(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
桑原朱美です。
今日のテーマは
「嫌いな自分を全部なくすと力が出ない!~自己受容の必要性を実感するワーク~」です
保健室コーチングベーシックでは、自己受容感についても学びます。
ポイントは、「自分を好きになろう!とは言わないことです。
当たり前のことですが
「どんな自分も大切な自分。どんな自分もいてもいい」
というのが、自己受容です。
巷では、『自己肯定感』という言葉が独り歩きして、
最近は、なんだかおかしいことになっています。
だから、保健室コーチングでは、「自己受容」にこだわっています。
「どんな自分もいてもいい」って、言葉でいうのは簡単。
大切なのは、それを実感できること。
保健室コーチングベーシックコースでは、
そのための独自のワークを開発し、皆さんに体験していただいています。
このワークで、受講生の皆さんは、驚愕されるのですが、
「ああ、本当にどんな自分も大切なんだ!」ということを実感されます。
そのワークを、子どもたちにもやってみた!という実践事例が届きました。
「自分のことが嫌い!」って言ったりする生徒には、
まず、あるあるレンジャーカードを使って、
『チーム自分』を作ります。
そのあとに、私と押し合いっこ。(力を確かめる)
その後、『嫌いな自分』を外して、同じことをやります。
一昨日、30代の男性の先生が生徒とトラブルってしまいました。
ものすごく落ち込んでいのたで、話のついでに、
そのワークを「やってみる??」って誘いました。
自分の気になるところを外したら、
力が出なくなる経験をして、本当に絶句してました。
しばらく動けなくて、体験を噛み締めるようにしたあと
「今までで一番響きました!」と言っていました。
そして、大事そうに、本当に大事そうに外した自分を元に戻している姿をみて
わたしはちょっと感動しました。
貴重な実践事例をシェアしてくださったK先生。
ありがとうございます!
自分の中にいるいろいろな自分。
その中には、ちょっと好きになれないなとか、
この自分が出てくるとうまくいかないんだよね
ということってありますよね。
小学校などでは、ネガティブな結果をもたらす自分の一面を
「やっつけよう」「追い出そう」なんていう指導をしてしまうことがあります。
特に2月の節分の頃になると、「心の鬼をおいだそう」などのテーマで
「よわむし鬼」「いじわる鬼」などを排除することがあります。
これ、ヤバいです。
こうした取り組みは、当たり前のように学校現場でも行われてきました。
でもね・・・・!脳科学の視点からいうと・・・
捨てる必要はないんです!
排除しなくていいんです!
追い出してしまってはアカンのです!
その自分のこと、好きになれなくても
ちゃんと居場所を作ってあげて!
ってことです。
多面体としての自分の中には
気づいている自分も気づいてない自分も存在します。
どんな場面でどんな自分が出てきているのか
それがわかると、気づきがたくさん。
うまくいかない時は、
ふさわしくない時にその自分が出てきたっていうだけのこと。
どんなやらかす自分も、意味があって存在しているんです。
だから、嫌う必要も、排除する必要も、追い出す必要も 矯正する必要もないんです。
それでは、今日も素敵な1日を!
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