京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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2013 10/12の拝観報告3(清水寺 成就院)
写真は、門前の池ともみじ
圓通殿を出て、さらに側道を登っていきます。
千体地蔵の奥にあるのが、塔頭の成就院です。
今回は「東山区ふれあい文化財観賞会」の内の1つに、ここ成就院が入っていました。
毎年この時期の開催されるイベントで、3か所を1000円でまわれる、そして1つはレアものがあるという企画です。
昨年は泉涌寺 即成院、三十三間堂と寶樹寺(ここが非公開文化財より先行公開)でした。
1人で5名まで申し込めるので、2×5名で計10名でした。
これを電話で申し込んだ時、全員の氏名を聞かれたので慌てました。
電話をしたのが、申し込み開始日の8/19。
東京旅行の最終日、豊洲のキッザニア東京から電話したので、いきなり参加者の氏名を全員分って言われてもね(笑)。
さてここのお庭については、もういいでしょう。
本編にもありますが、年に数回特別公開されていますので。
ここで大西英玄住職が説明をしてくださいました。
まだお若そうな感じでした。
そしてこの方は昨日述べた、大西良慶和上のお孫さんらしいですね。
成就院の書院にも3つぐらい大西良慶和上の書がありました。
ゆっくりとお庭をみせて頂き、清水坂を下ります。
皆さんが行かれる本堂などはスルーなところが、アマデウス会らしいですね(笑)。
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知恩院4 大方丈、小方丈(東山中央散策28)
写真は、小方丈と前庭
重要文化財の大方丈と小方丈は通常非公開ですが、2013/10/12の京都市文化財保護財団の会員事業で内部を拝観しました。
また2014年春の非公開文化財特別公開では大方丈のみが、2014年秋、2015年春の非公開文化財特別公開では大方丈と小方丈の両方が特別公開されました。
大方丈は将軍の公務に使用するための部屋です。
襖絵は金地の豪華絢爛なもので、狩野信政や狩野尚信らのものです。
大方丈は11間構成です。
中央は仏間で阿弥陀如来像がお祀りされています。
仏間の左側は“鷺の間”。
向かって左手前は“松の間”で27畳。
手前中央は“鶴の間”で54畳もあります。
右手前は“仙水の間”または“下段の間”といい27畳。
合わせて108畳です。
さらに鷺の間の左に”柳の間”、手前の松の間の左手に”梅の間”がありますが、公開はされていません。
この“下段の間”の奥、仏間の右手は1段高い“ 中段の間”で、天井は折上格天井です。
このさらに奥、後方左手は2段高い“上段の間”で、天井は”二重”折上格天井です。
ここには武者隠しもあります。
仏間の奥、後方中央は“竹の間”です。
後方左手は“菊の間”で、ホンモノの“抜け雀”の襖絵があります。
経年変化による剥落で雀が縁を残して見えにくくなっていますが、それがちょうど抜け出て飛んで行ったようにも見えます。
大方丈の左手後方に小方丈があります。
小方丈は6間からなります。
こちらの襖絵も狩野信政や狩野尚信らのものですが、比較的私的な空間ですので地味な水墨画です。
左手前が“蘭亭の間”、中央手前が“雪中山水の間”、右手前が“雪景の間”。
右手後方が“上段の間”なので、“雪景の間”より1段高いです。
中央後方は“羅漢の間”、左手後方は“花泉の間”です。
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2013 10/12の拝観報告2(清水寺 圓通殿)
写真は、圓通殿
知恩院は12:30に終了。
そして昼食です。
しかし7名がこのエリアで昼食は大変だということで、持参のおにぎりなどを円山公園で頂きました。
この辺りは”アマ会っぽい”ですね(笑)。
そして徒歩で、ねねの道→二年坂→三年坂→清水坂と進みます。
しかし清水坂は、やっぱり人が多いですね。
閉口します。
やがて楼門前へ。
ここで左手に進みます。
左手奥にある圓通殿で開催されている「古と優艶の書画展」に参りました。
