タガログな日々2

フィリピンパブから続く道を求めて放浪中・・
昨日はマニラ、今日は北京、明日は・・

磯の香

2008-04-08 09:32:00 | フィリピン
昨日は麻雀のついでに池袋に立ち寄ってくれた友人と食事することになったので、
この界隈では有名な「幸ちゃん寿司」に行ってきた。
http://g-fish.hp.infoseek.co.jp/ida.htm
聞けば、そこは今は亡き友人の父親がよく訪れ、そして彼も連れてきてもらったことがあるという思い出の店であった。

思い出と言えば、私も去年フィリピーナを連れてこのカウンターによく座ったっけ。
「ウニ」「トロ」好きで金のかかるヤツだったなぁ・・

そんなことを思い出しながらウニをほおばると磯の香りがして目の前に海が広がるようだった。
それはもちろんバタンガスでもなければセブでもない。
最近訪れてないけどもっと寒い海の話である・・

KY

2008-04-07 17:52:36 | フィリピン
KYは「空気を読めない」だが、私は「空気を読まない」男として知られている。
KYであることに変わりはないけれどちょっと意味が違う。
私の言動は「寒い」を通り越して、その場を「凍り」つけるらしい。

私の友人に空気は多少読めても、人(女)の気持ちをほとんど読めない男がいる。

昨日も昨日で、スパークリングワインを2本も出した。
本人も約1本焼酎をやっつけているから、そこは単なる酔っぱらいの席であった。

そうなると日本だろうがフィリピンだろうが無礼講=「かまうかや!」なわけだ。

私はしらふだったから、酔っぱらった彼女に優しく
「僕がかいほうしてあげよう」とコキやがったのを聞き逃さなかった。
そして彼女がこちらを向いてタガログ語で「(空気読めよ!)ヨタとばしてんじゃねぇ!」と吐き捨てたことも・・・

「いろいろなものを読もうよ!2万以上払ってるんだから・・・」

DV

2008-04-05 12:07:32 | フィリピン
昨日も少しふれたが「DVを受けた」と言うフィリピーナは多い。

フィリピーナと付き合う男のレベルが低い→レベルが低いから生活が行き詰まる→
それを説明するにも言語、習慣の違いから思うようにならない→いらついて暴力

彼女たちは「我慢強い」とよく言われるが、その理由が貧乏に起因しているということを忘れてはいけない。
つまり、結婚して貧乏ではなくなったのだから「もう我慢する必要はない」のである。

元来、彼らは決して我慢強い民族ではないと思う。
我慢強い民族の集合だったらあんな国であるはずはなく、少なくとも日本や韓国程度にはなっているはずである。
だから、我々は始めにきちんと「金銭感覚」を説明をする必要がある。
なおかつ、経済的に優位な立場であり続ける必要もある。
そのために別の努力を強いられる結果となるのだが、これが口で言うほど簡単ではない。

難しい言葉を使うと「公約とその遵守」「継続的な発展」
・・なんだか政治の話みたいだ。



似て非なるもの

2008-04-04 09:39:38 | フィリピン
ふと今指名しているババエとJ42には共通点が多いことに気がついた。
貧乏→ジャパユキ→親が金持ちドラ息子と結婚→出産→浮気→ケチになる→水商売復帰→DV→別居→貧乏
2人の共通点というよりありがちなパターンなのかもしれない。


フィリピンパブで知り合うケースの場合
20%はこれまであまり女遊びの経験がない人で80%が遊び人と推測される。
結婚して幸せになる確率は前者の場合その25%、後者の場合は6.25%といったところか。
つまり合計で100人が結婚したら10人くらいは幸せになれると思われる。
何をもって幸せと定義するかは難しいが、前述のループに嵌らないことが最低条件であろう。
(因みに日本人同士の場合でも水商売経由だと確率にそれほど差がない気がする。)
最近近所で殺されたフィリピーナがいるが、殺される確率は女遊びの経験がない人を選んだ方が高い気がする。

話は戻るが2人の大きな違いは子供に男女の差である。
もし長いつきあいをするなら男の子はダメである。
明らかにバカオヤジのDNAを受け継いでいるのだから、女の子の方がまだマシというものだろう。
では何故J42と別れたのかというと、彼女の義理父の会社がつぶれて、より貧乏だったからということになるか・・
まあ義理がない分だけ彼女は自由ではあったが、彼女自身を嫌いになったわけではなかったと思う。


