姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

パラ水泳のタッパーと選手の信頼関係

2021年09月19日 | 波動脳科学/主体的人生のリテラシー

(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。


今日のテーマは
「パラ水泳のタッパーと選手の信頼関係」です。


パラリンピック水泳で、富田宇宙さんが、
男子400メートル自由形で
銀メダルを獲得しました。

このニュースを見ていて
初めて「タッパー」という仕事を知りました。

タッパーとは、長い棒の先についたボールを、
競泳中の選手に優しく当てて、
「もうすぐ壁があるよ」と教える仕事をいいます。
(この棒自体もタッパーというようです)

この合図のおかげで、
視覚障害の選手も
安心して全力で泳ぐことができます。

ターンのタイミングやゴールを
知ることができるのですね。

選手によって、
「どれくらい手前で」
「どんな風に」
タッピングするかも違うとのことで

これを支えるのは
信頼関係に他なりません。

タッパーの第一人者   寺西真人さんは、
もともと、盲学校の先生だったそうです。
盲目のスイマー河合純一さんを育てた方。

盲学校の教員時代から
「泳ぎたい」という子どもに水泳を教え

こんなに一生懸命に
素直に取り組む子がいるのだと感動したそうです。

その寺西さんは
タッパーとスイマーの信頼関係において
こんなお話をされていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ウソをつかない
気取らない
深く突っ込みすぎない。

1人の選手でも
中学生の時は中学生なりの、

高校生になれば高校生なりの
大学生になれば大学生なりの
社会人になれば社会人なりの
接し方をする。

相談されない限り
自分からツッコまない。

適度な距離感が信頼感の秘訣
かもしれない。

・・・・・・・・・・・・・

どんな場面でも通用する
大切なことだなぁと
感じました。

支える立場、
育ちを見守る立場は

してあげるのではなく
伴走すること

あらためて
そんなことを思いました。


それでは今日も
ステキな1日を!



 

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