無料です。
特別展示には、月照上人の書、大西良慶和上の書に加えて、幕末の三筆(貫名海屋、市河米安庵、巻菱湖)の書などが展示されていました。
大西良慶和上は、1875年生~1983年没と107歳まで生きられた長寿の貫主さんです。
清水寺の地位!?をここまで引き上げた功労者のようです。
ここで知恩院に参加されていなかった、かんじろうさま、super-meteorさま、ルーキーさまとも合流して10名が揃いました。
実質的には”10名の待ち合わせ”の要素が強かった!?ような気もしますが(笑)、皆さんそれぞれに書を楽しまれていたようでした。
そしてこの後10名で、本日2つ目のイベントへと向かいました。
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知恩院3 友禅苑、方丈庭園、真葛庵(東山中央散策27)
写真は、友禅苑
友禅苑
友禅苑は友禅染の始祖、宮崎友禅ゆかりの庭園です。
拝観料は300円ですが後述の方丈庭園が400円で、この2つをセットで行くと500円です。
入った正面に池があり、池の中央には高村光雲作の観音像があります。
ここから左手はお茶室のある池泉式庭園があり、右手に進むと大きな枯山水庭園の”鹿野苑”が拡がります。
まずは鹿野苑へ。
庭園のやや右側に散策路があり、左手には白砂と石組みで池が表現されており、周囲には松やソテツも使われています。
また散策路の右手には見事な桜があり、春はきれいです。
散策路を戻り、池泉式庭園へ。
左手に進むと少し小高くなっており、”染糸の滝”から小川が流れ下って最初の池に流れ込みます。
こちらには華麓庵、白寿庵の2つのお茶室があります。
周辺は苔のきれいな露地庭園で、散策も出来ます。
2017年秋の夜間ライトアップの際は、華麓庵にて600円で呈茶がありました。
苑路を経て、玄関から上がります。
廊下を左に進むと4畳の水屋があり、その奥が8畳のお茶室でした。
2018年秋に白寿庵で茶室の勉強会があり、その際に内部を拝見しました。
茶室左手に10畳の広間があり、奥の廊下をL字に進み手前に戻ってくると4畳の水屋があります。
そして広間の茶室の右手、奥の水屋から連続して4畳半の小間があります。
方丈庭園
御影堂の工事に伴い長らく拝観出来ませんでしたが、2014/3/1から拝観が再開になりました。
方丈庭園は、御影堂に向かって左手奥にあります。
集会堂を抜けて奥に進むと拝観受付があり、400円を納めます。
靴を履いて外に出ます。
大方丈と小方丈が雁行に連なっており、最奥には権現堂があります。
まずは大方丈の前庭です。
中央に大きな池があり、松や大きな岩が配された大名庭園のようになっています。
次に大方丈を左に折れ、小方丈の前庭です。
ここも大方丈からの池が続き、周囲は白砂と苔がきれいです。
そしてさらに進むと小方丈と権現堂の前庭で、二十五菩薩の庭と云われる枯山水です。
最奥の権現堂には徳川家康、徳川秀忠、徳川家光の三代の位牌と肖像画を祀られているそうですが、門前までです。
2015年春の非公開文化財特別公開で権現堂が公開されました。
表門から入り、石段を登ると権現堂があります。
この際は開扉された権現堂内に通常は御影堂にお祀りされている重文の家康公像が正面に、左手には同じく重文の秀忠公像が、右手には家康の母 於大の方の像がお祀りされていました。
真葛庵(まくずあん) 月釜
女坂の途中の右手に鎮守社と舞殿があり、その奥にお茶室の真葛庵があります。
毎月3日に表千家の月釜が行われます。
玄関を入り、臨時会費1000円を納めます。
左手の待合で待ちます。
1席目は8:30から始まります。
奥の6畳間を2つ繋げてますので、1席で15名ぐらいは入れます。
生菓子と干菓子が出てきて、お薄は1席約40分です。
1席約40分です。
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2013 10/12の拝観報告1(知恩院 文化財特別鑑賞)
写真は、重文の経蔵
この日は拝観日。
10:00から知恩院で京都市文化資源保護財団の”知恩院 文化財特別鑑賞”でした。
そこで9:30頃祇園に到着し、建仁寺で”ウワサの御朱印帳”を買いました!
