姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

【講座の感想】ああ、私はティーリーフのような存在でいたいのだ

2022年10月11日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。

今日のテーマは
「ああ、私はティーリーフのような存在でいたいのだ」です。

 

保健室コーチングアドバンスコースオンライン1期第3講では、サブモダリティについて、より深く学びました。自分の日常の思考や相談者へのアプローチで五感」を扱っていくということは、無意識のレベルを扱うことでもあり、とても重要な部分です。

 

第3講では、自己イメージのサブモダリティチェンジを、ちょっと楽しいテーマで行いました。2人1組でのワークでしたが、どのペアも、終わった後は、にこにこ笑顔でメインルームに戻っていらっしゃいました。

 

自己イメージは無意識レベルに持っているので、これを意識に引き上げ、サブモダリティで少しずつ変えていきます。
れだけのことなのに、気持ちが軽くなったり、これが本当に望んでいたものだなぁと感じることができます。

 

今回ご紹介するY先生も、ご自身が経営する教室の先生としてのイメージをサブモダリティチェンジされました。

 

普段からとても洞察力のあるかたですので、その感想も、読んでいてほっとするようなそんな感覚になります。

 

第3講もとてもわかりやすく、体験しながら学ぶことができました。ありがとうございます。

私が最も印象に残っているのが、ペアで行ったサブモダリティを変えていくワークです。 「自分を動物・植物に例えると?」 まずはコーチ役で行った時、相手の先生の例えが大きなパンダちゃんでぼそぼそしゃべっている。これを少しずつ変えていくと、パンダちゃんのサイズが小さくなって、お目目キラキラ、動けるようになっている!と表現されました。 パンダちゃんのサイズを変える時に「小さくします」と仰ったとき、私の中では「大きくしていく」という勝手な思い込みがあったので、ビックリしましたが、あとからよくよく考えてみると、それが相手の方のイメージとなっていて、自分に一番フィットしたものに変わり、イメージからくる感情や感覚が変わったんだと、深く理解できました。

続けて私の番ですが、「フラの先生」でやりました。
私が例えたのはティーリーフという葉っぱの植物。まだ小さなティーリーフの木をつやつやの大きな葉っぱに変えて、「みんなに使ってもらえるように、立派に育っている」と話をしました。

さて、ここでティーリーフと例えたことや、みんなに使ってもらえるようにという表現がでてきたことに私自身が「あれ?そうなの?それほんと?」と思いました。 私の中での「フラの先生」にイメージは、今まで見てきた先生から作られています
華やかで誰よりも目立っていて、存在感ありありのイメージです。

私自身もそうあらねばと思い、時には力も入り、時にはそうなれていない自分を振り返り、それでも下駄をはいたかのように大きく見せようとしていたのかもしれないと思いました

ティーリーフは、レイになったり頭の飾りになったり、フラダンサーを飾っていくために大切な植物。花々のようにカラフルではないですが、少し入るだけでフラダンサーの格や誇りを高めてくれるような植物です。また、食べ物を包んだりなど生活にも役立ち、玄関に植えておくとマイナスのエネルギーを取り除くと言われているものです。

改めてティーリーフを想った時、「あ、私はそういう存在でいたいのかな。」と思うと、下駄をはいて一生懸命にジャンプしようとしていた自分がホッと落ち着いたように思いました。

いかにも「フラの先生」として、存在感ありありで目立つのではなく、そっとダンサーたちを守り、誇りをもってフラを学んでいけるように私は存在していたいのかな。それが私が私の教室でやりたいことなのかな。と、あのワーク以降ずっと頭をめぐっています。

なんとなく出したイメージ。でもなんとなく出てきたものだから、無意識にある本音につながっている。とすると、これが「フラの先生」としての本当の私の在り方なのかもしれないと少しずつ自分に浸透していっています。 生徒さんとの関係、先生としての指導力など色々考える夏を過ごしていましたが、ここにきてワークを通して、新たなあり方を見つけたような気がします。

自分の中で勝手にもっていた「フラの先生」のイメージが、自分自身を悩ませていたことにも気づきました。 私は私のティーリーフを育て、その周りに生徒さんの咲かせる花々がたくさん散りばめられる、そんな教室に育てていこうと思い始めています。
私にとっては、深い気づきを得られた第3講でした。
感想を書いて、改めて気持ちを整理することができました。

 



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