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3月1日 3年生を送る会が開かれました。
生徒会が中心となって、全校挙げて、取り組んできました。
小規模校ならではの、手作りの心のこもった温かい時間でした。
花のアーチをくぐって、入場してくる3年生。
大きくなったなぁとその姿に、見入っていました。
すこし緊張し、入場してくる彼らは、かわいくもあり、たのもしくもあり、なんともいえない気持ちになりました。
娘の卒業式と重なって、彼らの卒業式に参加できない私にとって、この行事が、ある意味、卒業という行事でもありました。
1年生のメッセージは、3年生が2年前に先輩達に送った"光のメッセージ”です。
当時、学年スタッフの一人であったM先生(現 1年生主任)が、彼らに指導したものです。これを、3年生のために一年生がメッセージとして頑張ってくれました。
1年生の時に、何度も何度も練習したあの"光のメッセージ"を、送られる側となって見ることができたのは、彼らにとってなんて幸せなことでしょう。
そして、2年生のメッセージ。
スケッチブックを重ねた大文字で、3年生にメッセージを伝えました。
2年生の学年カラー 元気そのもので、すがすがしさを感じました。
教師軍団のメッセージは、明るい学年主任のキャラが炸裂。
"風になりたい"の曲を、3年生の先生が歌い、他の職員は、いろいろな楽器を奏でました(というより音を出していただけですが・・・)
最後の3年生の合唱、そして全校合唱は、心に響きました。
合唱する3年生の姿に、この3年間の彼らとの泣き笑い、たくさんの思い出が、私の脳裏に浮かんでは消え、浮かんでは消え・・・。
1年生、2年生と彼らとは、学年のスタッフの一人として、楽しい時間を過ごしてきました。子どもっぽくて、やんちゃで 素直で 宇宙人みたいに楽しい発想で・・・3年生になってからは、彼らなりの不安や喜びやたくさんの出来事を、学年スタッフではなく、養護教諭としてみてきました。
ひとりひとりの歌う姿に、自然に涙があふれてしまいました。
小規模の学校で、決して合唱もうまくない。
それでも、私の心には、いろいろなものが届きました。
あらためて、私は、3年生の生徒達が大すきなんだなぁと思いました。
娘が、
お母さん、私の卒業式に出ると、自分の学校の生徒の姿見れないね。それ、ちょっとさびしいね。
といってくれました。
私が、いつもこの3年生の生徒達の話をするので、私の思いを知っていたのでしょう。自分と同じ中学3年生ということで、親近感もあったのでしょう。
今日、3年生の生徒の一人に
"送る会でのみんなの歌、とってもよかったよ。涙出ちゃった。姫にとっては、あれが卒業式くらいの意味があったから"と話したら
"ほんと?嬉しい"といってくれました。
卒業に際して、いろいろな思いを持っている彼ら。
卒業まで、あと5日。
今日は、3年生が自分たちの教室を掃除し、ワックスをかけていました。
彼らがいなくなるのは、とてもさびしいです。
新たな世界に向かおうとしている彼らを、最後までしっかりとうけとめてあげたいな・・・。
ダイスキだよ。みんな!
教師って、ほんとに大変ですが、可能性を持つ子ども達と関わることは素敵なことだと感じています。