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近衛邸跡の枝垂桜 (京都御苑散策9)
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写真は近衛邸跡の枝垂桜の一部
乾御門(いぬいごもん)
乾御門を入った前の道(E)は、京都御所の北限になります。
門を入って右手に進むと、宮内庁京都事務局があります。
翌日以降の御所、離宮の参観申し込みはここでします。
Eを直進するとAと交差し、右前方角に京都御所が現れ、右折すると清所門や宜秋門があります。
しかし注目は、ここを左折した児童公園の奥にある近衛邸跡です。
ここの枝垂桜は、御苑で1番きれいです。
東側の通路沿いにある糸桜は、ひときわ早咲きです。
奥に進むと池の脇に糸桜が1本、左手に糸桜がもう1本(上写真)。
これらの糸桜もかなり早咲きで、ソメイヨシノよりも3~5日程早く満開になります。
またその糸桜の間には紅枝垂れ桜があり、こちらはソメイヨシノよりも少し遅めです。
見事の一言。
是非おすすめです。
また2022年の5月に近衞邸跡休憩所が作られ、SASAYAIORI+ 京都御苑という笹屋伊織のカフェになっています。
近衛邸跡をさらに東に進むと中山邸跡があります。
その手前左手奥に2022年5月に整備された桂宮邸跡があります。
Eをさらに直進すると、Cとの交差点で京都御所の北東の角に来ます。
ここの築地塀だけ鬼門のため角がへこんでいます。
この辺りを“猿ヶ辻”といい、築地塀の東側の軒下には鬼門を守る木彫りの猿が檻に入れられています。
今出川御門
烏丸今出川駅の出入口3を出て左折し、冷泉家を過ぎて250m歩いた右手にあります。
ここから入っても近衛邸跡に行けます。
またこの門の正面(駅からは左手)には、相国寺があります。
春と秋の長期の特別拝観で蟠龍図(天井の龍の絵)などの拝観があり、おすすめです。
後半は予約参観の部分です。
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