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昨日に引き続きピカ
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金曜日の夜、ナースなお姉さんたちと合コンをして、どうやら藤川家の別邸に彼女たちを連れ込んだらしい。
ここはその昔、隠居した殿様夫婦や、お国御前に与えられた屋敷だった。現在は藤川が管理していて、結婚したら住む予定の場所なんだとか。
それを女連れ込んじゃって、たまたま用があってやってきた隠居じじいに見つかり、こってりとしぼられた。
が、藤川の隠居じじいはただものではなかった。
隠居じじいにはかの11代将軍の血が流れている。55人も子供作ったあの将軍だ。隠居じじいのオヤジって人もかなりの女好きだったらしいから、どうやら食い地の他に女好きまで加わって、欲だらけの家系になってしまった。
「おまえらは情けない。酔ったとはいえ女を満足させられなかったばかりか、朝寝をするなどとは、男として恥をしれっ
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「満足ってなんだよ、そんなのわかんないだろうが」
藤川が反抗すると、
「ならなぜ女がおらん、不満に思わなかったらそばで寝ているか、男モノのワイシャツを着て朝飯くらい作っておろうが」
「げっ
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なんなんだ、このじじいはっ
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「いまどきいるか、シャツ着て朝飯作る女が
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「ばかもん、ぶかぶかのシャツからのぞく素足を見ると、またかわいがってやろうかと思うだろうが」
しえ~っ
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「いいか、回数の問題ではない、要は中身の問題だ、おまえらなっとらんし、それくらいの魅力を見せる女もひっかけられないからいつまでも女房も持てないんだ」
どんな理屈なんだ。
「言わせておけばくそじじい、彼女たちは看護師なの、やることやってから仕事があるから帰ったの」
「なに?看護婦?」
と、ここで目の色が変わった。
「制服はそそられたか?」
「は?」
「ひ?」
「ふ?」
あまりのことに浜中はひっくり返り、久保田は茫然自失のありさまだ。
「俺たちはコスプレ趣味じゃねえっ
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「やかましい、コスプレどこが悪い」
「そんなものに頼らなきゃおったたねえモノは持ってねえっ
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「ふん、齢78にして現役を誇るこの祖父に対し、30過ぎてもなお女も満足にさせらん不能孫に言われたくないぞ」
「言ったな、くそじじい」
「剣も柔道もおまえには引けをとらんぞ、この隠居から1本取ってから文句を言え」
「頭にきたっ」
「表に出ろ、このくそ孫
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「受けてたつぞ、くたばりぞこない」
と、あっけにとられている俺たちをよそに、色ボケじじいと暴力孫は外に飛び出して行ってしまった。
「いいのかよ~」
浜中が恐る恐る外を覗けば、孫がじじいに竹刀を持って追いかけ回されているところだった。
「あの祖父にして、あの孫ありか」
久保田の間の抜けた感想にため息するも、俺はうちに帰ってオフクロと細太郎に、なんていいわけするか、そっちの方がこわかった。