そして知恩院へ。
建仁寺でのんびりしたせいで、珍しく結構ギリギリになってしまいました(笑)。
参加者は、WAN師匠、hytさま、ミッキーさま、serimamaさま、なおすけさま、あんとんさまと僕でした。
今回は”会員限定”で非会員の同伴は不可でしたので、「我々だけ目立って若かった」です(笑)。
2班に分けてまわりました。
流れとしては、我々の班は小方丈→大方丈→お茶の接待→宝佛殿→経堂→阿弥陀堂→御影堂修理現場→法話でした(いずれも内部に入っています)。
2011年の中京区の文化財鑑賞会で、重文の大方丈と小方丈に入れる企画があったのですが当時はスルーしました。
またすぐに機会があるだろうと思っていたら、これがなかなかなかったんですね。
その上での今回でしたので、スッキリ致しました(笑)!
経蔵の内部にも入れましたしね。
こういう機会があるから、京都市文化資源保護財団はヤメラレません(笑)!
そして御影堂の修理現場も観ました。
屋根にあんなに大きな丸太を並べているんですね。
今後御影堂の修理現場をご覧になりたい方は、第1日曜日を中心に見学会が開催されるので是非行ってみてください。
11月:11/2と11/3。予約不要・無料で、10:00~16:00。
12月:12/1。予約不要・無料ですが、12:00と14:00開催で各回先着50名。
知恩院の本編も三門以降は、一新することに致しました。
実は昨日から始まっています。
非常に満足しました。
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知恩院2 御影堂、阿弥陀堂、経堂(東山中央散策26)
写真は、国宝 御影堂
三門を越えた正面に急な階段があり、こちらが男坂、
右手にはゆるやかな坂の階段があり、こちら女坂です。
女坂の手前に友禅苑という庭園があり有料で公開されています(後述)。
さらに女坂の途中、右手には鎮守社と舞殿がありその奥にお茶室の真葛庵があります。
毎月3日に月釜が行われています。
坂を上がりきった左手の手前に阿弥陀堂が、正面左に御影堂(みえいどう)があります。
阿弥陀堂には“大谷寺”の扁額があり、中に入り阿弥陀如来坐像をお参りできます。
右手には休憩所の泰平亭があり、奥に進むと右手から宝仏殿、納骨堂と経蔵があり、経蔵のさらに左手奥に方丈庭園の入口と、勢至堂へ階段があります。
また宝仏殿の奥の階段を登って行くと、大晦日の除夜の鐘の中継でよくみるあの大きな大鐘楼があります。
大晦日は10:40ぐらいから、1分毎ぐらいに撞いていかれます。
その試し撞きが、12/27の14:00~あります。
14:00前から準備をされて、14:00頃から撞き始めます。
柵外は見物人で黒山の人だかりです。
柵内には最初多数の報道陣がいますが、14:20ぐらいになると画を押さえ終わり帰っていかれます。
柵外の見物人も、それぐらいからは帰る方も出てこられるので、14:30以降なら少し見やすくなります。
御影堂に上がった右手に、知恩院の七不思議のひとつの“忘れ傘”が天井にあります。
天井に傘が置いてあり、火災の魔除けの意味があるそうです。
御影堂の裏側に行くと大方丈へ繋がる廊下がありますが、ここから先は入れません。
しかし、ここの廊下が知恩院の七不思議のひとつの“鶯張りの廊下”です。
どう歩いてもキュッキュッと音がします。
宝仏殿は開いていないことが多いですが、開いていれば阿弥陀如来立像と四天王像にお参りできます。
納骨堂の前には橋の掛かる池があり、紅葉がきれいです。
重要文化財の経蔵は、通常は内部非公開です。
京都市文化観光資源保護財団の会員事業で内部に入りました。
正面に傳大士像があり、堂の中央には輪蔵があります。
今でも回転しますし、中には宗版一切経が納められています。
天井や壁面には迦陵頻伽や麒麟などが描かれています。
御影堂の左脇をまっすぐに進むと、黒門に出ます。
石段を降りると境内がお城のような石垣の上にあるのが分かります。
これを降り切ると神宮道に出ます。
