姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

14才の母

2006年11月29日 | Weblog

【2006年の記事】


 あまり、ドラマは見ないのですが、たまたま娘が「14歳の母」を見ていました。

 その中で、妊娠させてしまった少年が、自分の母親と言い争う場面がありました。

 

 母「ママは、あなたを一番の幸せしてあげるのよ」

 息子「一番でなくていい。だれに認められなくてもいい。自分が納得できる生き方がしたいんだ」



 これを見ていた中3の娘が「ナンバーワン じゃなくて オンリーワンっつうことだわな」

 そうそう。そうなんだ。

 そして、私は親としてこう思った。


 親の務めは、わが子を幸せに 「してあげる」ことではなく、 


「幸せになる方法を教える」


 「幸せになる力を引き出しすこと」



してあげる で育てられたら、 してもらう、してくれない を学んでしまうような気がする。それは、人生の責任を学ばずに育つことではないか。


 「人間は、生まれた時から、すでに完全である」 というコーチングの基本前提があります。


 「未熟だから、不足しているから」外から与えるのではなく、


 「まだひきだしていないものを、あなたの中から 引き出して行く」



 どのポジションから、大人が関わって行くかで、子ども達の育ちは、自己肯定感はちがってくるような気がします。

 14歳の母 なんてセンセーショナルなタイトルで、


「性教育うんぬん」と、騒がれた東京都の事件を思い出しますが、

 青少年を取り巻く性の問題の現状をよくしりもしないで、


 「性」というだけで、勝手な思い込みで反対した人たちは、こどもたちのために何をしたのだろう。


 そんな世論にすぐに負けて、小学校3,4年生の二次性徴の教科書の男女の図に、服を着せてしまった文部科学省は、何を考えているのでしょう?

 あら、話がどんどんずれちゃった~。 

 


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3 コメント

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辛口コメントがおもしろい♪ (あきやん)
2006-11-30 01:06:25
性差はありますが、それは、それぞれの性を越えた生き方が今問われているように思います。
そこにいい悪いはないように思います。それぞれに与えられた性を、楽しく生きることだけが大切なような気がします♪
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うん、うん、その通り! (えりこ)
2006-12-01 10:38:05
そう、その通りよね。

私も親として一通りいろんなことをやってきたけど、
大切なのは子供に個人としてどう接していくか
ということでしょうね。

今スリーインワンのコンサルタントとしてもそれを
痛感しています。

スリーインワンの本当の目的は

「その人が本来知っている本質的な生き方を
思い出させてあげる」

ことだから、それはちょうど親のような立場
かも知れないね。

それと相手を幸せにしたいならまずは
自分が一番幸せでなくてはならない。

幸せな親に育てられた子供は自然と幸せを
知る人になるでしょうね。
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大家のお二人にコメントしていただいて・・・。 ()
2006-12-01 19:03:31
 あきやん先生。えりこさん。
 
 スリーインワンの大家のお二人からコメントいただけるなんて、幸せです。

 世の中、いろいろな手法もあり、考え方もありますが、深いところでは、すべてのものがつながっているのだと思っています。

 ありがとうございます。
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