（一社）ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。
今日のテーマは
「期待は負担になるが●●はエネルギーとなる」です。
あなたには期待していないから・・・
あなたには期待しているよ・・・・
あなたは、こうした言葉を言われたとき、どう感じますか？
「期待していない」と言われると、なんだか
がっかりする気持ちが生まれる人も多いと思います。
かといって、「期待している」と言われても
なんだか負担に感じてしまいます。
子どもたちの中には、親の「期待」を受けるうちに
自分がどうしたいのかを考えることもなく、
「期待」に沿う結果を出すことが目的になってしまい、
とてもつらそうにしている子もいます。
中には「期待」された結果を出すことができず
自分自身を責めて、立ち上がれなくなってしまう子どももいます。
そもそも、期待なんていうものは
「こういう結果を出してほしい」という自分以外の人の勝手な欲望です。
人の勝手な願望に応えられようが、そうでなかろうが
本当の本当は関係ないと、桑原は思っています。
期待（人の勝手な願望）に沿うことを目的にしてしまうことは
他人の人生を生きるということでもあります。
「自分に期待してワクワクしよう」なんていうきれいな言葉もありますが
桑原はそうは思いません。
ワクワクすることは、脳科学的にも大切なことではありますが
いつでも、いつまでもワクワクしていればいいってもんじゃない(笑)
ワクワクし続けて、いつもご機嫌でいようとか
それを目的にすると大切なことを忘れてしまいます。
ワクワクはビジョンを語る時だけでいい
あとは、ちゃんと冷静になって、計画を立てて、やるべきことを淡々とこなすだけ。
プラスの感情だけでいようなんていうきれいごと、たわごとより
どんな感情も受け容れること！
だって人間だもん。怒りも出れば、悲しみもする。
ちょっとしたことで大喜びしたり、がっかりしたりもします。
そんな自分も受け容れて、それでも自分は大丈夫と「信頼」することのほうがずっと大事。
自分が誰かに対しても「期待」すると
その期待通りにならなかった時、マイナス感情が生まれます。
相手にこうしてほしいって思ってるから。
相手に自分が満足するような結果を出してほしいと思っているから。
満足の基準は、期待したほうにある。だから、相手を責めたくなる。
相手への「信頼」は、表面的な結果に左右されません。
自分に対しても「信頼」すれば、うまくいくこともいかないことも全部受け容れて
次に進むことができます。
自分で自分を信頼できれば、周りを信頼することができます。
誰かが期待してもしなくても関係ない。
信頼とは、「できる」とか「結果」を信じることではなく
うまくいかなくても、それでも大丈夫と信じることだと思っています。
価値観を変えたり、思い込みに気づいたり、それも大事。
でも、それ以上に大事なのは、そこから自分を信頼して淡々とやり続けることです。
その時こそ、内側からのエネルギーが、豊かにあふれてくるのです。
それでは、今日も素敵な1日を！
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