ホテル発7:30
朝のクィーンズタウンは少し肌寒く感じましたが、お天気は良好。
この日はワカティブ湖を迂回し、クスマン海に面したフィヨルド地帯の
ミルフォードサウンドまで往復約600㎞のドライブ。
途中、テ・アナウ、エグリントン・バレー、ノブスフラット、
モンキークリーク、U字渓谷とキャズムで写真休憩。
「ミルフォードサウンドクルーズ/約2時間」は13:30にスタートしました。
昼食は船内にて幕の内弁当。
またとない良い天気で、クルーズ中、オットセイやカスケードまで満喫。
クイーンズタウンには19:30に戻りました。
夕食は市内の「Lake Side Palace」にて中華料理。
今回の現地ガイドさんはリコさんでした。
(画像は拝借)
クィーンズタウンからテ・アナウまではバスで2時間ぐらい。
のどかな平原地帯が広がり、いたるところに羊や牛が放牧されており、
その風景を見ているだけで癒されます。
テ・アナウではトイレ休憩も兼ねて30分位時間があったはずですが、
写真が一枚もありません。
多分お土産でも買っていたのでしょうね。
ここからは、「ミルフォード・ロード」を通り、
「ミルフォードサウンド」に向かいます。
「ミルフォード・ロード」は道中すべてが景勝地です。
エグリントン・バレー
広大な平原の奥に山々が広がっています。
西側斜面(左側)はアール山脈。
大昔に氷河が削ったU字型の谷の雄大な景色です。
2002年に皇太子ご夫妻が訪れた時もここで写真を撮られたのことです。
ここを出るとすぐに、ミラーレイクと言う小さな池があります。
旅の栞には下車して散策となっていますが、ここの写真もありません。
そこでネットから一枚お借りしました。
水面近くに立つ Mirror Lakes の看板はわざと逆さまに付けられ、
水に映って正しく読めるようになっています。
ノブスフラット
ミラーレイクスから10分ほどで着きます。
ここがミルフォードサウンドまでの最後のトイレ休憩となります。
氷河が運んできた堆積物で平原が形作られました。
ミルフォードサウンドへは右手、奥の方に進みます。
モンキークリーク
モンキークリークを日本語に訳すと「猿の小川」
しかし、ニュージーランドには野生の猿は住んでいないとのこと。
なぜモンキーの名がついたかというと
川に流されてしまった犬の名前なんだそうです。
タルボット山という雪をいただいた厳しい山を背景に
きれいな小川が流れていて絵になる風景です。
ガイドさんのお話ですと、モンキー・クリークの水を一口飲むと
5歳長生きするということでしたが、お腹を壊しても怖いのでやめておきました。
ホーマートンネルの手前の風景
ホーマートンネルは、ミルフォードサウンドとクイーンズタウンなどの
都心部の間にあるダーラン山脈を貫く、長さ1219mのトンネルで、
1953年に18年にも及ぶ工事の末完成しました。
現在でもトンネル内は光が無く、岩盤のすぐ横を走るので迫力満点です。
トンネルは片側通行。タイミングが悪いと最大15分待たされます。
その時間を利用してパチリ
バスの中から滝をパチリ
キャズム・甌穴(おうけつ)
ホーマー・トンネルを出ると、そこからは急なつづら折リの道となり、
下る途中にキャズムと呼ばれる奇岩の名所があります。
長年、川の水で大きくえぐられた岩だそうです。
ここを過ぎ、更に下ると15分程でミルフォード・サウンドに到着となります。
桟橋からミルフォード・サウンドを望む。
ミルフォード・サウンド (Milford Sound) はニュージーランド南島・南西部の
フィヨルドランド国立公園に位置するフィヨルド。
テ・ワヒポウナムの一部としてユネスコの世界遺産に登録されています。
発見したのはアザラシ狩りをしていたジョン・グロノで
彼の生まれ故郷、英国の「ミルフォード・ヘヴン」にちなんで名付けられました。
ミルフォード・サウンドの素晴らしい景色です。
(写真はイマイチですが)
左の一番高い山がマイターピーク。
フィヨルド観光船に乗り、約2時間のクルージングをしました。
滝やオットセイの近くまで船は近づいてくれます。
オットセイ
この先、タスマン海にでると船はUターンします。
この辺は雨が多く、1年間で300日以上降ると聞きましたが、
お天気が良くて何よりでした。