こんな夢を見ました。
私の友人に、自称「誠実な人」がいます。
あるとき、私たちの周辺で次々に男女かかわらず「超人ハルク?」に変身し、人々を襲うといった怪奇現象がおこるようになりました。
何とか逃げ延びていた私たちに、恐ろしい知らせが・・・。
なんと、「誠実な人」が、この恐ろしい化け物に変身してしまったというのでした。
「ついについに、『誠実な人』までが…」
しかし、次々に人を襲っていく「誠実な人」に対し、
「では私が、立ち向かいましょう」
と、誰もが認めるハンサムでかっこいい「ケンジ」が立ち上がりました。
「ケンジ」は、自らの命をかけて戦う覚悟で、すべての仕事を「主任」に手渡し、
「あとはよろしくお願いします」
と、去っていきました。
その姿に私たちは、どんなにか、
「かっこいい~」
と叫んだことか。
ところが、
「はあい超人ハルク、私たちが倒すネ」
と、パリス=ヒルトンと叶姉妹を足して2でわったような、ナイスバディのビキニのブロンドの姉ちゃん2人に文字通り押し倒されてしまって、「誠実な人」は、
「う、うらやましい死に方だ」
と、男どもに言われながら、とても幸せそうな表情で胸に押しつぶされておりました。
・・・。
「君は、欲求不満か」
自称紳士の片山教授はそういって、夢をみた教え子の桜井にあきれた視線を投げた。
…。
なんだって、この学校の教師はへんなのが多いんだ。
匿名希望の東山でした。