(2008年の記事)
保健室で生徒たちとかかわるなかで、問題のひとつひとつよりも、とにかく、その問題を引き起こすもとになる彼らの「視点」とか「思考パターン」に着目しています。
今日も、またまたネガティブになってしまった少年が、相談にやってきました。
この生徒は、ほんとによく来ます。
不安をかき集めて、悩むのが趣味なのかしら?と思うほど・・・。
(笑) 一緒に来た仲間が「また、こいつ、ネガティブになってんだよ」・・・でも、ちゃんと心配であとからまた3人も来たんです。
彼の周りには、いつも仲間ががいます。
保健室に相談にこなくても、空き教室とか廊下の片隅で、いつも彼の悩みを聞いている仲間たちの姿を見かけます。
そう、ほんとうは、友達にめぐまれた人望のある少年なんです。
にもかかわらず、彼は、否定的な思考で不安をかき集めてしまう癖があるようです。
今日、彼に話した言葉です。
あなたに100人友達がいたとして、
そのうちの99人があなたのすばらしさや価値を認めていて
でも、たったひとりだけ あなたをけなす人がいたとしたら、
あなたの視点は、そこにいってしまって、
他の99人に目が向かない。
そして、いつまでも、自分は他の人が認めてくれない
そんな価値のない奴だと思い続ける
その間、あなたは、他の99人の大切な友達への存在に気づかず
感謝もしないで 生きていくの?
問題だとおもっていることは、何も問題じゃなっくて
あなたが、どこに視点を持っているかということだけ
その視点を変えることをしていかないと
同じような問題を
これからも繰り返すんだよ。
そんな話をしました。
保健室には、約10人の生徒。放課後の保健室は、なんだかいい感じ。
最後にタロット占い。
彼には、とてもいいカードが出ました。
私が彼らに伝えるのは、問題の解決ではなくて、彼らの将来にもずっといかせる「よりよく生きる視点や方法」だと思っています。
あと1か月半で旅立つ彼らに、すこしでも、そんなことを伝えていきたいと思っています。
その視点を変えることをしていかないと
同じような問題を
これからも繰り返すんだよ。
これこそ、まさに今後起こる問題の原因となっているものですものね。
このことに、早くから気づくことができる子どもたちがうらやましい なんて^^
大人になってもなかなか気づけないことですものね。
でもまぁ、札束くれたからヨシとするかwww http://omnc.net/ce/150