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(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。
今日のテーマは
「芸人・ぺこぱが手放したもの」です。
11月20日の「金スマ」に
お笑い芸人「ぺこぱ」が出演していまてした。
桑原は
ぺこぱが大好きで
「THE 突破ファイル!」
は、毎回楽しくみています。
いまや、大人気の芸人ですが
金スマでは
彼らがブレークするまでの
まざまな葛藤を紹介していました。
今の芸風が確立するまでの
試行錯誤がドラマ風に描かれていて
とても興味深く感じました。
今日は、
彼らのブレークまでの
歴史を振り返り
そこから学ぶべきことを
考えてみたいと思います。
新人の頃は
芸風が定まらず
思いついたまま
やり方をいろいろと変えていました。
最初に手に入れたのは
ローラーシューズ。
次に派手な色の着物衣装。
キャラクター設定も
いろいろ変えてみるが
上手くいかない。
ある時
松陰寺さんが長年アルバイトをしていた
バイト先のお店が閉店。
生活のために
35歳で葬儀屋のバイト。
20代の「上司」から
「35歳?新人なの?
え?芸人やってんの?しらんなぁ。」
と馬鹿にされながら
仕事をしていたそうです。
この時、
松陰寺さんの心の中で
次のフレーズが
浮かびます。
ーーーーーーーーーーー
馬鹿にしてくるのが
悪い
・・・とも言い切れない!
知られてない自分が
悪いんだ
-----------
これが
否定しないツッコミ
の原点になったと言います。
さらに
ある劇場での漫才。
シュウペイのボケに
「おかしいだろ!」と
突っ込んだところ
全くウケない。
そこで、とっさに
「いや、おかしいだろ!
・・・・と思っているのは
俺だけなのかもしれない」
と、アドリブで返したところ
客は爆笑。
「ノリツッコまない」
「否定しないツッコミ」が
初めてネタとなった瞬間でした。
このころ、
相方のシュウペイさんは
ある出来事で
真剣に危機感を感じます。
あるお笑い番組で
先輩芸人から
徹底的に
ダメ出しをされたのです。
そこから
さらに一念発起。
松陰寺の変な動きと
「否定しないツッコミ」
シュウペイさんの
「ボーっと立っているだけ」
という
彼ら独自のスタイル
自分たちの「立ち位置」が
明確になっていきました。
最も印象的だったのは
M-1グランプリ本番前の
楽屋での松陰寺さんの一瞬の「迷い」
かつての武器「ローラーシューズ」
に、一瞬、心が動きます。
「はいていこうか・・・」
「いや、今の
自分のやり方を信じる」
と思い直しての登壇。
見事3位となり
審査員の松本人志が
「ノリツッコまない漫才」と
評価し、それが、彼らの
漫才スタイルとして
確立したのです。
〇〇〇〇さんは
このぺこぱの
サクセスストーリーから
何を感じましたか?
諦めない気持ちでしょうか?
努力の大切さでしょうか?
試行錯誤が生み出す奇跡でしょうか?
それらももちろんありますが
桑原はこんなことを感じました。
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自分のスタンスが
決まっていないのに
武器ばかりを
集めても
本当の価値が
発揮されない
スタンスとは
あり方
スタンスが決まれば
一貫した
武器は内側から
生まれてくる
--------------
もちろん、
武器を集める時期があっても
よいと思うのです。
必死にやっていれば
大切なことに
気づきます。
どんな武器を
手に入れるかではなく
自分が生きる現場で
自分がどんなスタンスで
どんな世界観をもって
生きていくのか。
それがきまれば
捨てるべき武器も見えてくる。
すべては
自分の内側にありますね。
それでは
今日も、今日も素敵な1日を!
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「ないものより、あるものを探す」という生き方に感動します。
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