三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

2006年夏休み旅行 その8 クチトンネルツアーでAK-47

2006-09-02 | 海外旅行
 サイゴン2日目。本日はサイゴンから60km程のところにあるク・チ (Cu Chi)のトンネルツアー。ヴェトナム戦争当時に作られた全長220kmほどのトンネル。

 こんな感じ。

 前日のメコンデルタツアーで日本語ガイドは高いということを学んだので、本日は英語のガイドのツアー。日本語ガイドだとUSD25だけど、英語だと僅かUSD10。ドンコイ通りからちょっと脇道にそれた代理店で申し込み。エアコンつきのバスでホテル送迎つき。

 現地では北ベトナム軍の歩兵のような係員が実演・説明。

 突如地面から出てきた。うまい具合にカムフラージュされている。入り口が狭いのでアジア系の人間でないと入れないだろう。希望者は入らせてもらえる。中は真っ暗。ここよりもう少し入り口の広いトンネルがあったけど、途中まで入って断念する人(特に巨漢の欧米系)が多かったなあ(何しろ狭くて暗い)。

  ちなみに係員はホーチミンサンダル(タイヤから作ったサンダル)を履いている。お土産に買うことも出来る。

  米空軍のB52戦略爆撃機の絨毯爆撃で出来たクレーター。250kg爆弾かな。1機で30tの搭載ということなので、こんなのが約100箇所できるのか・・・。恐ろしい。初飛行1952年の老機材であるものの、今も現役で、イラクにも飛んで行ったようだ。

 後はライスペーパー作りやブービートラップを見てから(柵で囲んであるので、観光客が罠にかかることは無い)、お待ちかねの射撃場へ。

  M-16やM-60が見える。欧米人にはM16が人気。そんな中、私はコレ。
  世界のテロリスト、共産ゲリラ、犯罪者御用達のAK-47。コレの使い方を覚えておけば、万が一の場合、役に立つかもしれない。ちなみに中国はコレをコピーして56式突撃銃という名前で世界にばら撒いているそうだ。

  10発でUSD13。係員がバナナ型弾装に詰めてくれる。

 初心者にはフルオート射撃は弾の無駄遣いなので、銃右側のセレクターレバーをセミオートにして、単発射撃。人生初の射撃。

1発目:どこに飛んで行ったんだ!着弾箇所がわからん。曳光弾だといいのに。
2発目:あいかわらずわからん。マトリックスのようには弾は見えない。
3~6発目:的に集中して、引き金を何度も落とす。ようやく的の上部数10cmのところに白煙があがった。
~10発目:フルオートに切り替えて連射。反動が凄いぞ。しかも弾はどこに飛んで行ったんだー?

 結論:射撃は難しい。やっぱり何事も練習が必要だ。