湖畔周辺で1時間ぐらい、のんびりと過ごした後、
夫と榛名富士にに向かい歩き始めました。
榛名富士(標高1390.3m)は、
榛名湖畔の東岸に位置する中央火口丘(溶岩ドーム)の容姿が
富士山に似ていることから名付けられた山で、
榛名富士以外の山々は、カルデラの外輪山だそうです。
また、榛名山という単独の山は存在せず、中央の榛名湖を取り囲む
山々を総称して、榛名山と言うのだそうです。
登山口出発は8時25分
山に入る手前まではスミレやムラサキケマン(写真撮り忘れ)が
咲いていましたが、一歩山に入ると、
落葉樹の下はクマザサで覆われ、山頂まで続いていました。
登山道はわかりやすい一本道なので、迷子になる恐れは
なさそうですが、平坦な個所はなく、
ずっと上りが続き、それもかなり急登なので、シニアには堪えます。
着替えを済ませ、あとから走ってきた息子に追い越されました。
榛名富士~外輪山を一周トレイルランします。
ロープウェイ山頂駅までは土の道ですが、大きな木の根や岩がむき出しに
になっているところが多いので、躓いて転ぶことが無いよう
足元をよく見ながら、しっかりと足を上げ、踏張って歩きました。
キイチゴの花
落葉樹ばかりなので明るくて気持ちが良いです。
秋の紅葉の頃も素晴らしいでしょうね。
薄緑の美しい新緑を眺めながら一休み。
上の方は芽吹きが遅れているようで、樹幹から榛名湖がよく見えます。
9時40分、1時間15分でロープウェイ山頂駅に到着。
山頂駅正面には、富士山神社の由来を示す碑と祠がありました。
山頂からの眺望は素晴らしく、遠くに雪をかぶった富士山も見えましたが、
この写真では確認できず残念です。
右端に見えるのは浅間山のようですが、どの山かよくわかりません。
上信越道から長野に行くときなど、浅間山は何度も見ているはずですが、
見る位置が変わると姿も変わって見えるようです。
榛名富士山神社の鳥居
石碑群
榛名富士山神社
榛名富士山頂、三角点のすぐ横に鎮座するコンクリート製の神社。
良縁、安産に御利益があるそうです。
(画像はお借りしました)
お参りを済ませた後、ゆうすげ元湯方面へ下りるつもりで、
登山道まで行きましたが、下を見ると、思っていた以上に荒れていたので、
ロープウェイで降りることにしました。
2連式ロープウェイ
傾斜が急なので、動き始めたときは、怖くて下を見られませんでした。
湖畔のロープウェイ駅までは2~3分だったでしょうか、
あっという間に着きました。料金は大人・片道500円。
山頂まで約45分、ゆっくり歩いても1時間で登れると聞いていたので、
山歩きが一年振りの私でも、無理なく歩けると
思っていたのですが、標高差が低い割には急登が多く、
後期高齢者夫婦にとっては、結構厳しい山でした。