やりたいことをやっても負の感情は起きる

（株）ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。


今日のテーマは
「やりたいことをやっても負の感情は起きる(No.673)」です。


私たちは、人生において
「楽しい・うれしい・幸福」といった

プラスの感情をもって
生きていくことを願っています。

そして、
「苦しみ・不安・怖れ寂しさ・悲しみ・嫌悪」

などの負の感情を避けて通りたいと
考えています。

当たり前と言えば当たり前。

ですが、

 

人生においては
負の感情がやってきた時こそ「チャンス」

そう考えることができれば
負の感情が起きた時を

自分を深める絶好の機会ととらえ

自分の何がこの反応を
引き起こすのか

ということを
客観的に
考えることができます。

負の感情を引き起こす
ものはいろいろあります。

その中で
「無価値観」は
人生の最大のストッパー
とも言われます。

この無価値観が
「虚」の生き方を
生み出します。

「虚」の生き方とは
本来の自分に価値を
見いだせず、

周囲に評価され
受け容れてもらうための
自分を

次々に作り上げていく
生き方です。

自分以外の「別なもの」
「特別なもの」
になろうとし続ける
生き方です。

私たちが誕生し
生きていくためには

最初は親に受け容れて
もらいます。

さらに、
成長とともに
行動範囲やかかわる人も増え、

さらにたくさんの人に
受け容れてもらうために
色々な自分を生み出して
いきます。

それは
当たり前のことですね。

そして、
自立のための反抗期を
迎えて

大人になって
いきます。

しかし、この時期に
自立ができず

人に合わせて
生きることから

抜け出せずに
大人になる人もいます。

だからダメ
ではなく

その人にとって
実を生きるタイミングは

年齢に関係なく
最高のタイミングで
やってきます。

「虚」の生き方とは
人の反応・賞賛
自分を消して人の為にやる
認められたい

という想いからの
反応的な行動

「実」の生き方とは
結果や他人の評価に
関係なく

「ただ楽しいから、やりたいから」
やっているという生き方。

その根底には
自分自身で自分に価値を見出し

どんな自分も受け容れて
「意志をもって自分を生きる」

といういことが
必要となります。

当然
やりたいことをやっていても
楽しいことばかりでは
ありません。

やりたいことを
やるのだから

負の感情は起きないと
勘違いする
人は結構います。

「好きなことを仕事に
しよう」なんて

甘い言葉に
反応して
しまうのは

負の感情を
嫌っているからかも
しれません。

どんな小さなことでも
何かをやると決めると

消化していない
マイナス感情は
必ず出てきます。

しかし、
やると決めたことを
淡々とやっていれば

その感情を乗り越えることが
できます。

偉そうなことを
言っている桑原も

まだまだ
その途中です。

だからこそ
生きていくことは

本当に意味があるのだと
思っています。


それでは、
今日も素敵な1日を！

 

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2021年2月16日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

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