みなさん、ご無沙汰しています。
この一か月は撮影にも行かず、こつこつと車をいじっていましたが、やっと完成しました。
前回に紹介した「趣味のような、仕事のような。仕事のような、趣味のような」車です。
移動先で撮影したフィルムを現像する暗室車を作り変えていました。
前席後端から後部座席後ろまでを仕切り、窓ガラスなどを遮光して暗室とし、床の防錆対策と現像設備を設置しました。
フィルムは12インチのシート状ですのでタンク現像です。
後部の荷室には棚を設け、撮影機材が収納できます。
まだまだアナログなフィルムが必要な分野があります。
2月、3月の休日に行われていた講習も無事終わり、やっと一段落します。そして暖かくなって来たので夜空の撮影にも行きたいですね。
ワンボックスカーの改造はお手のものですね、素晴らしいです^ ^
これだけCMOSセンサーが普及しても、やっぱりフィルム写真が必要な分野があるんですね、驚きです。
僕も10年以上前に遊びでダークバッグと現像タンクでフィルム現像してたのを思い出しました。スナップ写真とかは味が出るんですよね。
X線透過試験のフィルムを現像します。
カメラで撮影するのではなく、試験体を透過したX線がフィルムを感光させる(直接撮影)ので、原寸と同じ大きさの画像となります。フィルムは試験体の形状に合わせて曲げられますのでボケが少ないです。
医療用ではFPDなどデジタルにほとんど置き換わっていますが、工場用では撮影画像から品質の良否を判断する基準があるので、デジタルで天体写真の様に強調したり、あぶり出しなどの画像処理が加わると品質の判断が出来なくなってしまいます。なので今でも主流はフィルムです。