三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

2006年夏休み旅行 その7 サイゴンで蟹をバクバク食べまくり。

2006-08-30 | 海外旅行
 一杯やっていい気分なので、また夏休み旅行記の続き。

 最終日の夜を贅沢な夕食にする予定だったので(今回も激しくやってきた・・・。後日、アップ予定。)、それまでは庶民向けの安いお店を選択。そんなわけでサイゴン1日目の夕食は94Thuy Restaurant(トゥイ レストラン)で蟹料理。地元の食堂といった雰囲気のお店。お値段も地元民価格。有名店なのでたいていのガイドブックには載っていると思う。但し、サイゴンの中心部から離れているので、ちょっと行くのが面倒(私は当然、バイタクを選択)。その割には日本人観光客が多い。地元で働いているアメリカ系のグループもいた。

 ここのいいところは写真つきのメニュー。注文が非常に簡単。で、食べたのは以下の通り。

●空芯菜の炒め物
 シャキシャキ感が好き。薄い塩味で旨い。ちなみに自宅でもたまに作る(むちゃくちゃ簡単)。50円弱だったかなあ。ちなみにシンガポールでのお値段はこの4倍くらいだったような気がする。

●ソフトシェルクラブのタマリンド炒め
 脱皮直後の柔らかい殻の蟹をタマリンドソースで炒めたもの。甘酸っぱいお味。わかりやすく言えば酢豚の蟹バージョン。お味はまあ普通かな(可も無く、不可も無し)。お値段は200円ちょっと。

●蟹爪の塩茹で
 見ての通り。可もなく不可も無し。非常にわかりやすい味。「あー蟹を食べてるなあ」って感じ。450円ぐらい。

 ここまででビールを4本摂取。腹いっぱいなので、オーダーを止めて帰るべきなのであるが、酔っ払いにはそんなまともな思考は出来ない。

 そこで、

●蟹チャーハン
 量が多い。激しく多く感じた。こういったものは複数の人間とシェアしなくてはいけない・・・。お値段は300円ぐらい。

 サイゴン1日目の夜。非常に腹の膨れる夜であった。お後はドンコイ通りに戻ってきて、足裏マッサージに行って、更にビール。飲みながらのマッサージは格別だった。あまりの気持ちよさに寝てしまった。

 今回行った「94Thuy Restaurant」。非常に安いけど、お味の面では驚きは無かったなぁ(けっして不味いわけではないけど、予想しやすい味だった。)。まあ、お値段を考えれば優秀かな。お値段を無視すると、シンガポールの名物カニ料理「ペッパークラブ」の方が圧倒的に私にとっては旨かった。

おまけ
◎シンガポールで食べた「ペッパークラブ」
 肉厚の蟹を黒胡椒で炒めた物。ドライな辛さが良く冷えたビールに合う。またこれを食べにシンガポールに行きたいなあ。
 

赤いかとしし唐と玉葱のニンニク唐辛子炒め

2006-08-30 | 料理
 本日は徹夜実験明け。急ぎの仕事はないので、午前中に仕事を終了。帰ってから一杯やろうと、会社の帰路、七曲市場で食材探索。

 七曲市場 ©和歌山県

 ここは地元のおばちゃんのお買い物の場。非常に年齢層が高く、ここに来ると未だにお店の人からはお兄ちゃんと呼ばれてしまう。何かいいのがないかなと探していると、50cm弱の「スマガツオ」を発見。ヒラソーダマルソーダ、本カツオ等、カツオの仲間の中で一番旨い奴だ。最近はあまり釣りに行ってないので、こいつの味を忘れている。そこですかさずお買い上げ。半身で650円。

 更に物色。胴長20cm前後の赤イカが3杯で750円。これはお買い得だなあということで、こいつもお買い上げ。この赤イカ、標準和名はケンサキイカ。うろ覚えの記憶によれば、日本海側では白イカ、太平洋側では赤イカと呼ばれることが多い。甘みのある柔らかいイカでスルメイカの味とは比べ物にならない。ちなみにスルメイカもこのイカが好物のようで、船で赤イカを釣っていると、針にかかった赤イカがスルメイカの襲撃を受けることがある(食いちぎられる)。

 スマガツオは何も考えずに刺身。冷凍モノのカツオとは異なり、綺麗な赤い色の身。表面に非常に脂がのっていて旨い。

 赤イカはというと、3杯もあると刺身だけでは飽きてくるので、炒めることに。

 赤いかとしし唐と玉葱のニンニク唐辛子炒め

 オリーブオイルで刻みニンニクと唐辛子を炒めておいてから、電子レンジで軽く火を通したしし唐(爪楊枝で数箇所さしておく。爆発防止)と玉葱を放り込み、更にイカを加えて塩胡椒で味を調えておしまい。注意点は炒め過ぎ。赤イカの柔らかい食感が台無しにならないよう、ほんの軽く炒めること。そのためにも野菜は予め電子レンジで軽く火を通すのが手っ取り早くていい。
 ピリ辛でビールが美味しく感じる逸品だった。