元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

ひとりカラオケに行きたい

2007年08月17日 | 店主の人生哲学
僕はカラオケが好きですが、近年は年に1回
行くか、行かないかぐらいのペースです。

日頃から飲みに行く人は、2次会は未だに
カラオケが定番でしょうが、シラフで純粋に
歌いたいだけのカラオケと言うと、あまり
行かなくなりました。

僕の友人達は日曜休みが圧倒的に多いので
平日休みの僕とは合わないのが第一原因で
僕が飲みに行かないのも大きな要因です。
また、僕と同世代ぐらいになるとカラオケ
が本気で好きな人が減ってきたのも大きい
です。

先日、あるメロコア系のボーカルの人と
雑談をしましたが、バンドメンバーは皆
社会人で、世帯持ちが多いから、スタジオ
練習は月1ペースらしいです。だから、各
自で個人練習を積むらしいですが、その
ボーカルの人は時間があれば1人でカラオ
ケに行き、数時間歌いこんでいるらしい
です。バンドでやっている曲はオリジナル
曲なので当然カラオケには入っていません
が、日頃から歌いこんでいるだけで、声の
出方が全然違うらしいです。

僕は「カラオケは複数で行くもの」という
固定概念があり、カラオケに独りで行こう
とすら思いませんでした。

しかし、東京では一人用カラオケボックス
もブームで、営業中のサラリーマンが昼寝用
に利用したり、皆でカラオケに行く前の練習を
したり、ストレス発散をしたり、結構ニーズが
多いってニュースを以前見ましたが、唐津では
どうだろう?と、思っていました。

そもそも、唐津のカラオケに、一人部屋、2人
部屋なんて無さそうな感じです。

でも、そのメロコアバンドのボーカリストの
人が堂々と唐津のカラオケに1人で行っている
事を知り、僕も勇気が出ました。

僕がカラオケ好きなのは「歌いたい」それだけ
です。だから、8人ぐらいでカラオケに行って
も自分の順番が全然回ってこなく面白くない。
僕は友達が何を歌おうが、全然興味が無いです。
一緒に盛り上がろうなんて気も無く、ただ自分
が歌いたいだけです。自分の歌を人に聞かせた
い訳じゃないです。ただ、歌いたいだけです。
僕は毎日、家で何かしら歌っていますが、
大声では歌えません。

だから、ひとりカラオケが持って来いなのです。

ひとりカラオケは、自分が歌い終わったら、
また自分が歌えます。それが、利用時間中ずっ
と続くなんて最高です。歌の間奏中に、次の
曲を入れれば、立て続けに歌いっぱなしです。

また、カラオケのボリュームも耳が張り裂けん
ばかりに上げれますし、エコーカットなど、
自分がやりたいように出来ます。

また、カラオケで嫌われるメドレーや、長い
曲も入れれます。100%自分がやりたい
ように、やれるカラオケなんて最高です。

幸い、僕の仕事の休み日は平日なので、平日
の昼なら、知っている人にも会わずに満喫
出来そうです。やっぱり、知っている人とか
に会うとちょっと気まずいかもしれません。
祭りなどに一人で行っている人同様に
「あいつ友達いないんじゃない?」
「ひとりでこんな所に来て暗い」
などと、陰口囁かれるのは嫌です。

さっき書いた、メロコアのボーカリスト
の人の用に、バンドの為のトレーニングと
堂々と言える人はカッコイイけど、遊びで
カラオケに一人で行きたいなんて、唐津じゃ
異色なのかもしれません。

初めてAVのレンタルや、エロ本を買
う時は滅茶苦茶緊張しても、2回目からは
どうって事ないのと同じく、ひとりカラオケ
も2回目ぐらいからは、どうって事ないかも
知れないです。

時間があれば、今度の火曜日にでも、ひとり
カラオケを実行してみたいです。



お盆の風情VS合理化

2007年08月17日 | 店主の人生哲学
毎年恒例で、15日の夜は西の浜に故人の見送
りにいきました。

4年ぐらい前までは、浜のいたる所でボン
ボン火が炊かれていて、お供え物や、精霊船
を投げ入れていました。燃えていくさまを見
て煙と共に、あっちの世界へと帰っていく
ような情緒感がありました。

僕が小さい頃は、精霊船や、藁で包んだお供え
物は海に流していました。亡くなった人は海へ
と帰っていくという味わい深い儀式でした。

しかし、3年前から火を炊かれなくなり、一箇所
に集め、一気に燃やすようになりました。要す
るに僕達が見送りをする時は、燃えていません。

そして、去年は、浜の入り口のゴミ捨て場に
精霊舟、お供え物、ちょうちん、花などを置か
なければいけなくなりました。警備員も言い方
を少しは考えて欲しいです。
「お参りが終わったゴミはココに捨ててください」
と何度も言っていました。先祖、故人の霊魂が
宿っている物を、ただのゴミ扱いするような言い方
は酷いと思います。

確かに海に流したり、火で燃やしたり、浜のいたる
所に花や線香を立てるのは、後処理が大変なのは
分かります。ゴミ置き場で、翌朝ゴミ処理業者が
回収に来る方がコスト削減で効率がいいのも分か
ります。でも、何でも合理化してしまっては、味
気ないです。

来年は家の庭で、お供え物を燃やして見送ろう
と、父が言っていました。