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日昇別荘


写真は、庭園。

日昇別荘(にっしょうべっそう)は三条通沿いにある江戸時代の豪商宅を改装した旅館です。

アクセス
三条通沿いで柳馬場通東入るなので、地下鉄東西線の烏丸御池駅と京都市役所前駅の中間ぐらいにあります。
三条通を歩き、三条柳馬場の角にあるYMCAの少し東にあります。

最初は古田織部に使えた糸割符商人の有来新兵衛の邸宅で、江戸時代に京の三大呉服商と言われた大黒屋の杉浦三郎兵衛の私邸になりました。
本館は天明期に上棟されたという棟木が残っているそうです。
戦後から現在の旅館 日昇別荘となっています。

通常は旅館としての営業のみですが、2021年5月の緊急事態宣言下にランチ営業された際に庭園を見ながら食事を出来ました。

石畳のアプローチを経て玄関から入ります。
右手にフロントがあり、さらに奥の廊下を進みます。
廊下の途中右手が広いロビーになっています。
廊下を最奥まで進むと右手と正面にそれぞれ広い宴会場の広間があり、
外には庭園があります。

食事はうどんのアレンジメニューで、温かいのが3種類、冷たいのが3種類あり、880円~1100円でした。

庭園は白砂の枯山水庭園で、池の部分には黒い石を使っています。
池の奥には植栽があり、さらに奥は露地庭園となりお茶室の松友亭(今は客室)があります。
庭園に出て右手に進むと露地庭園につながる門の残月があります。
残月を入ると露地庭園で、左手には鎌倉時代の宝篋印塔と室町時代の灯篭があります。


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