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2013 12/14の拝観報告2(憧れのお茶屋 祇園「一力亭」へ)


写真は、菱岩のお弁当

地下鉄東西線を三条京阪駅で下車し、京阪電車へ。
祇園四条駅で下車してやってきたのが、花見小路の”一力亭”です。

朝日カルチャーセンターの講座”憧れのお茶屋 祇園「一力亭」へ”に参加しました。
長い読者の方はご存知だと思いますが、今回私は2回目の一力亭です。
前回はお席に”お呼ばれ”で行ったため、あまりじっくり鑑賞ませんでした。
どうしてももう1度行きたくなったので申し込みました(笑)。
アマ会では、先代、かんじろうさま、maybeさまと僕が参加しました。
今回の最大の障害は、参加費の約45,000円ですね。

11:00に集合。
内部に入るまでの段取りが少し悪く、結構待ちました。
前回は2回の広間でしたが、今回は1階。
多分前回のちょうど下のお部屋だと思います。

ちなみにWAN先代の見立てでは、廊下の屏風は塩川 文麟の一力亭を描いたもの。
前の床の間の掛け軸は、山元 春挙のもの。
後ろの床の間の掛け軸は、西村 五雲の笠と徳利
でした。

1席5名で10テーブルあったので、50名弱というか47人だったんでしょうか。
年齢層が近いためか、別々に申し込んだにも関わらず我々4人は同じテーブル。
そして同席したもう1人は、きさくな枚方のおっちゃんでした(笑)。
やはり今回の参加年齢層は高めでしたが、いつもの講座より遥かに男性が多かったそうです。

そして赤穂浪士の1人1人の名が入った半被はランダムに配られます。
僕のは倉橋伝助武幸。
後で調べると、江戸の”急進派”だったそうで。
僕らしいです(笑)。
ちなみにWAN先代は貝賀弥左衛門友信。
これが後程”キセキ”を生みます(笑)。

最初に12:00まで江戸時代の文化風俗などのお話があり、12:00から菱岩のお弁当を頂きます。
ここのお弁当は少なそうに見えて結構お腹が膨れるのと、何より”美味しい”です。
特に”煮物が最強”です!

食事の際には舞妓さん5名、芸妓さんもたくさん来られてお酌をして頂きました。
恐らく各テーブル2人ずつ付いておられたのではないでしょうか。

そして13:00頃からは、舞が披露されました。
舞妓さんはお約束の”祇園小唄”です。

舞の後は再度芸舞妓さんが来られて歓談。
14:00にはお開きになりました。

広間の奥には小さな仏間があり、そこには47士の小さなお像がお祀りされていました。
あんなのが一力亭にあるんですね。

そしてこの日のために用意された末富さんの干菓子のお土産もありました。

今回は食事が会席料理ではなくお弁当でしたので、”プチお席”といった感じでした。
でも芸舞妓さんとのお話しなどは前回と同じような感じでしたので、45,000円で一力亭でこのような経験が出来るのなら”安い”といえるでしょう。
聞いたところによると、普通のお席なら1人8万円ぐらいはするそうなので。

個人的には納得の内容で、満足致しました。

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東福寺22 盛光院(東山南部散策22)


写真は、方丈と前庭。

盛光院(じょうこういん)は通常非公開ですが、紅葉時に呈茶をされている年もあります。

アクセス
京阪電車の出口を出て右折し、約120m直進します。
交番のある左手の門をくぐります。
やがて道は右クランクになりますが、この突き当りの左手に盛光院(じょうこういん)があります。

細い道を進み突き当りのテントで呈茶料500円を納めます。
右手の表門から入ります。
石畳が左手の方丈へと続き、正面には庭園への門があります。
まず方丈に入ります。
右手が庭園、左手中央に仏間があり、本尊の白衣観音坐像がお祀りされています。
最奥は書院のようになっており、全部でも10席ぐらいしかありませんでした。
書院には刀がおいてあり、住職いわく西郷隆盛の副官である中村 半次郎こと桐野利明のものだそうです。
席に座ると羊羹2切れとお抹茶が出てきます。

お茶の後に庭園を拝見します。
庭園への門までの左手は一面苔で平坦、もみじなどが少しありますが非常にシンプルです。
門から奥は方丈に沿ってL字型に池があります。
池の周囲は石で囲われており、灯籠や石橋がたくさん架かっています。
また周囲にはもみじなどが植えられています。




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