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2013 10/8の拝観報告(こぬか薬師 薬師瑠璃光如来開扉法要)
写真は、法要時の本堂
この日は平日ですが、僕の職場は1時間単位で休みが取れるので、3時間お休みを頂きました。
そして向かったのが、こぬか薬師こと薬師院です。
10/8は薬師瑠璃光如来開扉法要で、本尊の薬師如来像が1年に1回だけご開帳されます。
法要やご開帳の時間は、既に掲載の本編に加筆したので、来年以降の参考にしてください。
14:30に到着すると、事前に聞いてはいましたが、あんとんさまとmasaさまがおられました。
法要の最中にはスーメテさまも来られました。
今回も御朱印を頂きました。
これで12薬師の3つ目。
今までのところ12薬師のものしか頂いていないです。
今週末には御朱印帳をようやく買う予定です(笑)。
最後に本堂に入って約5cmの本尊の薬師如来像にお参りをしました。
非常に小さいですが、かなり近くで見られるのでよかったです。
興味がある方は、是非来年”忘れずに”行ってください。
来年の10/8は水曜日です。
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興聖寺
写真は、仏殿
通常は“興聖寺”というと宇治の興聖寺を思い浮かべる方が多いと思いますが、あちらは曹洞宗。
上京区にも同名の寺院があり、こちらは臨済宗です。
アクセス
堀川今出川の北側に寺ノ内通があり、このさらに1本北に上御霊通があります。
この東側の角に大きな公園があります。
水火天満宮はこの公園の一角です。
堀川通を挟んでこの公園の反対側(西側)に興聖寺があります。
最寄りのバス停は9系統の天神公園前です。
以前は全くの非公開で中には一切入れませんでしたが、2017年ごろからご住職が代替わりして公開の機会が増えました。
外には城壁のような石塀と表門があります。
これを入り右正面の中門へ。
中門から奥はまっすぐに石畳の参道が続き、両側は一面もみじです。
この奥の正面に仏殿があります。
右手前には庫裏、右手奥には方丈などもあります。
仏殿
仏殿の内陣には本尊の釈迦如来像と、脇侍に愛宕山旧本地仏の勝軍地蔵菩薩像があります。
また内陣の左手には藤堂高虎の寄進という達磨大師像が、右手には弥勒菩薩像がお祀りされています。
天井には雲龍図があり、祖的筆です。
また当日はもともと水火天満宮にあったという十一面観音像が正面に置かれていました。
十一面観音は菅原道真の本地仏だからでしょう。
墓地
仏殿と方丈の間の石畳を進むと、奥に墓地があります。
墓地の右手には東屋があります。
その東屋の前の筋の突き当たりに、古田織部のお墓(雲了院)があります。
また東屋から左手に3つめのお墓の列の左側奥に、曽我簫白のお墓があります。
方丈
10月の達磨忌があり、その際などには方丈にも入れます。
11:45頃に門前を通りかかったら門が開いており、法要を終えた多くの参列者の方々が仏殿から移動されていました。
この日、仏殿の須弥壇の中央には達磨大師像がお祀りされていました。
仏殿右手の渡り廊下を進むと、方丈の右手につながります。
方丈は大きな広間で、当日はここでおそばを振る舞っておられました。
方丈の前庭は一面の苔にもみじがきれいな庭園で、さらに奥には小さな池に石橋が掛かり、川が流れ込んでいました。
方丈の廊下をまっすぐに進んだ奥の右手にも小さな中庭がありました。
こちらは「降り蹲踞」で石がすり鉢状に組まれており、底には手水鉢がありました。
2018年の達磨忌では、墓地手前の入口から庭園に入れました。
方丈庭園の奥、離れの茶室 雲了庵の奥にあたる場所に、フジバカマ園がありました。
そこにテーブルを置いて、蕎麦打ちと振る舞いがありました。
2017年11/19の上京茶会や、大学茶道部のお茶会などで使用されます。
方丈の廊下を奥へ進むと、右手に12畳の広間、左手にも苔のきれいなお庭があり、突き当りに離れの祠堂である雲了軒があります。
茶室の前庭は苔のきれいな露地庭園で、当日は紅葉もきれいでした。
2018年5/13のアニュアルギャラリーの際に、台目6畳の先にある小間の茶室 雲了庵で呈茶がありました。
