himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

M31アンドロメダ 3画像

2020年08月04日 | 天体写真

7月31日 開田高原の続きです。

月が明るいのではフィルターの違いを試してみました。

月とほぼ反対側にあるM31アンドロメダ星雲を、QBP(Quad Band Pass) Filter、CBP(Comet Band Pass)、フィルター無しで撮影し比べてみました。

撮影コマ数、画像処理も同じような感じで行いました。

1.QBP(Quad Band Pass) Filter

DATE:2020-08-01
TIME:00:49..01:24
撮影場所:開田高原
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:HD800
コンバーションレンズ:none
焦点距離:2032mm
F値:F10
露出時間:120s
撮影枚数:16枚
フィルター:QBP
ISO:12800
気温:15℃    

2.CBP(Comet Band Pass) Filter

DATE:2020-08-01
TIME:00:14..00:33
撮影場所:開田高原
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:HD800
コンバーションレンズ:none
焦点距離:2032mm
F値:F10
露出時間:60s
撮影枚数:16枚
フィルター:CBP
ISO:12800
気温:15℃    

3.フィルターなし

DATE:2020-08-01
TIME:01:37..01:57
撮影場所:開田高原
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:HD800
コンバーションレンズ:none
焦点距離:2032mm
F値:F10
露出時間:60s
撮影枚数:16枚
フィルター:QBP
ISO:12800
気温:15℃    

画像処理は3画像ともに:St8でFlat+コンポジット、Lrで仕上げ 、トリミング なし

フィルターなしの撮影は月が沈みかけ空が少し暗くなった頃です。

比べてみるとフィルターの違いが多少わかると思いますが、やはりフィルターなしが一番良いですね。

もう一つ試したことがあります。製作したモーターフォーカサーを実際に使用しました。

鏡筒に手が触れないのでブレがなく、モーター側はスムーズに作動して快調でした。

改良の余地が見つかったのは操作側で微動、寸動は必要ないと感じました。フォーカス合わせは、”遠←→近” を連続で繰り返してピークを捉えるのですが、寸動では画像が止まるので少しずつ動かしてもピークが判断できません。もう一つ、操作箱が片手では扱いづらい大きさでしたので操作系の改良が必要と分かりました。

改良が楽しみです。

 


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