メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2020年1月14日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
生きづらさ妖怪攻略ブックの年間購読予約が
２００を超えました。
それとともに、全国の保健室コーチングコース修了生から
たくさんの実践報告が届いています。
今回は、その一つをご紹介します。
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愛知県養護教諭 I先生の実践報告
身体測定後に、"生きづらさ妖怪たち"のお話をしました。
小1〜6＋支援学級で、妖怪は各学級の実態に合わせて厳選しました。
感動したことを4つお話させてください。
感動１． 共通言語って、便利…！
これまで、保健室での1対1で気持ちを切り替えて教室に戻しても、
担任や周りの児童の関わりで再び戻ってきて…
ということが多々ありました。
しかし、今回実施してみたことで、
担任の先生が「この妖怪、うちの子のあるあるですね(笑)」
という気付きをされたり、
「３年生では休み時間のラグビーで喧嘩になった後、
妖怪がとりついていることに気が付いて
保健で習ったことを実践していた。
その後、大人が間に入らなくとも、
自分たちで話し合って仲直りをしていた。
感動した。」
という教室での事例を教えてくださったりなどの
反響がありました！
プレッシャーの方が大きかった全体指導ですが、
手に入れられるメリットを実感…！面白いです！
感動２．授業後もペープサートで遊んでいます！
何気なく保健室に置きっぱなしだった
割り箸付き妖怪ペープサートですが、
小学生にヒットしています。
休み時間には
「私の中にはこれとこれがいて〜」
と友達と話しながら
妖怪たちともお話をしている様子があって、
これは良い！と。
そのうち取り外し可能な遊べる掲示コーナーで
置いておこうと考えています。
感動３． 特別支援の子どもに効果絶大！自分で気持ちを切り替えることができた！
1日に2〜3回、癇癪を起こす小2男児。
授業中には
「僕には、スネスネスネークとシズンデレラがいます」
と言っていたため、
それらの妖怪との対処法を重点的に練習しました。
後に担任から聞いた話では、
その後癇癪を起こしたときには、
天井を見る、深呼吸、スキップなどをしながら、
いつもより短い時間で
自分で気持ちを切り替えることができたそうです。
また、些細なことでも
怒りのコントロールができないことが多い小4男児。
授業のプリントでは
「ぼくはなんでよく怒るのかなと思ってたけど
妖怪のせいだとわかった。
怒ったら妖怪のせいだと気付いて、リセットと言ってみる」
とのこと。凄い…！
感動４．私の想い、届いた…！
今回の話をするにあたって、
保健だよりの講座でいただいたワークシートを使いました。
願いを明確に、
ターゲットの分析と、望む変化をイメージして。
学級によって紹介する妖怪や、事例も変えました。
授業後の振り返りプリントでは、あぁ… 届いた、と。
『気付いたら、できる。私の人生は私がつくる。』というメッセージが！
本気で信じて伝えたいメッセージは、
伝えたい人に届くんだなぁと、
手足がじんわりして温かくなります。
そんなこんなで、私、なんだかできる！
っていうパワーが湧いてきています。
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I先生、ありがとうございます。
主体的に生きるチカラ、レジリエンス（心の回復力）を高めるために
「メタ認知」が大切であるといわれています。
※メタ認知とは
メタ認知とは「自分の認知活動を客観的にとらえること」です。
自分自身を客観的に見ることに加えて、自分自身をコントロールでき、
冷静な判断や行動ができる能力までを含めて、メタ認知能力と呼ばれています。
生きづらさ妖怪を通して
子どもたちが、自分を客観視できるようになったという報告を
全国からいただいてます。
ぜひ、多くの子どもたちに伝えてほしい概念です。
大切なのは
妖怪を消そうとすることではなく
自分のパターンを知り、上手に付き合うこと。
どうしても大人は
マイナスのものをなくそうなくそうとします。
マイナスをなくせば、プラスのものだけになれば
うまくいくと考えてしまいます。
しかし、
それをしても、決して自己肯定感は
向上しないことも
ぜひ知っていただきたいというのも
この妖怪ブックのもう一つの狙いです。
生きづらさ妖怪攻略ブックは、全6巻。
２~３か月のペースで、制作し
発売しています。
現在、第2巻まで発売中！
第3巻は、1月下旬に発売します。
年間予約をしていただくと、発売されるごとにお手元に郵送致します。
https://heart-muscle.com/post-18679/
1つずつ購入されたい方 ↓ ↓
第1巻 → https://heart-muscle.com/post-18679/
第2巻 → https://heart-muscle.com/post-19041/