内部は3畳台目で、床の間には古田織部の掛け軸がかかっていました。
水火天満宮の神幸祭
10月第1週末の土日が水火天満宮の宵宮と神幸祭です。
この日曜日に行われる神幸祭の時は、仏殿が公開されます。
まず14:00に御神輿が水火天満宮を出ます。
堀川通→寺ノ内通を東へ→不審菴→今日庵を経て、水火天満宮前へ。
そして今後は上御霊通を西へ→大宮通と経て、最後は15:20頃に興聖寺境内に入ります。
そして法要が15分程度で、御神輿は15:45に出発。
16:00ぐらいまでは、仏殿を見るのは可能なようです。
また法要が始まってしまうと外には出づらいので、14:00~15:00ぐらいが1番よさそうです。
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2013 10/6の拝観報告(興聖寺)
写真は、中門から仏殿までの参道
前日の10/5が1日拝観日でしたので、本来この日は大人しくしている予定でした。
しかしその10/5の拝観中に、あんとんさまからレアな情報を頂きました。
それがこの興聖寺です。
興聖寺といっても、この秋の非公開文化財で公開される宇治の興聖寺ではありません。
同名の上京区にある臨済宗の興聖寺です(宇治の興聖寺は曹洞宗です)。
10月第1週の日曜日は水火天満宮の神幸祭で、その際にこの興聖寺に御神輿が入ります。
その時だけいつもは堅く閉ざされた門が開くというのです。
実はこの興聖寺は、我々アマデウス会の”いつものメンバー”で以前から話題に上がっていました。
僕も内部が非常に気になっていたので、この日はここだけ参った次第です。
朝から長男はアウトドアクラブに参加するため、みんなで京都駅へ送りに行きます。
その後は次男と3人で妻のお買いものに同行。
食事もして13:45頃帰宅。
そのまま1人で興聖寺に向かいました。
詳細は今後の本編で掲載しますが、初めて内部に入れました。
僕が着いた後にmasaさまが来られました。
そして僕は14:40頃には帰ったのですが、その後にスーメテさま、京極堂さま、あんとんさまやWAN師匠も来られたようです。
しかし皆さんお好きですね(笑)。
拝観は一切お断りの寺院だと、こういうチャンスを逃さないようにするしかないですね。
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福田寺
写真は、本堂(右)と龍神堂(左)
福田寺(ふくでんじ)は久世にある寺院で個性的な龍神さんで有名です。
アクセス
最寄り駅はJRの向日町駅です。
駅を出て右に進みます。
約500m先にJRの線路の下をくぐる地下通路があります。
これをくぐりひたすら直進します。
新幹線の高架下をくぐり地下通路から約500m先で171号線の手前の右手の細い道の突き当りに福田寺の表門があります。
駐車場は境内の裏手にあります。
拝観
表門を入ると真っ直ぐに参道が続きます。
正面に本堂、右手奥には白龍弁財天社、左手には龍神堂があります。
龍神さんは毎年8/23には開帳されますが、お願いすればいつでも見せて頂けます。
今回は事前に電話で予約しています。
まずは龍神堂です。
堂内の正面には龍神像があります。
かつては雨乞いを祈願していたそうですが、何よりもその姿が非常に個性的です。
龍神の左手には摩耶夫人像があります。
右袖からお釈迦様が産まれ出ている珍しい仏像で、安産の守り仏です。
そして本堂へ。
本堂の内陣には本尊の地蔵菩薩像と釈迦如来像がお祀りされています。
脇侍は多聞天と持国天です。
また左手には開基である行基菩薩像があります。
歴代の住職には歌人の俊恵法師がおられ、歌の会である“歌林苑”をここで開催したそうです。
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2013 10/5の拝観報告9 最終(福田寺)
写真は、龍神さま
淀の妙教寺を後にして、再度桂川を渡り勝龍寺交差点まで戻ります。
そして国道171号線を京都市内方面へ。
