【2006年の記事】
あまり、ドラマは見ないのですが、たまたま娘が「14歳の母」を見ていました。
その中で、妊娠させてしまった少年が、自分の母親と言い争う場面がありました。
母「ママは、あなたを一番の幸せしてあげるのよ」
息子「一番でなくていい。だれに認められなくてもいい。自分が納得できる生き方がしたいんだ」
これを見ていた中3の娘が「ナンバーワン じゃなくて オンリーワンっつうことだわな」
そうそう。そうなんだ。
そして、私は親としてこう思った。
親の務めは、わが子を幸せに 「してあげる」ことではなく、
「幸せになる方法を教える」
「幸せになる力を引き出しすこと」
してあげる で育てられたら、 してもらう、してくれない を学んでしまうような気がする。それは、人生の責任を学ばずに育つことではないか。
「人間は、生まれた時から、すでに完全である」 というコーチングの基本前提があります。
「未熟だから、不足しているから」外から与えるのではなく、
「まだひきだしていないものを、あなたの中から 引き出して行く」
どのポジションから、大人が関わって行くかで、子ども達の育ちは、自己肯定感はちがってくるような気がします。
14歳の母 なんてセンセーショナルなタイトルで、
「性教育うんぬん」と、騒がれた東京都の事件を思い出しますが、
青少年を取り巻く性の問題の現状をよくしりもしないで、
「性」というだけで、勝手な思い込みで反対した人たちは、こどもたちのために何をしたのだろう。
そんな世論にすぐに負けて、小学校3,4年生の二次性徴の教科書の男女の図に、服を着せてしまった文部科学省は、何を考えているのでしょう?
あら、話がどんどんずれちゃった~。
そこにいい悪いはないように思います。それぞれに与えられた性を、楽しく生きることだけが大切なような気がします♪
私も親として一通りいろんなことをやってきたけど、
大切なのは子供に個人としてどう接していくか
ということでしょうね。
今スリーインワンのコンサルタントとしてもそれを
痛感しています。
スリーインワンの本当の目的は
「その人が本来知っている本質的な生き方を
思い出させてあげる」
ことだから、それはちょうど親のような立場
かも知れないね。
それと相手を幸せにしたいならまずは
自分が一番幸せでなくてはならない。
幸せな親に育てられた子供は自然と幸せを
知る人になるでしょうね。
スリーインワンの大家のお二人からコメントいただけるなんて、幸せです。
世の中、いろいろな手法もあり、考え方もありますが、深いところでは、すべてのものがつながっているのだと思っています。
ありがとうございます。