再会

2008-04-03 11:17:43 | フィリピン
今度彼女が勤めることになった店はずいぶんと遠い所にあった。
「ここは黄泉比良坂か?」と思われる長く暗い道を歩き、
やっとたどり着いた先にはフィリピンパブが全盛期だった頃そのままの建物があった。

「また魔界に誘われてしまったようだ・・・」

早九字を唱え、ドアを開けると大きなステージとそれを囲むように席が配置されていた。
かつては大勢のタレントがこのステージで歌や踊りに、それは賑やかだったことだろう。
・・今はステージでは亡霊がショータイムをやっている・・・
席を見れば枯れススキのようなババエが10人ほど・・
・・さながらホーンテッドマンションである。
そして席には魂を抜かれて土色の顔をした客が・・・

「ハニー!ちゃんとリングしてる?」と彼女は指をみせるが当然していない。
「ごめん。会社で禁止されてるんだ。大事に家に置いてあるよ。」口からでまかせを言う私。
「そうなの・・でももう少しの辛抱よ」
「何が辛抱で、辛抱したからどうだというんだ?」口には出せなかった。
出したらきっと、私も隣のおじさんのように魂を抜かれ土色になってしまうことだろう・・

後で迎えに来てくれた友人にその話をすると
「面白いジョークだ。でも義理がけも大変だね。」と大笑いであった。
途中でうどんを食べた時こちら側に戻って来られたことを実感した。


マニラ一人旅エピローグ

2008-04-02 16:01:04 | フィリピン
偽善の仮面を脱ぎ捨てるための儀式としてビジネスクラスにアップグレードしようと思った。
空港の職員と思われる人に尋ねると
「ボス、ワタシOKネ」
カウンターに連れて行ってくれるのかと思ったら、なんと本人が売っていた!
「イカウ、ダフ屋?!で、いくら?」
「100ドルOKネ」
安すぎるとは思ったけど、ダメ元で自分のチケットを渡した。

「ボス、コンドイツクル?ワタシニデンワスル。トモダチブラックリストダイジョーブ!イレズミミエナイ!」
「オレそういうスジの人じゃないから・・・」
電話番号と名前を書いてもらう。(教えて欲しい人はワタシまで・・)

マブハイクラスの席でゆったりとウエルカムドリンクを片手にくつろいでいた。
どうやらチェックインが終わらないマヌケな客のために離陸が遅れているようであった。
しばらくしてアナウンスが流れる。

○○○○様・・オレだぁ!!!
どうやら前の席がきちんとキャンセルされていなかったようだ。

まあいい、こんな旅の締めくくりには!

マニラ一人旅10

2008-04-02 09:33:38 | フィリピン
帰国する日「ホーリーウイーク」も終わり、街はいつもの喧噪を取り戻しつつあった。
帰りの飛行機は午後便だったのでチェックアウト後ショッピングモールに出かけた。

彼女が言うには「メモリー」を買いに行くのだそうだ。
「256MBのもう使わないメモリーなら会社にたくさんころがっているな・・」
もはや私にとってパソコンのメモリーをこの場でもらうことと大差がないことであった。
「メモリー」=「不要物」であったし、私はリングとかアクセサリーの類を身につけることも好きでなかった。

それでもこれはサマーキャンプの修了証だということでありがたく頂戴した。
・・私はこのサマーキャンプで一体何を学んだのだろうか?

空港でセンチメンタルな感情がわくことはなかった。
むしろ早くこの偽善の仮面を脱ぎ捨てたいと思ったから振り返らないで足早にゲートをくぐった。
「パアアラム!」




マニラ一人旅9

2008-04-01 09:53:47 | フィリピン
帰る前日だというのに私はトンイツに興じていた。
彼女から軍資金として100ペソを貰い、今日案内してくれた従兄弟と息子の3人でジャラ銭を奪い合っていた。
ほぼ一人勝ちの状態になった頃、晩ご飯のマックが運ばれてきた。
ふたを開けるとまたチキンとご飯である。
前にも言ったがその組み合わせは私にはムリである・・・

「KFCと違ってマックのチキンは美味しいよ」と彼女。
「そういう問題じゃない!」怒る私。
ふと気がつくと従兄弟もチキンに手をつけていない。
「見ろ!彼だって食べないじゃないか!」

「違うよ。彼は奥さんがバーレーンに出稼ぎに行っていて今子供2人と暮らしている。
家に持って帰って子供と一緒に食べたいんだって」

「そうなんだ・・私の分も持ってってもらって・・あと勝った金も全部・・」

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