「ハニーお願い!」
キューティーハニーじゃあるまいし・・とは思いつつもなんだか久しぶりの「オニガイ」である。
麻雀でオーラスハネつもトップをドベドベでごせんえん吐き出して終わったあたりが行く末を暗示していた。
兎にも角にもいそうろう君を途中の駅に捨てて家と反対方向にハンドルを切った。
「一体いくら使わせらせるのだろう?」私は少しゾクゾクしていた。
そうは言っても時間が遅いし、もし3万円とか言われたらボトルでも入れるしかない。
そうなれば怒りくるって即座に席を立つつもりだった。
要はそういう時間のないところでの達っ引きみたいなものをしたかったのだ。
ところがである・・
「あと5000円売上が足りなくて・・悪いからあきらめようと思ったけどアテが電話しなさいって言うから・・ごめんなさい」
「・・ごせんえん・・ですか・・たった・・」
(君はたった5000円がどうにもならないのですか?そして私はごせんえん位の男ということですか?)
キューティーハニーじゃあるまいし・・とは思いつつもなんだか久しぶりの「オニガイ」である。
麻雀でオーラスハネつもトップをドベドベでごせんえん吐き出して終わったあたりが行く末を暗示していた。
兎にも角にもいそうろう君を途中の駅に捨てて家と反対方向にハンドルを切った。
「一体いくら使わせらせるのだろう?」私は少しゾクゾクしていた。
そうは言っても時間が遅いし、もし3万円とか言われたらボトルでも入れるしかない。
そうなれば怒りくるって即座に席を立つつもりだった。
要はそういう時間のないところでの達っ引きみたいなものをしたかったのだ。
ところがである・・
「あと5000円売上が足りなくて・・悪いからあきらめようと思ったけどアテが電話しなさいって言うから・・ごめんなさい」
「・・ごせんえん・・ですか・・たった・・」
(君はたった5000円がどうにもならないのですか?そして私はごせんえん位の男ということですか?)