素直に帰る・・・前に、中久世の手前で西へ入ったところにある、福田寺(ふくでんじ)が本日のラスト拝観です。
ここが”7つ目の予約拝観”です。
そもそも今回のツアーを計画したのは8月上旬。
その頃ここはノーチェックでした。
8/23の智恵光院の地蔵菩薩開帳の際に、スーメテさまが「ここに来る前に、福田寺の龍神さんの開帳に行っていました」と教えてくれました。
帰宅後に調べると、
・中久世にある
・8/23に龍神さんが開帳される
・しかしHPによると、行けば龍神さんを見せて頂けるらしい
・拝観は17:00まで
でした。
「妙教寺が16:00頃に終わるから、その帰り道で行ける!」と気付いたのです(笑)。
16:20頃に到着しました。
ご住職は非常に親切な方で、丁寧に龍神堂や本堂を案内してくださいました。
詳細は明日の本編で掲載します。
17:00に終了し、それぞれ最寄りの駅まで送ってから帰宅しました。
諸事情があり7:00に自宅を出て、17:40に帰宅するまでずっと拝観。
結構疲れました。
それと自分が組んだツアーなので、時間配分などが予定通り無事に終わるとホッとしますね。
参加された皆様が、楽しんで頂けたのならそれでいいです。
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妙教寺
写真は、本堂(右)と鐘楼(左)
妙教寺は淀古城跡といわれる地にある日蓮宗の寺院です。
アクセス
最寄り駅は京阪電車の淀駅です。
淀駅で下車し、京都競馬場と反対側に進みます。
するとすぐに6叉路の大きな納所(のうそ)の交差点に差し掛かります。
そして1番真正面にあたる右斜めに続く細い道に進みます。
約200m進むと小さな橋があり、左に道が少し折れます。
そこから約70mの右手の細道を入った突き当りに妙教寺があります。
この細道を入った右手奥にお寺の駐車場があります。
拝観
山門を入ると前庭を経て正面の奥に本堂、左手奥に庫裏、さらに左手に鐘楼と妙見堂があります。
電話で予約しておくと本堂内を案内して頂けます。
本堂の正面から中に入ります。
最初は由緒の説明です。
戦国時代から秀吉の側室淀君が住んだ淀城があったのは、現地らしいです。
しかし鶴松が亡くなった後に破却され、2代将軍秀忠の時に今より南に新しい淀城がつくられたそうです。
本堂の内陣には釈迦如来像、多宝如来と中央にある題目宝塔の三宝尊像などがお祀りされています。
そして本堂の右手の壁には目線の高さぐらいに穴が開いています。
これは鳥羽伏見の戦いの際に被弾した跡だそうです。
そしてその砲弾は内陣左手の柱を破壊し、左手の地袋にまで達したそうです。
外周は修復されていますが、内陣柱の被弾の跡も残っています(左手の地袋は修復されています)。
そして最後は御住職がやおら“その時の砲弾”を出してこられます。
大きさは20cmぐらいで、重さは3kgぐらいでしょうか。
結構ズッシリと重たいです。
御住職は非常に面白く、歓迎してくださっているのが伝わってきました。
2018年春に非公開文化財特別公開で、本堂と客殿が公開されました。
本堂左手へ廊下を進むと客殿があります。
そちちらには鳥羽・伏見の戦いの際の東軍の銃火器、淀城の古地図や淀城主稲葉家の文箱などが展示されていました。
マイナー散策の索引
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2013 10/5の拝観報告8(妙教寺)
写真は、本堂の砲弾貫通の跡
サントリー 長岡ビール工場を後にして、サントリー通を戻ります。
先程の勝龍寺の交差点を更に直進します。
桂川を渡ると、もうそこは淀です。
右手前方には京都競馬場が見えます。
そして大きな交差点、納所に差し掛かります。
・・・納所・・・のうそ、と読みます。
この納所は6叉路で、ここを左の細い道にヘアピン状に曲がります。
しばらく進んだ先に、妙教寺があります。
本日”6つ目の予約拝観”です。
15:20頃に到着です。
ここもいつかは行ってみたいと以前から思っていたのですが、
車で15:00に長岡ビール工場が終わり・・・今日しかない!
