帰る前日だというのに私はトンイツに興じていた。
彼女から軍資金として100ペソを貰い、今日案内してくれた従兄弟と息子の3人でジャラ銭を奪い合っていた。
ほぼ一人勝ちの状態になった頃、晩ご飯のマックが運ばれてきた。
ふたを開けるとまたチキンとご飯である。
前にも言ったがその組み合わせは私にはムリである・・・
「KFCと違ってマックのチキンは美味しいよ」と彼女。
「そういう問題じゃない!」怒る私。
ふと気がつくと従兄弟もチキンに手をつけていない。
「見ろ!彼だって食べないじゃないか!」
「違うよ。彼は奥さんがバーレーンに出稼ぎに行っていて今子供2人と暮らしている。
家に持って帰って子供と一緒に食べたいんだって」
「そうなんだ・・私の分も持ってってもらって・・あと勝った金も全部・・」
彼女から軍資金として100ペソを貰い、今日案内してくれた従兄弟と息子の3人でジャラ銭を奪い合っていた。
ほぼ一人勝ちの状態になった頃、晩ご飯のマックが運ばれてきた。
ふたを開けるとまたチキンとご飯である。
前にも言ったがその組み合わせは私にはムリである・・・
「KFCと違ってマックのチキンは美味しいよ」と彼女。
「そういう問題じゃない!」怒る私。
ふと気がつくと従兄弟もチキンに手をつけていない。
「見ろ!彼だって食べないじゃないか!」
「違うよ。彼は奥さんがバーレーンに出稼ぎに行っていて今子供2人と暮らしている。
家に持って帰って子供と一緒に食べたいんだって」
「そうなんだ・・私の分も持ってってもらって・・あと勝った金も全部・・」