(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。
今日のテーマは
「児童向け講演<SOSを伝えよう~心のバグを乗り越える~> 」です。
先週、県内の小学校の学校保健委員会で講演をさせていただきました。
体育館で、5、6年生の子どもたちに対面で
他の学年は各学級で、オンラインでの視聴でした。
児童向けのテーマは「SOSを伝えよう~心のバグを乗り越える~」
その後の保護者向けの講演は「子どもの生きる力を高めるかかわり方」
会の冒頭に、校長先生が挨拶をされました。
その挨拶が、三河弁で、温かく
聴く人の心をぐっとつかむ素敵なお話でした。
お話の最後に
「今日のお話のテーマを聴いて、一つ思いついた歌があるけど
うたってもいい?5秒で終わるから」と、校長先生。
子どもたちがにこにこして、「はい!」と答えました。
そして、こんな歌を歌われました。
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ピンチピンチ、チャンスチャンス
ランランラン♪
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拍手喝采でした。
こんな楽しい雰囲気のを作っていただき
桑原は、子どもたちへの講演で、「困ったときのSOS」について
お話しました。
講演依頼をいただいた養護教諭の先生からは
・困っても、黙っているだけ
・SOSが出せず、泣いてしまう
・わからないが言えない
などなど、いろいろな実態をお聞きしました。
SOSを言ってもいいんだよということを
子どもたちに伝えたいとのことでした。
こうした現状について、弊社受講生のコミュニティでも
以前、学校の実態をお聞きしたことがあります。
やはり全国各地でもおなじようなことが
課題として挙がっていることがわかりました。
子どもたちだけでなく
若い先生や教育実習生に同じような傾向がある
というお話を聴きました。
中学生や高校生になっても
保健室の前で、自分の症状が言えず突っ立っている
昇降口で、突っ立っていて、誰かが声をかけてくれるのを待っている
察してくれるのを待っている(妖怪サッシ手に取りつかれている)
そんな驚くような状況をお聞きしました。
妖怪サッシ手に取りつかれている子がとても多いようですね。
このSOS教育。
本当に必要ですね。
今回は、子どもたちには、
「言えないあなたがダメとか悪いということではなく、それは心のバグだよ」
と伝えました。
人間の心のバグを起こしているのが
「生きづらさ妖怪さん」が顔を出しているんだよということで
弊社の妖怪さんを紹介しました。
誰の心にも「生きづらさ妖怪」が住んでいて
うまくいかないのは、あなたがダメなのではなく
妖怪さんが顔を出しているだけ
妖怪さんはあなた自身ではない
だから、妖怪さんが出てきたことがわかったら、違うやり方をしよう
みんなで声をかけてあげようということ
そして、言えない時は「SOSカード」を出そう!
ということで、SOSカードも、プレゼントしました。
声に出すことができない時は
まずはこのカードで意思表示をしようね
ということです。
講演後の子どもたちからの質問が
たくさん出て、とても驚きました。
「困ってる友達にどう声を掛けたらいいですか」
「忘れ物をしたときに、それが言えないことがあります。
そんな時に何か良い方法はありますか」
「何かを言うとき緊張します。緊張しない方法が知りたいです」
などなど。
この質問のおかげで、講演の内容が
より深まりました。
長くなるので、詳しいことは省きますが
その後の保護者向け講演では
子どもの「主体性」をどう育てるのかというお話を
させていただきました。
先回りして、あれこれしてあげることは、決して愛情ではないこと
主体性を育てるコミュニケーションの方法の一つとして
コーチング的思考でのかかわりが有効であること
などをお話しました。
保護者向け講演の後も
保護者の方からも先生方からもたくさん質問が出ました。
意欲溢れるみなさんに
桑原自身が元気をもらいました。
ちなみにこの学校のテーマが
「やれば、できる」
体育館に大きく掲げられていました。
だれでもわかるこのテーマに
すべてが集約されていました。
このアイディアも、校長先生だそうです。
秋晴れの中、とても素敵な時間を過ごしました。
それでは、今日も
素敵な1日を!
p.s.1
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11月も開催します。講師は、保健室コーチングトレーナーアソシエイトで
公認心理師 能代寛子先生です。
https://heart-muscle.com/post-23190/
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2022年10月29日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
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