姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

二人の間にテーブルを置く~子どもへのアドバイスで考えたいこと~

2021年09月17日 | 保健室コーチング

(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。


今日のテーマは
「二人の間にテーブルを置く~子どもへのアドバイスで考えたいこと~です。

自分がほしくないものを
無理やり手ににぎらされたらどうしますか?

ちょっと嫌ですよね。

小さい頃、おばちゃんたちがこれ、持っていきなよ!
いや、いやいいですよ~と相手が言っているのに

強引に持たせるという
やりとりの場面を見たことがあります。

受け取るかどうするかは
相手に決定権があるのに
強引に握らせる。


こどもながらにこれって、なんなん?
と感じながら見ていました。


しかし、「モノ」でなくても
子どもと大人の間でときどき、同じようなことが
起きることがあります。

子どもに対しても
大人が一方的に「こうしなさい」と
「これがいいよ」と押し付ける

相手がそれを受け取りたいかどうかを
確認することもなく
一方的なアドバイスや指示をしてしまう場面

まさに、構造は同じではないかと思います。


とはいうものの、状況によっては、
大人のアドバイスが必要な時もあります。



そこで、こんなイメージをしてみてください。

子どもと自分の間にテーブルが置いてある。

自分は相手に上げたいと思っている
プレゼント(アドバイス)を持っています。

それをいきなり
子どもの手に持たせようとするのではなく
そっと、テーブルに置く。

それを受け取るか、受け取らないかは
相手次第です。
その意志をちゃんと尊重してあげる。

自分で選ぶことができるというのは
相手への尊重です。


あるいは、複数のアイディアが書かれた
メニューを二人の間のテーブルに置く
というイメージでも良いかもしれません。

「このメニューの中のこれにしなさい」ではなく、
自分の提案を、見せて子どもに選択してもらう。

メニューを提示された子どもは拒否もできるし、
そのメニューをもとに
自分で工夫するかもしれません。


子どもが納得するメニューになければ、
子ども自身が新しいメニューを考える伴走をする。

大人の役目とは、相手の力も信じて
子どもが自分で選択するチャンス、
自分で考えるチャンスを
テーブルの上に置くことではないかと思うのです。

それでは今日も
ステキな1日を!

 

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