梅雨に入り天体観測、写真撮影が中々行えない今日この頃です。
そんな中、6月13日に絶好のチャンスが訪れました。
台風が太平洋側を進み、梅雨前線を押し下げて北の高気圧が張り出し、そして14日が新月ですので月明かりは全くありません。
今日だ。今でしょ。と言うことで以前からさそり座の全景を捉えてみたいと思っていましたので5月ロケハンした和歌山県太地町へ向かいました。仕事を早く切り上げて早目に出発したかったのですが、なんやかんやで17:30に自宅を出ました。
目的地の太地町平見台園地には20:30頃に到着。
駐車場は真っ暗で、空は満天の星、そして太平洋から立ち上がる天の川が肉眼でハッキリと見えます。
興奮を抑えきれず、スゴイー!叫んでいました。
早速に機材を準備して撮影開始です。
OM-D E-M5 12mm 露出時間60秒
海面の少し上には薄い雲が出ていますが、天の川とさそり座の全景、木星、土星も捉えることが出来ました。
色々な焦点距離のレンズさそり座を撮影しましたが、海面上の雲がサソリのしっぽを時々邪魔します。
木星、土星、火星の惑星も望遠鏡で撮影しました。とってもシーイングがよく、シンチレーションも少ない、そして結露もないベストコンデションでした。
木星です。大赤斑が見えました。
土星です。
火星も撮影しましたが模様がよくわかりません。
10cmの屈折望遠鏡での撮影ですがもう少し良い写真が撮影できるように努力したいと思います。
綺麗な南の空でした。
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