受け容れてほしい・・・を手放す

2021年11月30日 | 波動脳科学／主体的人生のリテラシー

（一社）ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー　桑原朱美です。

今日のテーマは
「受け容れてほしい・・・を手放す」です。

あっという間に冬の寒さが
やってきました。
2学期も終盤です。

桑原の現職中の体験から
学校行事が多い2学期は
人間関係トラブルが多発する時期と
とらえています。

子どもたち（大人も）の悩みの8割以上が
人間関係に由来するものです。

人とのつながりのために開発された
デジタルツールが
かえって人間関係をこじらせていることも
周知の事実です。

ツールがいけないわけではありません。
そのデジタルツールを通して

「相手が自分を受け容れくれているかどうか」
を図ろうとすることが
問題なのだと感じています。

根底にあるのは
1番目に、
「相手が自分を受け容れてくれているかどうか」

2番目に
「相手が受け容れているなら私も相手を受け容れる」

受け容れてくれているかどうかを測るものが
「いいね」の数だったり。
「10秒以内の既読返信」だったり。
「自分が願った通りの反応」だったり。

こうした感覚で
人間関係を築こうとすると

自分から求めるばかりで
自分からは誰も受け容れない状態で
生きているということです。

すると、出てくることばが

「～してくれない」（妖怪くれなイモん！）
「～してあげたのに」（妖怪あゲタの～に！）
「～せいで・・・」（妖怪せいデンデン！）

※生きづらさ妖怪攻略ブックより
https://heart-muscle.com/category/textbook/

さぁ、どうする。
世の中、生きづらさ妖怪だらけ！

簡単です。
順番を変えればよいのです。

そのことを教えてくれる
面白い話があります。

あるホテルでは
各部屋にこんなメッセージが置かれていました。

「もしお客様がタオルを再利用して頂けたら
ホテルは節約されたエネルギーの一部を
環境保護団体に寄付します。」

これって
「あなたが私に先に何かをしてくれたら、
私はお返しをする。」
ということですよね。

ある心理学の博士が
このメッセージを書き換えました。

「当ホテルはすでに環境保護団体への
寄付を行っております。
お客様も、タオルの再利用にご協力いただけませんか」

表現を変えただけで、45%も高い結果が出たという
有名なお話です。

このお話では
このようにまとめられています。

--------------------------------
大きな違いは、
＜先に与えているかどうか＞
-------------------------------

相手の反応が
自分の生きていく軸になっているとしたら・・・
相手に求めるだけの生き方なら・・・・
ずっと思い通りにならない。

だったら、
順番を変えるだけ。

自分がどうしたいのか
自分が相手とどんな関係を築きたいのか
そのために自分が何をするのか！

それを決めること。

それでは
今日も素敵な1日を！

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2021年11月26日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

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姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

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