓦屋さん忙しいので一年後だって今シートで覆ってある あっけらかんとした言葉が返る。
全員多少なりとも被害は あったようだ。

本日は ナメコ菌の植菌 先般伐採した桜に打ち込む作業
太すぎて運搬に手間どる恐れがあり短く切断 約100本ほどになった。

      
            先ずドリルで孔をあけます

      
              駒を打ち込みます
  
作業中に言葉が
いつ生える? 二夏経過の秋口来年の秋だ そんなにかかる?それまでに 俺食べられるかな? 心配だな?
なんて冗談が
全員10本ほど分配 梅雨前に本伏せ 日陰の所で1/4ほど埋め込む作業が残る。
作業後は いつもの蕎麦打ち 粉は 私が石臼で挽いておいた
水回し のし等作業する者は 決まってる
同級生同士早口の茨城弁が頭上を飛び交う
やはり震災の話
東北地方の方たちの悲惨な光景が
仲間の中に親類が南三陸町に住んでおり幸いに命だけは 助かったとのことだった
俺たちまだまだ幸せだ 東日本震災救援募金に協力しようや
誰からともなく提案が
なんて素晴らしい仲間たちなんだ

そば打ちつくば九重会復興のため共に立ち上がりたい。

がんばろう日本 がんばろう東北 がんばろう茨城



先生!!

2010年12月05日 | 蕎麦打ち
せんせい 背中に声が なんと響きのいい言葉だ 
ふと我に返る 俺のことだ 
どうでしょう 
丁度いいんじゃないですか なんてホメ殺し でも確かに上手くなりました。

今年も勇気ある町内会より 蕎麦打ち講習会の依頼が 今年で四年目

          
                 まずは 御挨拶から


          
               水回しが肝心なのです

                 
                 講師がいいのか生徒がいいのか上手く出来上がり

四組編成で28名の受講者だった 初心者が数名おられたようだが手とり足とり師匠が教え込んでるようだ
私は もっぱら記録係 難しい質問が来ないよう立ち留まらず各テーブルに声をかけながら動き回る
いいですね 最高です
難しい質問は 師匠に振る。

私たちの蕎麦打ち会でも私ゃ石臼での粉挽き専門でもっばら口だけの参加だからだ
でも来年も先生って呼ばれてみたいな

各テーブルで打った蕎麦 鴨の出汁でいただいた 最高の味だ
我が家から持ち込んだ柚子の香りがひときわ輝いた

良いお年を での御挨拶でのお開き

今年も残り二十日余り大晦日には 全員での蕎麦打ちが待っている。