二夜連続ドラマ「千の風になって」3弾
「はだしのゲン」を見ました。
小学校の頃、図書館や学級文庫に「はだし
のゲン」のコミックがあったので全巻読み
ました。もう、すっかり内容を忘れていた
はずなのに、ドラマを見ていたら思い出し
たシーンも多かったです。
僕の仕事の都合上、二日とも最初からは
見れませんでしたが、凄く考えさせられる
ドラマでした。
惨く、切なく、悲しい広島原爆の話ですが
家族愛の深さに何度となく感動させられま
した。
特に心に残っているのは、反戦を訴え非国民
と言われる中岡家の長男コウジが空軍に志願し
父「お前を人殺しにする為に育てた訳じゃない」
コウジ「俺は米兵を沢山殺しお国の為に死ぬ」
と親子で対立し、コウジの見送りもしなかった
が、コウジが車窓をボーっと眺めていたら
川原で父が涙ながらに「中岡コウジ。バンザー
イ。中岡コウジ。バンザーイ」と息子にエール
を送るシーンはググっときました。
もう1つ心に残っているのが
原爆が落ち、中岡の自宅が崩壊し、ゲンの父、弟、
妹が瓦礫の下敷きになり、母とゲンが必死に助け
ようとするが体が挟まって助けられない。そうこ
うしている内に火が回ってきて、母は狂乱状態で
下敷きになっている父が「ここはもういい。
ゲン。母さんを連れて早く逃げろ。お前らは
生きなきゃいかん。」と言い、ゲンは嫌がる母親
を強引に連れて行った直後、父、弟、妹が火に
飲み込まれたシーンです。
僕は戦争を知らない世代です。僕の父は昭和13
年生まれなので、戦前生まれですが、佐賀県は空
襲が無かったので地獄絵図のような戦争体験はし
ていないはずなので、あまり戦争体験を聞いた事
がありません。
戦後復興期、高度経済成長期も経験していない
豊かな日本しか知らない僕達若い世代は、平和、
豊かが当たり前だと思っています。貧しい頃は
何でもいいから食べられれば幸せ、服なんて着
れれば何だっていい、家も雨風を防げればいい
と思うのに、豊かになると不平不満を言うよう
になり貪欲に質を追うようになります。
基本的な、食べられるだけで幸せ、住めるだけ
幸せ、服を着れるだけ幸せ、なんて当たり前す
ぎて感謝を忘れてしまいます。僕だって、日常
食や、家での普通の生活に心底「幸せ」と感じ
るのを忘れていました。
「何にも無い、平凡で、退屈な日常」に不平
を言う時代ですが、それが、どれほど尊いもの
なのかを痛感する為にも「はだしのゲン」のよ
うなドラマを見るべきです。不安、恐怖、苦し
さ、悲しさしか与えない戦争は絶対にあっては
いけないと強く思いました。
佐賀県人として注目すべき点は、原爆投下前の
広島の街並のシーンは、武雄市でロケーション
が行われています。「佐賀のがばいばあちゃん」
に続き、最近は武雄市でロケが使われる事が
多いですね。自然が豊富で昔ながらの街並が
残っているのは佐賀県の自慢ですね。
「はだしのゲン」を見ました。
小学校の頃、図書館や学級文庫に「はだし
のゲン」のコミックがあったので全巻読み
ました。もう、すっかり内容を忘れていた
はずなのに、ドラマを見ていたら思い出し
たシーンも多かったです。
僕の仕事の都合上、二日とも最初からは
見れませんでしたが、凄く考えさせられる
ドラマでした。
惨く、切なく、悲しい広島原爆の話ですが
家族愛の深さに何度となく感動させられま
した。
特に心に残っているのは、反戦を訴え非国民
と言われる中岡家の長男コウジが空軍に志願し
父「お前を人殺しにする為に育てた訳じゃない」
コウジ「俺は米兵を沢山殺しお国の為に死ぬ」
と親子で対立し、コウジの見送りもしなかった
が、コウジが車窓をボーっと眺めていたら
川原で父が涙ながらに「中岡コウジ。バンザー
イ。中岡コウジ。バンザーイ」と息子にエール
を送るシーンはググっときました。
もう1つ心に残っているのが
原爆が落ち、中岡の自宅が崩壊し、ゲンの父、弟、
妹が瓦礫の下敷きになり、母とゲンが必死に助け
ようとするが体が挟まって助けられない。そうこ
うしている内に火が回ってきて、母は狂乱状態で
下敷きになっている父が「ここはもういい。
ゲン。母さんを連れて早く逃げろ。お前らは
生きなきゃいかん。」と言い、ゲンは嫌がる母親
を強引に連れて行った直後、父、弟、妹が火に
飲み込まれたシーンです。
僕は戦争を知らない世代です。僕の父は昭和13
年生まれなので、戦前生まれですが、佐賀県は空
襲が無かったので地獄絵図のような戦争体験はし
ていないはずなので、あまり戦争体験を聞いた事
がありません。
戦後復興期、高度経済成長期も経験していない
豊かな日本しか知らない僕達若い世代は、平和、
豊かが当たり前だと思っています。貧しい頃は
何でもいいから食べられれば幸せ、服なんて着
れれば何だっていい、家も雨風を防げればいい
と思うのに、豊かになると不平不満を言うよう
になり貪欲に質を追うようになります。
基本的な、食べられるだけで幸せ、住めるだけ
幸せ、服を着れるだけ幸せ、なんて当たり前す
ぎて感謝を忘れてしまいます。僕だって、日常
食や、家での普通の生活に心底「幸せ」と感じ
るのを忘れていました。
「何にも無い、平凡で、退屈な日常」に不平
を言う時代ですが、それが、どれほど尊いもの
なのかを痛感する為にも「はだしのゲン」のよ
うなドラマを見るべきです。不安、恐怖、苦し
さ、悲しさしか与えない戦争は絶対にあっては
いけないと強く思いました。
佐賀県人として注目すべき点は、原爆投下前の
広島の街並のシーンは、武雄市でロケーション
が行われています。「佐賀のがばいばあちゃん」
に続き、最近は武雄市でロケが使われる事が
多いですね。自然が豊富で昔ながらの街並が
残っているのは佐賀県の自慢ですね。