himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

NGC5139 ω星団

2024年02月21日 | 天体写真

なんか2月なのに気温は20度越え、日本の南には前線が停滞し梅雨のような天気です。この先1週間は晴れるようすがありません。

今日は2月10日に撮影したω星団です。

TITLE:NGC5139 ωオメガ星団
DATE:2024-02-10
TIME:02:54..03:15
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:Celestron Edge HD800
コンバーションレンズ:none
焦点距離:2000mm
F値:F10
露出時間:120s 
撮影枚数:11コマ 
総露出時間:22分
フィルター:LPS-D1
ISO感度:40000
気温:5℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:PI、SI9、Lrで仕上げ 、トリミングなし

デカいですね。

始めはケンタウルス座の星座を形作る恒星と考えられおりω星と呼ばれていたため、この名称で呼ばれるそうです。星座を形作る星団は他にあるのでしょうか?

距離は17000光年、1000万個の恒星が集まった球状星団です。

本州の最南端に近い熊野でも撮影時の高度は約7度、太平洋の水平線の上で撮影の条件が整うチャンスは中々巡ってこないのですがラッキーな夜でした。

でも処理をしても色が出ず変な感じになってしまったかと思います。

Seestarで撮影した画像でも構造が良くわかります。

Seestarは焦点距離250mm、センサーサイズは3.2x5.6mm、撮影画角は横0.73度x縦1.28度

HD800+Eoa Raで撮影した上の画像は、焦点距離2000mm、センサーサイズは24x36mm、撮影画角は短辺068度x長辺1.03度で、ほぼ同じ大きさにω星団が写っています。

これは撮影範囲の短辺が同じで、言い方は変ですが倍率が同じです。

この前に紹介した太陽、月の大きさは約0.5度の大きさですのでSeestarの撮影画角に少しの余裕でピッタリ収まります。あらためてSeestarの焦点距離とセンサーサイズはよく考えられていると思います。

こうして画像で比較してみるとこの星団の大きさが良くわかります。

Seestarで色々な銀河、星団を撮影すると太陽、月を基準として大きさの違いが目でわかりますね。

又、HD800は2000mmの長焦点ですが、フルサイズのカメラでは太陽、月が画角にピッタリ収まりますの以外と使いやすいことが再確認できました。

23日は横浜のCP+2024へ遠征の予定です。現地ではどなたかと偶然に、奇遇ですね~。なんてことを期待して行ってきます。でも久しぶりの新幹線に乗れるか不安です。

 


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