三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

ドイツ赴任2020_現地生活:焼き鮟鱇

2020-07-28 | ドイツ赴任_現地料理
 一人暮らしにも関わらず鮟鱇を2kg買うという暴挙を犯してしまった。そんなわけで毎日鮟鱇を堪能中。

 本日のメニューは焼き鮟鱇。

 昨日、鮟鱇汁を作るときに鮟鱇を全て捌いた。捌くには普通の万能包丁より細身のナイフの方がお勧め。また、骨を切断することを考えると、強度のある奴がいい。私が使ったのは釣り用のナイフ(ダイワ製、鱗落とし機能有り(今回はその機能は不要)、刃の厚みもそれなりにあって頑丈)。
 その捌いた鮟鱇の一部をすりおろしニンニクと出汁醤油のタレに漬けこんでおいた。

 本日は単に漬け込んだ鮟鱇を焼くだけ。

 とりあえず先日の焼きガキの結果を参考にオーブンを210℃に予熱後、10分焼いてみる。仕上がり音を耳にして様子を見に行くと、見た目がまだ生っぽい。このオーブンは終わりにOKを押すと、自動的に仕上げモード?に移行して、250℃に昇温しつつ5分焼いて終わるという機能が有るので、そのままOKを押して何時でも途中で介入できるよう待機。見た目的に最後まで焼いても大丈夫そうだったので、規定の5分後のアラームで取り出し。
 見た目OK!大丈夫そうだ。ここで残り物と一緒に夕飯。

本日の夕飯
✔ムール貝のワイン蒸し(残り物:これも2kgかってきて後悔中。)
✔イワシみたいな奴の薫製をレンジでチンしたもの
 シシャモやイワシの丸干しみたいな味わい。焼かなくてもレンジで1-2分でいい感じ。
✔トマトとチーズ
✔本日のメイン:焼き鮟鱇

 人生初めての焼き鮟鱇。

 身がプリッとしていい感じ。白身縛りで比較すると、トラフグに比べると旨味が少ないが、タラに比べると食感と旨味が段違い。ニンニク風味がフグに劣る味わいをイイ感じにサポート。砂糖を入れてコクを深めても良かったかも。もちろん、このままでも十分美味しい。きっとこの味付けで唐揚げにしても良さそうだ。
 特に美味しいのが骨の周り。ナイフとフォークでは食べにくい。見た目は良くないがお箸で挟んで齧るのがラクチン。初日のソテーよりもこっちの方が好き。
 明日は残りの漬け込み鮟鱇に片栗粉をつけて、薄く油を敷いてソテーしてみようかな(唐揚げの簡易バージョン)。