ということで今回ブッキングしました(笑)。
日蓮宗のお寺ですが、御住職は非常にwelcomeな感じでした。
ここでは御住職が最初に「何時頃まで大丈夫ですか?」と、聞いてくださいました。
非常にありがたいご配慮です(笑)。
拝観の詳細は、明日の本編で掲載します。
ここのウリは、写真のように鳥羽・伏見の戦いで本堂に飛んできた弾丸とその痕跡ですね。
被弾の跡も弾丸の軌跡に沿って残っており、さらにその弾丸そのものも見せてくださいます。
かんじろうさまがその弾丸を見て、テンションmaxになっておられましたね。
こういうのがお好きなんでしょうか(笑)。
京阪電車の淀駅から徒歩でも行けますので、是非行ってみてください。
ここには16:00までいました。
そして次がこの日の最後です。
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水火天満宮
写真は、登天石(右)と桜の咲く境内
水火天満宮(すいかてんまんぐう)は日本最初の天満宮といわれ、菅原道真公をお祀りしています。
アクセス
堀川今出川の北側に寺ノ内通があり、このさらに1本北に上御霊前通があります。
この東側の角に大きな公園があります。
水火天満宮はこの公園の北西の一角にあります。
堀川通沿いに鳥居があります。
拝観
境内は小さいです。
左手前に社務所、右手には紅枝垂れ桜が2本あり、春はきれいです。
右手奥には道真の霊が天に登ったと云われる“登天石”があります。
その登天石の左手に「是より洛中荷馬口付のもの乗るべからず」と書いてある石碑があります。
これは江戸時代に洛中に入る街道沿いにあり、洛中内では馬を降りて下さいと命じている石碑です。
そして左手奥には拝殿と本殿があり、その周囲に六玉稲荷大明神社をはじめとするたくさんの摂社があります。
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2013 10/5の拝観報告7(サントリー 長岡ビール工場)
写真は、濾過の工程
先の大念寺で山崎 第1弾は終了。
残りの山崎は、今後の第2弾で参ります。
その第2弾は、大山崎山荘+聴竹居〈大山崎のモダンライフ探訪ツアー〉です。
アサヒビール大山崎山荘美術館(庭園内非公開施設含む)と聴竹居がセットですので、ちょうど今回抜けている部分です。
それに山荘美術館の庭園内非公開施設も入っていますしね。
詳細はコチラへ。
見つけた時点でアマデウス会では告知をして、希望者の申し込みを済ませました(笑)。
しかし先日再度みてみたら、既に締め切られていましたね。
情報公開が遅くなって、スイマセン。
さて国道171号線に出て北上し、勝龍寺の交差点で左折。
サントリー通を西へと進みます。
もう道の名前でバレバレですが、到着したのは”サントリー 長岡ビール工場”です。
本日”5つ目の予約”です。
集合が14:00で、到着したのが13:56。
ギリギリセーフでした。
今回のようなプランは、各々の移動にどれぐらいかかるかを熟知していないとキッチリ組めないです。
それに8名での移動ともなると、僕個人での移動より少なくとも1.5倍は時間が必要です。
そういう意味では僕は1回来ているところばかりでしたので、時間配分は完璧です(笑)。
ここも山崎蒸留所同様、「行ってよかった無料観光スポット 2013」の”第19位”でした。
しかしこの順位もアノ”桂離宮”が第15位ですので、僕から見れば「いかがなものか」という感じです(笑)。
見学の詳細は、掲載済みの本編で。
無料で1時間案内して頂き、さらに最後に試飲もあるので(ドライバーはソフトドリンクね!)、満足度は高いでしょうね。
それに小学生ぐらいの子供でもいないと、なかなか予約してまで工場見学には行かないのではないでしょうか。
そういう意味でも普段の拝観とは違った面白さがあったと思いました。
15:00には終了し、車で次の場所へと向かいます。
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