姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

教頭先生は 吉本芸人級!

2011年12月02日 | 講演・研修・講座・セミナー



 今日も名古屋市内の小学校で 家庭教育セミナーの講師をさせていただきました。

 名古屋のPTA家庭教育セミナーは 成人教育部と呼ばれるPTAのチームが中心となって企画、講師交渉、運営などを 自分たちの手で行うという 主体的な伝統があります。

 今回おじゃました守山区の成人教育部の方々は セミナーの打ち合わせのために 犬山まで足を運んでくださって、お母さんたちが抱えている悩み、その悩みの解決の方向性が見つかるように どのようにしたらよいのかということを 熱心に話し合ってくださいました。

 目的意識もすごく明確で 私も、いつもの講演を 少し違う方向から整理することができました。

 毎回 さまざまん学校から、いろいろなテーマをいただくことで 自分の中にあるものが違った視点で整理され それによって新たな気付きを発見したり・・で

 本当に楽しいです。

 今回のテーマは

 「子どもが心を開くコミュニケーション~トラブルへの効果的な対応~」ということで お話しさせていただきました。

 子どもが、友達同士でケンカをした、人間関係で悩んでいる・・・・

 その時、どう対応したら良いのか?という内容です。

 内容は大きく分けて

 ◎子どもたちの「トラブル」「問題」のとらえ方
 ◎子どもたちが、心を拓いてくれるための関わり方
 ◎失敗を学びに変えることばの使い方

  の3つ。

 これを ゲームやワークで脳の仕組み心の仕組みを理解しながら 実際にはどのように、子どもの話を聞くのか? 子どもたちが心を拓いてくれるためのラポールをどう作るか? そして、失敗(望まない結果)を「学び」に変えるために どのような言葉がけをしていくのか?を お伝えしました。

 初めは 硬い表情だった 参加者の方々ですが、

 ゲームを終わったあたりから、みなさん和やかな表情で 参加してくださいました、

 みなさん 本当に熱心で 最後までしっかりお付き合いくださいました。

 私が、講座や講演で使うゲームやワークは 実際に 自分が学校現場にいるときに 授業で使ったものが多いので シンプルで楽しんでいただきながら 理解を深めることができると思っています。

 25年間の養護教諭としての生活は 本当に 今になって生きているのかもしれません。



 さて、今回の 学校では、

 応接室に案内された時から とっても和やかで

 とても穏やかな校長先生。



 その後で お茶を持って 「ウエィター」として お茶を運んでくださった 楽しすぎる教頭先生。。。

 ほっとする応接室でした。



 教頭先生が あまりにも面白すぎて 私は椅子から転げ落ちそうでした。(また また 大げさな表現)

 なんだか どこかでお会いした気がしたので (ひょっとして学生時代の同級生?)とかおもって

 「教頭先生は 専門は。。。体育ですか?」

 「いや、土木です」(といってスコップで掘るジェスチャー)

 「教頭先生 大学はどちらでした?」

 「僕は特待生で、大学出ずに 教員になりました。」(そんな飛び級きいたことないよ)



 PTAの人が

 「桑原先生 NHKにも出られたんだそうです。」というと

 「紅白ですか?」(そんなわけないでしょう)

 極めつけは

 「先生 何年ですか?(十二支)・・・丑?ねずみ?」

 「ふんどしです」(ぶわーっはっはっはっ!!!!)



 面白すぎる~ 教頭先生~!!!

 穏やかで春のような温かさを感じる校長先生と

 まるで 吉本新喜劇の芸人さんのような楽しい教頭先生。

 きっと 先生たちも楽しいし そんな中で育つ子どもたちも 楽しいだろうなぁと思います。



 PTAの方も

 「教頭先生は 子どもたちに とっても人気があるんですよ。私たちも 楽しくPTAの活動ができるんです」って おっしゃっていました。

 でも 決して おわらいだけじゃなくて

 「先生が 講演で言われたように、本当に 世の中って鏡だと思うんですよ。特に子どもは 親のうつし鏡。だからこそ、お母さんが 幸せでいるって大事ですよね。」と おっしゃっていらっしゃいました。

 本当にそうなんです。



 子どもは 親の無意識の思いを受け取っています。



 だからこそ、お母さんが しあわせであってほしいって 心から思います。

 PTAの方が 「今日の話を聞いて なんだかほっとしました。」といってくださいました。

 日本のお母さんは まじめで 子どもが起こしたトラブルを 自分の育て方のせいだと責めてしまいがち。

 だれのせいなのかとか どこに責任があるのかばかりを 探すのではなく

 子どもたちが より豊かな人生を生きていくために

 今 何が必要なのかを 楽しく考えていけるような 

 そんな家族の関係づくりに 役立てることができたら嬉しいなと思います。
 
 みなさん 今日は本当にありがとうございました。

 


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