姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

NLPカウンセリングセッション 

2008年09月22日 | Weblog

 

 NLPラーニング 山崎啓支トレーナーの名古屋第3期マスターコースのアシスタントに入っています。
  9月20,21日は、マスター第2講でした。

 第2講のメインディッシュといえば「カウンセリングセッション」です。

 あらかじめ用意された曲を弾くだけでは、マスターではありません。
 本質を理解しているマスターでは、自分で相手の状況に合わせた曲を作ります。
 つまり、相手の状況、深い部分での課題に焦点をあて、その人にあった課題解決ためのNLPワークを柔軟性をもって作りだします。

 それぞれのグループがラポールを築き、すばらしいカウンセリングセッションをされていました。
 クライアントの話を全身と五感を総動員して聴きながら、問題の本質を見極めていかれる姿、自分のクライアントのために「世界でたったひとつのNLPのワーク」を作りだされている姿はとても美しいものがありました。

 自分の心のありったけを相手のために使う。。。。そんなすばらしい受講生の方々のお姿から、多くの学びをさせていただきました。

 私は、これまでに2回、マスターコースを受講していますので、合計4回(2講と5講で行うので1回のマスターコースで2回のカウンセリングセッションの実習があります≫カウンセリングセッションを行いました。

 その時のことがいろいろ思い出されました。

 とにかくワークをあてはめなきゃっていう思いで、話を聴いていると、そのことが邪魔になって本当の意味で話が聴けないという状態になることに気づかされたり、直観と分析の間に揺れ動く自分がいたり、表面的に出ている問題を扱うのか、あえてかなり深い問題に取り組むかという葛藤に陥ったり。。。。
 大事なことは、「相手に本当の意味で真剣に向かい合う」ということ。
 その人の本来もっている素晴らしい力にアクセスして、その人自身が自分のリソースで変化していく支援をする。

 それが大事だと、気づかされた実習です。

 学生時代や現職時代にまなんだどんなカウンセリング研修より、深い気づきと学びを得たいこのNLPカウンセリングセッションの実習。

 NLPのスキルだけではなく、さまざまな物事やスキルそのものの本質を繰り返し落とし込んでくださる山崎NLPならではのこのNLPカウンセリングセッション。

 世界を代表する天才催眠療法家 ミルトンエリクソンは、晩年は、スキルを使わずに、ペーシングだけで、クライアントを癒したり治療したといわれています。
 
 ペーシングによるラポール(信頼関係)だけで、人は癒されるなんて本当にすごいです。人は、きっと心の底から「安心できる場と人との関係」を感じることで、すごくすごくエネルギーや生きる勇気を自分の中から作り出せるのでしょう。
 
 今回のマスターコースには、養護教諭さんが二人、一般教員、管理職の方を含めると4名の小中学校勤務の方がいらっしゃいます。
 教員の方が、山崎NLPを学ばれ、人間を本質的に理解され、それをそれぞれの学校現場で生かされること・・それによってたくさんの恩恵がもたらされることを、アシスタントの立場から、祈っていきたいと思います。
 

 


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