三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

スペイン出張 その3 食事

2005-09-28 | 海外旅行
 スペインの食事はちと違う。だいたい、日本だと朝昼軽く、夜重くといった感じだけど、彼らは夕飯でなく、お昼が非常に重い。

1.工場滞在中
 社内に食堂が無いので、お昼は近所の町のレストランまで、車でひとっ走り。昼間からコース料理で、ファーストプレート、セカンドプレート、デザート、コーヒー。老若男女、食べる食べる。日本では普段、ラーメン若しくはうどん+サラダだったので、びっくり。
 一番の驚きは、向こうではお米は野菜扱いなこと。ファーストプレートで、ライスサラダを頼んだら、いわゆるミックスベジタブルとご飯の混ぜたもの(サラダドレッシングつき)。いわば野菜混ぜご飯。当然、一皿でおなかいっぱい。

2.研究所滞在中
 お昼は社内の食堂を利用。サラダ、ファーストプレート、セカンドプレート、デザートのシステム。しかも、ワイン一杯若しくはビール一缶の選択も可(食堂においてある)。文化の違いですねえ(いい文化だ!)。

 しかしながら、毎日このように食べられたかというと、そんな甘いものではなく、試作立会い中は工場にべったりなので、ボガディーリョ(バゲットのサンドイッチ、中身は指定可能。私はいつも生ハム+チーズ。町に食事に行くメンバーが買って来てくれる)だけの日や食事なしの日もありました。重い昼飯に慣れてない自分としては、ボガディーリョ1つのみでも結構満足。しかもバゲットの外側はパリッと、中身はふんわり。美味しかった。

3.休日の食事
その1:PEIXEROT
バルセロナから南に車で走ったTarragonaという町にあるシーフードレストラン(シッチェスの近所)。研究所の相棒と彼のボスに連れて行ってもらう。
創業1918年のシーフードレストラン。店の名の意味は大きな魚とのこと。地元の人ばかりで込んでいた。おすすめは「アロスネグロ」(イカ墨のパエリャ)。イカ墨の濃厚なコクの絡んだご飯がメチャうま!当然おかわり。ほかにもいくつか頼んだけど、スペイン語でのオーダーなので名前は覚えてません。何を食べても旨かったのは確か。ご馳走様です。

その2:RESTRANT BARCELONETA (www.rte-barceloneta.com)
バルセロナ市内で港に面したレストラン。いい雰囲気のお店。その分お値段もやや高い。滞在中最後の慰労会で来たお店。お勧めは港のレストランだけあって海鮮。一番印象に残っているのは、ロブスターのブイヤベース。だし取りに使うのは贅沢な気がするけど、旨いものは旨い!おかげでワインが進みました。コース料理でいろいろ出てきたけど、酔ってたので、記憶が・・・。でもどれも旨かったのは間違いない。酒が進んだからね。

 バルセロナとその近所は僕のまた行きたい街のリスト入り!

 以上でスペイン出張はおしまい。