【2013年の記事】
≪支援者の想いが相手に与える影響の大きさを体感しました≫
「私がこの子を助ける」という思いで対応すると、肩に置いた手が重く感じました。
相手も自分も信頼して対応すると、目の力、伝わる雰囲気が変わり、安心感が生まれました。
支援者の想いが相手に与える影響の大きさを体感できました。
また、人格に関わる部分を誉める。
しっかり観察する目を持ち続けていきたいです。
そして アシスタントの先生の実践を聞くことができ、またワークがうまくいかなくても大丈夫という言葉に何度も励まされました。
素敵な先生方と安心して学ぶことができました。本当に来てよかったです。
養護教諭としての自分への問いはまだ見いだせていませんが、今回学んだことを実践していきたいです。(Y先生 養護教諭)
≪何があっても大丈夫という信頼感は大きな気付きにつながった≫
アシスタントはもう何度目になるでしょうか。
私は現在、地元をはじめ、近隣各地でアシスタントとしてのステージを歩んでいます。
参加される方の多くは、何か変えたい、現状を変えたい、役立つ何かを身に付けたい
今の現状が嫌いだから、という「裏の思い」を背負って参加される方が多いようです。
そして、ワークをしたら必ず劇的な変化が起こることを期待して・・・確かに、それはドラマチックではあるのですが。
以前は、私もそうでした。
ワークをすれば変化しなければならない。何かを腑に落とさなければならない。
そのことが、かえって本音を遠ざけている。ことに気づいていませんでした。
スラスラと出てくる言葉は、実は本音を掘り出すことへの抵抗。上滑りをしている、空転状態。
コーチの切り込みに、一瞬言葉が途切れたとき・・・実は、そこからが本音への入り口です。
ある方は、本音をあぶりだすことへの抵抗から空転を続けました。
キレイゴトを並べた沈黙は、動くことを忘れてしまった細胞のようでした。
「問題がない」と思っていたのは、見たくないことを見ないための麻痺症状だった人。
思いも寄らない答えにぶち当たり、大粒の涙をこぼす人。
大嫌いな人とそっくりの自分の面を見てしまい、落ち込む人。
でも・・・どんな状態でも、私は受講生を信頼していました。
そして私も、私自身を信頼していました。
そして、最終日に、姫先生と一緒につくった特別ワーク 名付けて「レッツバンジー」
震えるほどの不安や恐怖を伴うけれども、ぜひ叶えたい未来に飛び込む体験ワーク。
足がすくんで躊躇するけれども、それでも飛び降りたクライアント役の彼女。
降りた後は、周りの受講生がビビるほどの反応・・・これこそ、マジでドラマチックな、現実でした。
私が私自身を信頼することと私があなたを全面的に信頼することは、二つが合わさって撚り(より)をかけて、頑丈なロープになり・・・
それは、まさに見えないバンジージャンプのロープでした。
だから、何があっても大丈夫。あなたも私も、大丈夫。そう信じることができました。スキル以上に、大切なものにまた一つ気づくことができました。
大切なことをたくさん体験した、3日間。
人間のすごさをこれでもかと見せつけられた、3日間。
受講生に、アシスタント仲間に、そして何より講師の姫先生に、ありがとうと伝えます。
また、新しいステージに立てました。
(NH先生 アドバンスコーチ アシスタントとして参加)
≪問題は相手ではなく自分でした≫
先日は新たな気づきの機会を与えていただきありがとうございました。
今回の研修について振り返ってみると、一番自分に自信がなかった瞬間は
思い込みの枠にはまりこんでしまったクライアントさんに、問題の本質を問う質問(KOKUBOクエスチョン)をした時でした。
なかなか自分の思考サイクルから抜け出せないい相手に、わたしは「コリャー手ごわいぞ」と感じ、
自分の心がぐらりと揺れて「誰か助けて~」と叫びそうになっていました。
それでも何とか冷静さを取り戻し、「事実と解釈を分けること」を提案し、
アプローチを重ねました。
すると、思った以上にすんなりと自分で気がついていかれました。
そして私自身は、「思い込みの枠にはまりこんでしまっている相手」が問題なのではなく
自分の対応がうまくできないかもと感じる相手を前にすると、
「どうしよう・・・」と気持ちが揺れる私自身が問題なんだなぁと気がつきました。
研修後も色々なことが起こり、毎日気づきの連続で、(研修の成果が、あとになってわかるものもあるので いつもとても不思議です)
少しずつ気づける自分に成長できていると感じています。
昨年、私のテーマは「ストップおばさん化現象」でしたが、
今年は「ニュートラル」を目指してがんばります。ありがとうございました。
(NK先生 アドバンスコーチ アシスタントとして参加)